湯檜曽川東黒沢〜宝川ナルミズ沢〜朝日岳
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- GPS
- 56:00
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 1,581m
- 下り
- 1,573m
コースタイム
2日目:大石沢出合6:00ー二俣10:00ー稜線12:20ージャンクションピーク15:30ー朝日岳16:05〜25ー笠ヶ岳避難小屋18:00
3日目:笠ヶ岳避難小屋5:05ー白毛門6:30ー登山口P11:00
天候 | 1日目曇り後晴れ、2日目晴れ、3日目晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 日帰り入浴:湯テルメ谷川(570円) |
写真
感想
とにかく驚いた。2013年に同じルートを歩いた時より2倍近く時間がかかってしまったからだ。
理由は色々あるが、何と言っても私が歩けなかった。年を重ね、その上今年は全くトレーニングできていなかったのに、「天国のツメ、地獄の下山」と言われるこのコースを選んだことが間違いだった。
東黒沢は小滝とナメが連続する癒し系の沢だが、今回は水の流れが速く、足を取られそうになるので、水が流れていない所を歩くとヌメリが酷く滑る滑る。ビブラムソールの沢靴を選んだことを後悔しながら恐る恐る歩いた。丸山乗越からの下りも水量が多く、2度ザイルを出し、広河原まで9時間もかかってしまった(前回は5時間)。
ナルミズ沢に入っても水量が多く、泳がないと取りつけない滝は巻いたので時間がかかったが、何とか日没までに大石沢出合の泊り場に着け、同行者が熾してくれた焚き火で体を温め、快適に寝ることができた。
2日目、水量は減ったが疲労度は高く、稜線に出てからジャンクションピークまで、胸まである笹をかき分け登るのは本当に辛く、何度も心が折れそうになった。
朝日岳山頂でその日の下山は諦め、ヨレヨレになって笠ヶ岳避難小屋に到着。誰もいない小屋で充分に睡眠をとり、3日目、時間はかかったが無事白毛門登山口に下山できた。
前回は経験あるリーダーに連れて行っていただいた。それでも1時間ライトを点けての下山となったのに、泊り場を広河原から大石沢出合に上げたので大丈夫だろうとふんだのが甘かった。経験豊かな前回のリーダーと違い、私たちはルーファイに時間がかかりすぎた。
デート沢と言われるナルミズ沢は本当に綺麗な沢だが、下山を考えると、もう遡行することはないだろう。
すっかりペースダウンした私を気遣って、共同装備を全て担いでくれた同行者に感謝です。
コメント
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お疲れ様でした。
よく頑張りましたね。
羨ましいです。
6年前のuconさんのCLと、今回私のCLと比べて、考えさせられることが沢山ありました。
話しを聞いてほしいです。
沢シーズンが終わる前に、もう一度ご一緒したいです。
こちらに来られるときがあれば相談しましょう。
ただし過激でない沢ですよ。
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