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Yamareco

記録ID: 2019170
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

谷川岳主脈縦走(田尻尾根〜平標山)

2019年09月13日(金) ~ 2019年09月14日(土)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
24.6km
登り
2,720m
下り
2,398m

コースタイム

1日目
山行
3:46
休憩
0:13
合計
3:59
8:45
22
スタート地点
9:07
9:15
34
9:49
9:52
58
11:22
11:22
82
2日目
山行
10:08
休憩
1:30
合計
11:38
4:21
4:25
10
4:35
4:40
12
4:52
5:30
55
6:25
6:30
36
7:06
7:08
14
7:22
7:25
15
7:40
7:42
47
8:29
8:35
32
9:07
9:10
99
10:49
10:49
35
11:24
11:26
44
12:10
12:15
50
13:05
13:15
38
13:53
13:58
50
14:48
14:48
57
車を平標山登山口駐車場にデポして、南越後バスと上越線を乗り継いで、土合まで。平日は上越線の本数が少なく、昼過ぎには小屋に到着してしまい、しばらく小屋の中で読書をして過ごしました。この日は終始ガスの中。結局、夜までガスは引かず。景色は全く見えず終い。日が落ちると、外の寒さがハンパ無かったです。
二日目は快晴。夜明け前に大きな満月と満天の星空に胸が躍りました。ただ、朝から強風が続き、この風は仙ノ倉山まで続きました。ご来光は5時20分過ぎ。東の空が赤く染まり、太陽が上がって来た瞬間はいつものことながら感動します。肩の小屋から平標山までの長丁場。強風の中、想像以上のアップダウンに苦しみました。大障子ノ頭から万太郎山までの間の岩場は岩が濡れていて非常に滑り安く、足の置き場に難儀しました。
天候 13日曇り/14日晴れ(強風)
過去天気図(気象庁) 2019年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
平標山登山口駐車場に車をデポ→南越後バスで越後湯沢駅へ。その後上越線で土合へ。
コース状況/
危険箇所等
田尻尾根は全体的にヌルヌルの傾斜道。
天神尾根は危険個所無し。
大障子ノ頭からの下山道は石が濡れていて、滑落の危険大。
その他周辺情報 登山後は、宿場の湯へ。風呂の後に食べた「きのこ蕎麦」が大変美味しかった。
土合駅。上空は曇り空。
2019年09月12日 08:43撮影 by  PENTAX Optio RZ10, PENTAX
9/12 8:43
土合駅。上空は曇り空。
山岳資料館。
2019年09月12日 09:07撮影 by  PENTAX Optio RZ10, PENTAX
9/12 9:07
山岳資料館。
田尻尾根はこのガードの先の階段から入ってゆきます。
※土合の駅から来る場合は、もっと手前に入口がありました。
2019年09月12日 09:09撮影 by  PENTAX Optio RZ10, PENTAX
9/12 9:09
田尻尾根はこのガードの先の階段から入ってゆきます。
※土合の駅から来る場合は、もっと手前に入口がありました。
上空にロープウェイが行き交います。
2019年09月12日 09:12撮影 by  PENTAX Optio RZ10, PENTAX
9/12 9:12
上空にロープウェイが行き交います。
約30分で田尻尾根入り口に到着。急な傾斜道の連続です。
2019年09月12日 09:49撮影 by  PENTAX Optio RZ10, PENTAX
9/12 9:49
約30分で田尻尾根入り口に到着。急な傾斜道の連続です。
丁度1時間で天神尾根に合流しました。
2019年09月12日 10:50撮影 by  PENTAX Optio RZ10, PENTAX
9/12 10:50
丁度1時間で天神尾根に合流しました。
ここからは、木道の整備された道が始まります。
2019年09月12日 10:58撮影 by  PENTAX Optio RZ10, PENTAX
9/12 10:58
ここからは、木道の整備された道が始まります。
熊穴沢避難小屋。中に数人いる様子だったので、外観の写真のみ。
2019年09月12日 11:23撮影 by  PENTAX Optio RZ10, PENTAX
9/12 11:23
熊穴沢避難小屋。中に数人いる様子だったので、外観の写真のみ。
谷川岳らしい、岩登りもあります。
2019年09月12日 11:26撮影 by  PENTAX Optio RZ10, PENTAX
9/12 11:26
谷川岳らしい、岩登りもあります。
ガスが巻いて、天気は冴えません。
2019年09月12日 11:47撮影 by  PENTAX Optio RZ10, PENTAX
9/12 11:47
ガスが巻いて、天気は冴えません。
あっという間に肩の小屋。
2019年09月12日 12:44撮影 by  PENTAX Optio RZ10, PENTAX
1
9/12 12:44
あっという間に肩の小屋。
少し早かったのですが、小屋一番乗り。
この日は、私含めて、12名ほどの宿泊。
まとまった人数の急なキャンセルが出たようです。
2019年09月12日 13:00撮影 by  PENTAX Optio RZ10, PENTAX
1
9/12 13:00
少し早かったのですが、小屋一番乗り。
この日は、私含めて、12名ほどの宿泊。
まとまった人数の急なキャンセルが出たようです。
日の出前にトマの耳へ。星が満開。ただ、風が強かった。
2019年09月13日 04:21撮影 by  PENTAX Optio RZ10, PENTAX
9/13 4:21
日の出前にトマの耳へ。星が満開。ただ、風が強かった。
オキの耳も制覇。寒さがハンパ無い。
2019年09月13日 04:35撮影 by  PENTAX Optio RZ10, PENTAX
9/13 4:35
オキの耳も制覇。寒さがハンパ無い。
東の空が明るんできました。
2019年09月13日 04:52撮影 by  PENTAX Optio RZ10, PENTAX
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9/13 4:52
東の空が明るんできました。
5時20分過ぎに、ご来光。
2019年09月14日 05:26撮影 by  SO-02J, Sony
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9/14 5:26
5時20分過ぎに、ご来光。
これから向かう仙ノ倉山方面への尾根。
とにかく、風が強くて難儀しました。
2019年09月14日 05:19撮影 by  SO-02J, Sony
9/14 5:19
これから向かう仙ノ倉山方面への尾根。
