念願の槍ヶ岳!(表銀座縦走)
- GPS
- 45:53
- 距離
- 65.3km
- 登り
- 4,955m
- 下り
- 4,911m
コースタイム
- 山行
- 7:07
- 休憩
- 2:14
- 合計
- 9:21
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 4:25
- 合計
- 10:35
- 山行
- 6:09
- 休憩
- 3:26
- 合計
- 9:35
2日目:宿を出発〜ビックリ平間にグローブの片方を紛失。カメラを取り出したところだと思い引き返すも見当たらず、断念。約15分ロス。・・・が、槍ヶ岳山荘に着いた際、ザックとザックカバーの間から出現。何故そんなところに入り込んだのか。。
3日目:槍沢ロッジで2〜3分小休止した際、サングラスを紛失。少し進んでから気づき、戻って探し、小屋のお兄さんに聞いても見つからず、断念。約15分ロス。こっちは後で出てくるようなこともなく。。新しいの買わねば。
天候 | 1日目:曇ときどき晴 2日目:曇ときどき雨、のち晴れ 3日目:快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:上高地バスターミナルからさわやか信州号で新宿へ一直線。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
有名なルートで道はしっかりしており、迷うような箇所もほぼありませんが、東鎌尾根(特に西岳〜ヒュッテ大槍間)は、三点支持での上り下りや梯子・鎖が目白押しで、アップダウンも連続します。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
|
---|---|
備考 | 宿泊登山に慣れておらず、食料等、無駄なものを持っていきすぎた。次回以降は、昼食地点も考えて荷造りしよう。。 |
感想
夏休み。平日、一人で過ごすことになりそうとなれば、週末じゃ行けないような山に行くしかない。
じゃあどこに行こうと考えたものの、得意の?南アルプスはメインどころ以外は大体バスが終わっている。。ここは、山梨時代に「東京に戻ってからの方が行きやすい」として後回しにしていた北アルプスに行く時が来たか、ということで、北アルプスに決定。その中でも、象徴たる槍ヶ岳に登り、入門的でありつつも合戦尾根の急登有り、東鎌尾根の難所ありといろいろな体験のできる、表銀座ルートをチョイス。
前日は移動のみで、中房温泉に前泊。良い泉質だけどとにかく熱い。雨が断続的に降っており、道中の晴天をひたすら願う。
1日目、晴れ間が見えるなか合戦尾根に取り付く。噂の急登に息をきらしていると、次第に雲が覆い被さってきた。途中から真っ白な中を歩いていると、降りてきたおじさんから「稜線の向こうは晴れている」とのお言葉。そう期待しながら稜線に出ると、雲は多いものの、素晴らしい景色が見渡せた。燕岳を往復し、大天井岳に向かう稜線を歩いていると、やがて稜線にも雲がかかってくる。とぼとぼ歩き、ようやく大天井・常念と槍方面の分岐にたどり着く。ここからまた晴れ出すものの、大天荘に向かう登りがまあシンドイこと。普段ならさほどではないはずが、合戦尾根を含めて6時間以上歩き続けた後にはかなりキツイ登りでした。大天荘の豚汁がめちゃくちゃ旨かったです。大天井岳の山頂を往復し、大天井ヒュッテに向かう道中、うじゃうじゃいるサルに怯えながらヒュッテに到着。同室のお父さん・お兄さんと語らい、就寝。
2日目、予報どおり、出発後まもなく雨が降りだす。鬱な気分(グローブ紛失含む)出歩きつつ、西岳ヒュッテには難なく到着。西岳を往復し、東鎌尾根へ。最初に長いハシゴを下ると、岩・クサリ・ハシゴのアップダウンのオンパレード。悪天候も相まって、何度も心が折れそうになる(笑)まあ心が折れても、水俣乗越以外にエスケープもできず、戻るのも同様にシンドイので、ひたすら進む。やっとの思いでヒュッテ大槍に辿り着くと、槍ヶ岳まではあと少し。岩場を這うように進むも、乗越〜大槍間ほどキツくはない。真っ白で穂先の欠片も見えない中、槍ヶ岳山荘に到着。前夜同室だった好日のお兄さんは2つ隣の布団で再開(笑)。登頂は諦めてゆっくりしていると、次第に雲が薄くなってきた。同室の隣のお兄さんに触発され、登ってみることに。穂先の道はしっかりしており、乾いていたのでさほど怖くなかったです。頂上に着いた直後は雲に覆われていたものの、次第に晴れ間が広がってきて、登って良かったと隣のお兄さんに感謝(このお兄さんは最終日の道中も似たようなペースで歩き、帰りのバスも一緒でした)。夕食後就寝。
3日目、最終日。お兄さんと逆サイの人のイビキが酷く、寝れないので早めに起床。外を見ると、雲はほとんど無さそう。好日のお兄さんと共に、ヘッデン付けて再度穂先を目指す。頂上からは最高の眺め。御来光こそ雲に隠れていたものの、富士山、南・中央アルプス、御嶽山・乗鞍岳、御在所、北アルプス北部、妙高、浅間山、八ヶ岳と、360度すべて見渡せた。ずっと居たかったが、帰りのバスもあるので下山。貰っておいた弁当を食べ、下山開始。ひたすらに高度を下げるが、天気も景色もいいので、苦にならない。槍沢小屋でサングラスを失くし若干凹むも、残りはほぼ平地、ひたすら歩く。徳澤園でカレーを食べ、好日のお兄さんオススメの嘉門次小屋のイワナ(とビール)を味わい、小梨の湯で汗を流して、さわやか信州号で帰宅。ずっと最高の天気でした。
久々の2泊登山、道中の天候・眺望はいまいちでしたが、念願の槍ヶ岳に登れて、そこからの眺めを堪能できて、いい登山になりました。なかなか2泊以上の機会は作れませんが、チャンスを見てまた登りたいところ。
最終日の風呂まで一緒だった好日のお兄さん、槍ヶ岳山荘で隣だったお兄さん、ヒュッテや道中でお話ししたお父さん方やお姉さん、ありがとうございました!お陰でソロでも寂しくなかったです(笑)
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