新穂高発槍ヶ岳〜南岳縦走、南岳新道下山
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- GPS
- 13:07
- 距離
- 38.5km
- 登り
- 3,641m
- 下り
- 3,634m
コースタイム
- 山行
- 9:52
- 休憩
- 3:14
- 合計
- 13:06
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス | |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
深夜中房登山口を出発して表銀座を縦走して槍ヶ岳に行き新穂高温泉に1日で下山する計画を立てたが、周囲から反対され今回の山行きとなりました。
今回は兄の職場同僚も一緒なので三人で車中泊は無理なので、私はテントを張っての仮眠となりました、深夜から出発する登山者の音が気になって寝たか分からないまま出発予定の3時を迎え、慌ただしくテントを畳みいざ出発となりました。
いつもの長い林道を越え槍平小屋まではとてつもなく長い道のり、寝不足の割には体が軽くいいペースで到着。兄たちを待っている間に汗が冷えて寒くなってくるほどに冷え、テン場で寝ている人たちは寒さで眠れたのだろうかと気になります。
小屋から程なく飛騨沢に入ります、既に沢山の登山者が西鎌尾根を縦走している姿が見えます、もちろん槍沢にも沢山の登山者が登り、また下って来ます。今朝出発する時点で駐車場が満車になっていたので人の入りは凄いのだろうと予測はつきましたがここでこんなにも沢山の登山者を見たのは初めてです。
飛騨沢はまだ陽が当たる前なので暑くなく快適な登りとなりました、まだ体は軽い状態のまま快調に登り槍ヶ岳山荘に到着、やはり予想通り穂先は既に渋滞、我々だけなら穂先はパスでも良かったのですが初登頂を楽しみに来ている三井先生がいるので往復2時間の登頂を果たしました。
いつになく快晴で絶景に心を奪われながらも待っている人のために早めに下山するのでした。小槍にクライミングするパーティーや北鎌尾根を登って来る登山者も大勢いました。強者が大勢いますね。
このままピストンはもったいないので南岳に行こうかと待っている間にまとまり、穂先から下山後休む間も無く出発、大喰岳、中岳の登り返しはきつかったが概ね予定通りに南岳に到着、先月歩いた大キレットを三井先生にも見てもらおうと展望台に行く途中、今まさに大キレットを縦走して来たお姉さま軍団に遭遇、記念写真を取り合いましたがとてもパワフルで凄い方たちでした、西穂から縦走して槍ヶ岳まで行くそうです。
ゆっくりはして居られないのでここから南岳新道を下ります、レコでは随分エグイらしいが実際はどうなのか興味もあります、初めはガレた急斜面を下りそれから尾根道になります、あまり整備されていないらしく、ハイマツが覆いかぶさっています、そこから樹林帯に入りやや涼しくなって良かったと思いきやとてつもない急傾斜であまり整備の手の入っていない道が延々と続き2度とここには来ないと思うのでした、2時間近く格闘の末無事に槍平小屋までたどり着くことができました、噂に違わず凄い登山道でした、私が経験した限りでは最もきつい1位です。
穂先の2時間がロスタイムとなりましたが明るいうちに下山出来とても楽しい山行きありました。
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