三伏峠〜烏帽子岳（鳥倉林道コース）

2012年06月30日(土) [日帰り]

• GPS: 11:29
• 距離: 18.3km
• 登り: 1,767m
• 下り: 1,757m

コースタイム

○中央自動車道 松川IC 4:30 ===== 夕立神パノラマ公園 5:27/5:35 ===== 鳥倉林道ゲート 5:45
○鳥倉林道ゲート 5:51 ---- 鳥倉登山口 6:35 ---- 豊口山口 7:25 ---- 5合目 7:52 ---- 水場 8:13 ---- 塩川コース分岐 8:49 ---- 三伏峠(小屋)9:14
○三伏峠(小屋)9:31 ---- お花畑 9:38/9:47---- 烏帽子岳 10:27/10:35 ---- 前小河内岳 11:17/11:24 ---- 烏帽子岳 12:08/12:14 ---- お花畑 12:50/12:57 ---- 水場13:06/13:13 ---- 三伏峠(小屋)13:37
○三伏峠(小屋)14:36 ---- 水場 15:10 ---- 豊口山口 15:54 ---- 鳥倉登山口 16:29 ===== 鳥倉林道ゲート 17:10

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中央自動車道 松川IC より　鳥倉林道ゲート（駐車場）まで約1時間40分

コース状況／危険箇所等

○買い物　大鹿村に入るとコンビニが無いので注意。事前に購入のこと。
○登山ポスト　鳥倉林道ゲート、鳥倉登山口に有り。
○トイレ　夕立神パノラマ公園、鳥倉林道ゲートに有り。
○温泉　　赤石鉱泉、松川町「清流苑」

写真

6/30 5:27

5:27〈EL.1,600m〉
夕立神パノラマパーク　トイレ

6/30 5:27

5:27〈EL.1,610m〉
夕立神パノラマパーク
緑色岩の説明

6/30 5:27

5:27〈EL.1,610m〉
夕立神の緑色岩
約2億年前に、南の海からやってきた、ジュラ紀の海底火山噴火物 　

6/30 5:28

三波川変成帯です。

6/30 5:49

5:45〈EL.1,666m〉
鳥倉林道ゲート（駐車場）着

6/30 5:51

5:51
鳥倉林道ゲート出発

6/30 6:00

林道上部の屏風岩

6/30 6:02

奥茶臼山(EL.2,474m)方面を望む。

6/30 6:21

登山口近くの石灰岩。
秩父帯の石灰岩です。
ジュラ紀の付加帯。

6/30 6:23

茎が軟らかい蕗（ふき）
食用。

6/30 6:35

鳥倉登山口

6/30 6:35

鳥倉登山口〜塩見岳ルートの登山道沿いの岩石の説明。

6/30 6:44

6:44〈EL.1,853m〉
最初はシダの坂を登ります。
シカの食害によりシダのみが残った状態です。

6/30 7:36

7:36〈EL.2,180m〉
豊口山を振り返る。

6/30 7:52

7:52〈EL.2,230m〉
5合目通過。
1合目毎に標識があります。

6/30 7:55

7:55〈EL.2,236m〉
ケシ科のオサバグサ（筬葉草）
この辺りから見られます。

6/30 8:11

8:11〈EL.2,295m〉

6/30 8:13

8:13〈EL.2,301m〉
水場着。

6/30 8:22

8:22〈EL.2,334m〉
登山道は整備されています。
ここからの眺めは良好。

6/30 8:24

8:22〈EL.2,334m〉
地質も黒い岩石、粘板岩に変わります。

6/30 8:25

北アルプス方面
槍ヶ岳が確認できます。

6/30 8:25

双児山、笹山、入山方面

6/30 8:43

中央アルプス方面
右より木曽駒ヶ岳〜南駒ヶ岳。

6/30 8:43

宝剣岳と千畳敷のズーム写真。

6/30 8:43

南駒ヶ岳のズーム写真。

6/30 8:44

中央アルプス南部
安平路山方面のズーム写真。

6/30 8:49

8:49〈EL.2,431m〉
塩川方面との合流地点に到着。
三伏峠までは後わずかです。
現在、塩川方面の登山道は崩落のため利用できません。立ち入り禁止柵（ロープ）有り。

