宰郷山(読図講習会)

2019年09月08日(日) [日帰り]

• GPS: 03:52
• 距離: 4.8km
• 登り: 278m
• 下り: 281m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:21
• 休憩: 0:31
• 合計: 3:52

8:54 スタート地点
11:06 11:37 宰郷山
12:47 ゴール地点

天候

曇りのち晴れ、蒸し暑い！

アクセス

利用交通機関：

自家用車

市営テニスコート駐車場を利用

コース状況／危険箇所等

踏み跡がありました(というか、ほぼ登山道)

熊が居ます！人数で行くか、それ相応の対策を。

写真

出発前に、試しに工事現場でよく行われているKY活動をしてみました。

「今日の一番の危険は？」
「自分たちで入山ポイントを決め、ルートを作成しただけに、道迷い！」
「防ぐためには要所要所で地図を確認しましょう」

「ところで、今どこにいるか、分かるかな？」

地図上の情報と景色を、じっきり見比べてみる。植生、建物、道路、用水路、付近の老人ホーム…国土地理院地図の情報って、結構正確です。

9/8 9:37

地図の林道終点から、尾根に向かう予定ですが…終点はこの藪の向こうみたいです。

9/8 9:41

藪をくぐると、意外にも開けていました。随分使っていない林道みたいですが。

9/8 9:43

この斜面を登って尾根に向かえばいいのかな…。

9/8 9:36

整備されている林道部分まで引き返して、地図にあるもう一つの折り返した道の方も皆んなで少し歩いてみる。

こちらからの方が果樹園の周りを巡って楽に尾根に取り付けそう。こちらを行くことにしました。

9/8 10:00

尾根が針葉樹林(植林)と広葉樹林の境界になっていて、歩きやすい。針葉樹林は下草も少ない。
あまり草もないので、時々は誰かが歩いているっぽい感じです。

地図で見るよりも思ったより急登→なだらか→急登で、電波塔のあるピークへ。

あれ？電波塔が見当たりません。地面には掘り起こした跡が…。
地図上の目標物がなくなっている…なんてこともあるんだなぁ。

電波塔跡で、山頂目指してコンパスをあてたり、どんな道になるのか地図とにらめっこしたり。

9/8 11:05

電波塔跡から30mほど降って、また30mほど登って山頂へ。鞍部は痩せ尾根になっていました。

9/8 11:05

点名: 宰郷山 三等三角点
標高:367.96m
コード:TR35941401401

イチヤクソウの立派な実が寄り添っていました。

山頂の向こうに少し歩くと、斜面が伐採されて開けていました。木陰から出ると暑い！

9/8 12:29

復路は「冬に大欠山まで歩いてみたいね」なんて言いながら同じ道を辿りました。
小さな里山ながら、秋は紅葉を眺めながら起伏のある道を歩くのも楽しいかも。

撮影機器：

iPhone XS 64GB SIMフリー Apple

感想

pomchan4

登山の基本を勉強しよう！ということで、所属会で企画した講習会に、へっぽこスタッフとして行ってきました。
前もって、登山計画の作り方を勉強しあいコンパスの使い方もおさらいし、国土地理院地図に登山道表記がない里山、宰郷山への山行計画作りをしておきました。
今回は、その時、皆でどこから取り付いて山頂を目指すか、地図とにらめっこしながら相談しあって決めたルートを、実際に歩いてみます。

普段のパーティ山行では、ともすればリーダーの後をただ付いていくだけになりがちですが、今日ばかりは全員がリーダー状態です！
まず、集合場所から登山口に向かうところから、皆でコンパスも駆使して地図を読んで相談し、責任を持って一歩を踏み出す。(何せ、受講生の誰もが初めての山です)
いや〜、地図読みって面白いです。

暑くってすっかり参りましたが、面白くてためになりました。