とにかく、風が強くて難儀しました。
青空をバックに、オジカ沢の頭。
2019年09月14日 06:25撮影 by  SO-02J, Sony
9/14 6:25
青空をバックに、オジカ沢の頭。
俎山稜の稜線。
2019年09月14日 06:25撮影 by  SO-02J, Sony
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9/14 6:25
俎山稜の稜線。
オジカ避難小屋。
2019年09月14日 06:28撮影 by  SO-02J, Sony
9/14 6:28
オジカ避難小屋。
この先の稜線が伸びています。見えているのは大障子ノ頭。万太郎山はまだ見えてません。
2019年09月14日 06:44撮影 by  SO-02J, Sony
9/14 6:44
この先の稜線が伸びています。見えているのは大障子ノ頭。万太郎山はまだ見えてません。
小障子ノ頭が近づいてきました。
2019年09月14日 06:59撮影 by  SO-02J, Sony
9/14 6:59
小障子ノ頭が近づいてきました。
小障子ノ頭。風は相変わらずの強風。
2019年09月14日 07:06撮影 by  SO-02J, Sony
9/14 7:06
小障子ノ頭。風は相変わらずの強風。
大障子ノ頭避難小屋。
2019年09月14日 07:18撮影 by  KYV44, KYOCERA
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9/14 7:18
大障子ノ頭避難小屋。
中を覗いてみました。この稜線にある避難小屋の中では一番広く、綺麗な避難小屋でした。
2019年09月14日 07:22撮影 by  KYV44, KYOCERA
9/14 7:22
中を覗いてみました。この稜線にある避難小屋の中では一番広く、綺麗な避難小屋でした。
まだまだ、稜線が続いてゆきます。
2019年09月14日 07:30撮影 by  KYV44, KYOCERA
9/14 7:30
まだまだ、稜線が続いてゆきます。
大障子ノ頭到着。
2019年09月14日 07:43撮影 by  KYV44, KYOCERA
9/14 7:43
大障子ノ頭到着。
ようやく、万太郎山が見えました。山頂までの登りは、結構きつかったです。
2019年09月14日 07:45撮影 by  KYV44, KYOCERA
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9/14 7:45
ようやく、万太郎山が見えました。山頂までの登りは、結構きつかったです。
万太郎山山頂。一休み。
2019年09月14日 08:29撮影 by  KYV44, KYOCERA
9/14 8:29
万太郎山山頂。一休み。
万太郎山から一旦下り、再びの稜線。かなりのヤセ尾根です。この先、鎖場や岩場もありました。
2019年09月14日 08:47撮影 by  KYV44, KYOCERA
9/14 8:47
万太郎山から一旦下り、再びの稜線。かなりのヤセ尾根です。この先、鎖場や岩場もありました。
エビス大黒ノ頭への稜線。
2019年09月14日 09:04撮影 by  KYV44, KYOCERA
9/14 9:04
エビス大黒ノ頭への稜線。
ここにも避難小屋が。
2019年09月14日 09:07撮影 by  KYV44, KYOCERA
9/14 9:07
ここにも避難小屋が。
エビス大黒ノ頭への延々と続く稜線。ここが、一番きつかった!
2019年09月14日 09:12撮影 by  KYV44, KYOCERA
9/14 9:12
エビス大黒ノ頭への延々と続く稜線。ここが、一番きつかった!
何とか、たどり着きました。エビス大黒ノ頭。
それにしても、風が強い。
2019年09月14日 10:49撮影 by  KYV44, KYOCERA
9/14 10:49
何とか、たどり着きました。エビス大黒ノ頭。
それにしても、風が強い。
いよいよ、目的の仙ノ倉山へ。
2019年09月14日 11:11撮影 by  KYV44, KYOCERA
9/14 11:11
いよいよ、目的の仙ノ倉山へ。
エビス避難小屋。この先、仙ノ倉山まで一気に上り詰めます。
2019年09月14日 11:24撮影 by  KYV44, KYOCERA
9/14 11:24
エビス避難小屋。この先、仙ノ倉山まで一気に上り詰めます。
仙ノ倉山到着。41座目の日本200名山。
2019年09月14日 12:13撮影 by  KYV44, KYOCERA
9/14 12:13
仙ノ倉山到着。41座目の日本200名山。
平標山までは熊笹の楽園の始まり。
2019年09月14日 12:28撮影 by  KYV44, KYOCERA
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9/14 12:28
平標山までは熊笹の楽園の始まり。
前方に平標山。
2019年09月14日 12:39撮影 by  KYV44, KYOCERA
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9/14 12:39
前方に平標山。
平標山山頂。
2019年09月14日 13:05撮影 by  KYV44, KYOCERA
9/14 13:05
平標山山頂。
下山は平標山ノ家方面へ。
2019年09月14日 13:27撮影 by  KYV44, KYOCERA
9/14 13:27
下山は平標山ノ家方面へ。
仙ノ倉山を振り返ります。
2019年09月14日 13:21撮影 by  KYV44, KYOCERA
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9/14 13:21
仙ノ倉山を振り返ります。
平標山からの下山道を振り返ります。
2019年09月14日 13:20撮影 by  KYV44, KYOCERA
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平標山からの下山道を振り返ります。
平標山ノ家。
2019年09月14日 13:53撮影 by  KYV44, KYOCERA
9/14 13:53
平標山ノ家。
水場とドリンク。コーラを買いました。
2019年09月14日 13:56撮影 by  KYV44, KYOCERA
9/14 13:56
水場とドリンク。コーラを買いました。
平元新道へ下ります。
2019年09月14日 13:58撮影 by  KYV44, KYOCERA
9/14 13:58
平元新道へ下ります。
ルートはずっと、階段状。
2019年09月14日 14:25撮影 by  KYV44, KYOCERA
9/14 14:25
ルートはずっと、階段状。
平標山への入口まで下ってきました。この先は、駐車場まで約1時間の林道歩きとなります。
2019年09月14日 14:48撮影 by  KYV44, KYOCERA
9/14 14:48
平標山への入口まで下ってきました。この先は、駐車場まで約1時間の林道歩きとなります。