6/30 9:14

9:14〈EL.2,569m〉
三伏峠到着。

6/30 9:15

こちらは、40年位前からある看板だと思うのですが。

6/30 9:21

9:21
三伏峠小屋で手ぬぐい(1,000円)を購入。
コーヒーを頂きました。

6/30 9:34

9:14〈EL.2,569m〉
今回は右方向の小河内岳方面へ進みます。

6/30 9:40

シナノキンバイ（信濃金梅）キンポウゲ科。

6/30 9:40

三伏峠お花畑より見た塩見岳。

6/30 9:41

三伏山
ハイマツが低いところにあり植生帯が逆転しています。

6/30 9:46

カモシカの足跡発見。

6/30 9:47

長野県側の百間薙。

6/30 9:47

静岡県側の緩やかな三伏沢源流にあるお花畑。
食害防止のシカ除けのフェンスがあります。

6/30 9:55

コイワカカガミ（小岩鏡）イワウメ科。

6/30 10:10

烏帽子岳方面。

6/30 10:11

左より前小河内岳、小河内岳と奥は荒川岳。

6/30 10:16

三伏峠方面を振り返る。
左右対照的な地形です。
左は谷頭浸食が進む長野県側の小河内沢源流の百間薙。
右はお花畑がある静岡県側の緩やかな三伏沢源流。

6/30 10:22

小河内岳と奥は荒川岳。

6/30 10:22

登山道には残雪があり、避難小屋も確認できます。

6/30 10:26

10:21〈EL.2,726m〉
烏帽子岳到着。

6/30 10:28

6/30 10:30

ミヤマダイコンソウ（深山大根草）バラ科

6/30 10:35

ハクサンイチゲ（白山一花）キンポウゲ科。

6/30 10:40

前小河内岳方面。
登山道の浸食が進んでおり、雨天時には注意。

6/30 10:45

同じく烏帽子岳方面。
登山道の浸食がよくわかります。
通行に注意して下さい。

6/30 10:47

途中残雪有り。
まだ元気なMr.k氏。

6/30 11:17

11:17〈EL.2,784m〉
前小河内岳到着。
塩見岳を望む。

6/30 11:17

大鹿村御所平方面を望む。

6/30 11:18

荒川岳と小河内岳。

6/30 11:18

小河内岳と避難小屋。

6/30 11:18

荒川岳方面。

6/30 11:22

前小河内岳で記念写真。

6/30 11:24

本日はここで引き返します。

6/30 11:28

前小河内岳の残雪。

6/30 11:34

登山道はこのような尾根ですので十分注意して下さい。

6/30 11:38

ミヤマダイコンソウとコイワカガミ。

6/30 11:45

シャクナゲの花には少し早い様子。

6/30 12:01

35年前この岩の上で記念写真を撮った記憶があります。

6/30 12:05

ここの上に立ちました。

6/30 12:12

12:08〈EL.2,726m〉
烏帽子岳到着。

6/30 12:10

烏帽子岳より塩見岳東池ノ沢崩落地。
赤いチャートを挟んでいるのがわかります。

6/30 12:28

三伏峠お花畑に戻る。

6/30 12:38

山桜の花。

6/30 12:51

シカが食べないため、バイケイソウ（梅�濮陝縫罐蟆覆侶伽検�食中毒に注意。

6/30 12:52

シナノキンバイ咲くお花畑。

6/30 12:52

ガスが出てきました。

6/30 12:53

シナノキンバイ（信濃金梅）キンポウゲ科。

6/30 12:54

ハクサンチドリ(白山千鳥)はラン科。

6/30 12:55

タカネスミレ（高嶺菫）スミレ科。？
情報をお願いします。

6/30 13:01

三伏山の岩塊斜面

6/30 13:06

13:06〈EL.2,518m〉
三伏峠の水場へ。

6/30 13:06

6/30 13:08

大井川源流の水を汲んで持ち帰る。

6/30 13:13

6/30 13:23

カモシカの骨が有り。
角でわかります。

6/30 13:23

6/30 13:39

13:39〈EL.2,586m〉
三伏小屋着。
