往来多き唐松岳
- GPS
- 26:05
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,074m
- 下り
- 1,060m
コースタイム
- 山行
- 3:37
- 休憩
- 4:23
- 合計
- 8:00
天候 | 9/14 晴れ→曇り 9/15 晴れ→曇り→晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険な箇所は特になし。人が多いので、渋滞が誘発しやすいのは否めない。 ゴンドラの乗り場で登山届の回収をしている。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
計画書
ヘッドランプ
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
テントマット
シェラフ
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共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
調理器具
テント
ツェルト
ナイフ
調理用食材
調味料
食器
予備電池
GPS
ロールペーパー
|
感想
20数年前ロサンゼルスで出会った友人が、Instagramで私の写真を見て何度かコメントを寄せてくれていたので登山に誘ってみた。彼には登山の経験があまりないようだったので、この登山で多くのものが得られるようにいろいろ考えてみた。
コースは5つほど考えたが、時間に余裕を持たせたかったので唐松岳にした。その中で友人には
①下界のキャンプとは異なった山の上のキャンプを経験してもらいたい。
②素晴らしい景色も堪能してもらいたい。
③欲をかけば雷鳥も見ることができたら最高。
と思っていた。
行く前から持ち物等に不安がないかなど色々と聞いてみたりした。着々と準備を進め当日に至った。
待ち合わせの場所で久しぶりの再会を果たし、八方尾根スキー場へと向かった。途中蝶ヶ岳を眺めながらあれ位の高さの所にテントを張るんだと説明をしたらとても驚いた様子だった。八方尾根スキー場に着き下界からみた空は雲っていたが、ゴンドラとリフトを乗り継いで八方池山荘に降り立った時は晴天で歩を進めた。コース上はとても人が多く賑やかだった。八方尾根を登っていると右に不帰の嶮や白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳が望め、左を見れば五竜岳や鹿島槍ヶ岳を眺めることができる素晴らしいコースだ。八方池を過ぎると「この先登山装備必要」みたいな看板があり、それまでのコースとは若干異なり歩きにくくなる。これを友人は感じ取っていたようだった。それでも、良いペースで歩くことができていて、振り返ると私よりも息が上がっていない印象を受けた。順調に歩みを進め唐松岳頂上山荘に至った。そこで見えた劔岳はやはり格別。友人の目にどう映ったのだろう?
そんな中私には気になっていたことが1つある。テン場の確保問題。唐松岳は人気の山だし、この時期は登山者も多いから結構厳しいのでは?と思っていた。まず、受付を済ませてテン場へ向かった。上から見る限り目ぼしい所は埋まっており、下まで下れば何とかなりそうな気もしたが、登り返すことを考えると幻暈がしてきた。結局、山小屋から最も近い所を少し整地しテントを張ったところ、抜群の居心地だった。その後もテント泊の人達が続々と到着し、場所を見つけてはテントを張っていた。後から来た人に聞いた話だが、山小屋は最低でも4畳に12人とのことだった。それを考えればテントが多少重くても快適この上ない。
テントを張ってグズグズしていたら、いつの間にかガスに包まれてしまい、その中で頂上を目指した。晴れているうちに頂上に行っておけば良かったと反省したものの、頂上に行ってみれば先行者が1名いたもののすぐに下山したため貸し切り状態となり、友人の登頂を祝し赤ワインを開け乾杯した。この時の赤ワインはいつもと同じものだったけど、いつもよりもチョーうまかった‼下山時は雷鳥に逢うことができ、ガスったのも悪くないと思った。
翌日は昨日のガスが嘘のようになくなり、快晴の予感…準備をして頂上を目指した。ご来光は見えたが、モルゲンロートには至らず残念だった。晴れ渡った唐松岳の頂上から北アルプスの山並みを友人に見てもらうことができて、私も満足した。
テントに戻り、朝ご飯を食べて、友人にリクエストしたコーヒーを頂いた。豆を持参してくれて、飲む前に挽いて淹れてくれたコーヒーは格別だった。今考えてみたら、朝だけでなく、前日にも淹れてもらい何度も堪能すれば良かったと後悔している。今度はそうする。下山後は八方温泉で疲れと汗を流し、食事をし、友人をバスターミナルまで送り解散した。
天気が味方をしてくれたおかげで①〜③のほとんどは現実したが、星空だけ見ることができなかった。でもこれは月齢が14と満月であったためガスが出ていなくてもあまり期待はできなかったので、今後のタイミングかとも思った。
友人から帰宅の連絡があり、帰りの道中は山について調べたり、ギアの検索をしたりしていてあまり眠らなかったとのこと。そして友人が雪山も視野に入れているのを知り、私が思っていた以上にハマってしまったことに嬉しさを覚えた。
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