甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根)テント泊でピストン
- GPS
- 32:00
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 2,378m
- 下り
- 2,371m
コースタイム
天候 | 6/23晴→曇 6/24晴→曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山ポスト・・竹宇駒ケ岳のある尾白渓谷駐車場の売店前にあります。 ■温泉・・・・下山後、駐車場から最も近いのは『尾白の湯(尾白の森名水公園(べるが))』大人700円/人。内風呂+露天風呂2種+サウナ、ジェットバス等あります。下山後のオーバーホールに最適。レストランも併設。 ■登山道状況(危険箇所など)台風4号、5号の後でしたが、崩落等は一切ありません。水の滲み込みの良い山です。 |蘖Ф陬嘘擔声辧塑の平分岐・・・樹林帯をひたすら高度上げる事に専念。所々急登もありますが特に危険箇所はありません。 ∈の平分岐〜刃利天狗・・・・『笹の平分岐』までと同様に、風が抜けない樹林帯です。蒸し暑さとの戦いでした。充分な水分補給がポイントです。『八丁坂』は急登。抜けるとやや平な小さなピークに出ますが、「前屏風ノ頭」です。この後最初の梯子がありますが、それ程斜度はありません。梯子を下りてひと登りしたら『刃利天狗』です。 刃利天狗〜五号目小屋跡・・・黒戸山の北側を大きく巻いていきます。北側ですので日が差さない事、巻き道なので斜度がそれ程無く歩きやすい所です。『五合目小屋跡』に向かって、一度大きく下ります。下りきったところに『五合目小屋跡』があります。 じ濤臾楙屋跡〜七丈小屋・・・梯子・鎖の連続、黒戸尾根のハイライトかもしれません。五合目小屋跡からは「登山道」の表示に従って一旦「下ります」。その後の登り返しから梯子・鎖・補助ロープ、出てきます。最初は梯子の数を数えていましたがあまりに多いのでやめました。 ゼ珪羮屋〜八合目(ご来迎場)・・・小屋泊まりの人はテント場に向かって第二小屋の横の梯子から、テントの人はテント場の直ぐ上から登り始めます。途中、2箇所ほど残雪ありますが、アイゼンはいりません(キックステップ・踏みあと、あり)。途中ザレ場あり、落石も注意です。 θ合目〜山頂・・・・補助鎖の出てくる岩場登りあり。垂直の小さな岩壁もありますが、ステップ切ってあります。3点確保が必要な箇所もいくつかあります。 山頂〜登山口まで下山(まとめて)・・・全般的に、上りに使い分には『危険』と言う箇所は少ないと思いますが、下りで使う場合は特に荷重が掛かり、また疲労が下半身にきていると、例えば梯子を下りた場所の痩せ尾根で踏ん張りが利かない、とか、荷重で振られてしまう、等の危険ありと感じました。刃渡りも、上りは感じない高度感も、下りではそこそこ感じたりするかもしれません。また梯子や鎖場では面倒でもストックはザックに付ける等、安全確保には大切と感じました。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
これまで北沢からは登っている甲斐駒ケ岳、昨年は7月、9月の2回挑戦していずれも途中敗退した「黒戸尾根」。今回は三度目の正直で挑みます。昨年の反省から、湿度・気温の高い時期を避ける事、序盤井に大汗かきの自分としては如何に2000mまでの樹林帯をすんなり抜けていけるか、を対策。ハイドレーションも凍結させ、行動食もいつもの魚肉ソーをやめて凍らせたウィダーインに変えました。
お陰で何とか樹林帯をバテずに抜け、後は七丈小屋までは想定CT以上に行くことが出来ました。七丈小屋では、美味しい水も分けて貰えました(shadou1100さん,yamasaiさん、水情報有難うございました!!)
テント場では、持参したビール+購入ビールで1日目の無事に乾杯。
夜半に目を覚ますと夜空には”満天”とまでは行かないけれどよく晴れて星が出ています。朝飯食べて4時にテント場発、2時間弱で念願の黒戸尾根からの登頂が出来ました。下山しテント場へ戻り撤収して長い下りを始めます。個人的にはハシゴや鎖場よりも、五合目跡からの道のりが長〜く感じました。ついつい高度計を見てしまいますが、そんなに易々とは下れません。かなり下山に飽きてきた時にハプニングが!
それは、笹の平分岐でした。分岐点で何か作業中に休憩している4名の男性が。その中に、見覚えのあるお顔がいるではないですか?そう、その方こそ、私が黒戸尾根からの甲斐駒に憧れ、いつかは登ろうと決心したきっかけとなった方でした。そのお方とは、横手駒ケ岳神社の神主さんです。以前NHKの「小さな旅」で甲斐駒の信仰登山について取り上げていた時に番組で講の皆さんと黒戸尾根を登られていた方でした。三度目の挑戦で何とか登頂することが出来た山行のラストに、自分の黒戸尾根への憧れのきっかけとなった方にお会いできるとは!
登頂できた事と同じ位の感動でした。。。(泣)
watermanさん、こんばんは。
shadow1100です。
黒戸尾根からの甲斐駒ケ岳登頂おめでとうございます。
晴らしい写真の数々、登頂の感動がこちらにも伝わってきます。
また、正確・丁寧なレコも素晴らしです。
テント泊装備での黒戸尾根、お疲れ様でした
shadow1100さん、わざわざコメント有難うございます。
七丈小屋については、北杜市役所観光課もあまり情報がなくて 一度電話を入れたら、「水は下から持っていった方がいい」と言われて困ってしまいました。
何はともあれ、お蔭様で無事に登頂→下山し、ただ今、筋肉痛が山の思い出になっています
同じルートで登ってました。
自分は「上のテン場」で一泊でした。
登りの土曜日は涼しくて、森林限界を超えた日曜日は天気が良くなって
良いタイミングで登れたなと思っています。
お疲れさまでした〜
t-kinjouさん、はじめまして。日曜はガス上がって来る前のタイミングでしたね。お疲れ様でした!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する