感想

谷川岳は過去4回登っていましたが、谷川岳から平標山までの長い稜線は未踏のエリアでした。当初、平標山からアプローチして、途中の避難小屋で1泊を計画しましたが、肩の小屋で1泊して、一気に稜線を踏破する計画に変更しました。
日本百名山がほぼほぼ終わり、日本二百名山に目標を置いていると、一日の歩行時間が長くなる傾向があります。肩の小屋から平標山登山口駐車場まで、凡そ、8時間と見込んでいましたが、結果は10時間。大障子ノ頭までのハイペースと終始吹きつける強風、さらにはしゃりバテと自分のペースが狂った山歩きをしてしまいました。
この稜線では、途中水場がありません。肩の小屋から平標山ノ家までで消費した水分は2ℓ。この日の気温は凡そ20℃ほどだったのでこの程度で済みましたが、夏場、気温が高い時期では水の確保が課題となりそうです。
稜線歩きは、想像以上にアップダウンがありました。特に、万太郎山を過ぎてから、エビス大黒ノ頭までの間は、急な傾斜の登りが次々に続き、かなりバテてしまいました。結局、肩の小屋から平標山までの間には7つのピークがあり、どれもが、本格的な傾斜道の先にたどり着く試練の連続でした。
下山後は、宿場の湯で汗を流し、きのこ蕎麦を食べて帰りました。

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2/5
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