小屋の中を案内して頂きました。

6/30 14:14

二階の宿泊部屋。
個室もあります。

6/30 14:16

食堂。

6/30 14:17

1997年3月H.B彗星と塩見岳の写真がありました。

6/30 14:18

厨房。

6/30 14:19

小屋の中の水洗トイレ。
水洗トイレ建設に小屋内3,000万円、野外トイレ3,000万の6,000万の費用で、建設にあたってはヘリコプターが80回飛んだそうです。

6/30 14:19

6/30 9:18

宿泊などの料金

6/30 14:22

缶ビール350cc 600円,
缶ビール500cc 800円等

6/30 14:25

温度計は12.3℃

6/30 14:31

野外水洗トイレ使用料200円

6/30 14:34

ブルーベリーの原種の木。
三伏峠小屋付近に沢山あります。

6/30 15:25

食虫植物

6/30 15:36

帰路途中の石灰岩には

6/30 15:32

シナノコザクラ（信濃小桜）サクラソウ科

6/30 15:35

長野県特別指定希少野生動植物に指定されています。

6/30 15:54

豊口山口 15:54

6/30 16:29

鳥倉登山口 16:29

6/30 16:32

6/30 16:58

6/30 17:10

鳥倉林道ゲート 17:10

撮影機器：

FinePix F600EXR FUJIFILM

感想

JJ0JVL

●観察などのポイント　三波川帯の緑色岩、秩父帯の石灰岩、四万十帯の粘板岩、三伏峠お花畑、百間薙の谷頭浸食、塩見岳のチャート。

　今回は、2ヶ月ぶりの山行のため高山植物、地質構造、風景等を楽しみながら「蜂追い名人Mr.K」改め「mrk1129」氏とゆっくり行ってきました。
　鳥倉林道登山口より約3時間で高山植物を見ることができ、天気も良く満足な一日でした。次回は塩見岳に登る予定です。

mrk1129

久しぶりの南ア登山でペース配分のミスか体力不足か前小河内岳手前で足が痙攣したときにはかなりあせった。ポカリで水分を補給し梅塩飴を食べ回復待ったがなかなか回復しないのでこれから先はjj0jvl氏に一人で行ってもらうことになってしまった。その間テーピングをしながらjj0jvl氏の戻るのを待ち南アの景色をながめていた。いつも思うが南アの大きさと山一面を覆うハイマツの緑には感動する。jj0jvl氏の戻るのが見えたので烏帽子へと移動を始める。何とかいけそうな感じがする烏帽子への登りもクリアーでき後から来たjj0jvl氏と合流。烏帽子山頂でまた休むが足はかなり良くなり本当に安心した。三伏峠小屋まで戻り小屋の主人としばらく話をしてから鳥倉登山口に下山　今回は足のトラブルという初めての経験ありペースを守ることの大切さを痛感した。今回はjj0jvl氏には心配をかけてしまい申し訳ないです。

コメント

ebi0813

やっぱり南アはいいですね！
JJ0JVLさん、mrk1129さん、こんにちは。

梅雨の晴れ間の南アは、すでに花の咲き乱れる季節を迎えているのですね。
緑の深い山や谷の連なる南アの雰囲気が伝わってきました。
コース沿いの地質も変化に富んでいて興味深いです。
JJ0JVLさん的には「ゆっくり」が、mrk1129さんは痙攣で大変でしたね

黄色いスミレは「キバナコマノツメ」かもしれませんが、葉っぱで区別するようなのでなかなか難しいですね

nucchi

お久しぶりです
JJ0JVLさん、こんばんは。
身体でも壊されたのかと心配しましたが、お元気そうで
何よりです。素晴らしい景色で良かったですね

mrk1129さん、ヤマレコデビューおめでとうございます 。
ブルーのシャツが決まってますね
脚は大丈夫ですか？ 大事にしてくださいね。


僕も今年は塩見に行きたいと思っています。
２年前は体力も無くて散々でしたが、だいぶペース配分
が出来るようになりましたので

明日は西駒へ行きます。
なので「リアル聖職の碑」になるかも

JJ0JVL

ebi0813さん こんばんは
コメント有り難うございます。
本日は、山での不測の事態に備えてMr.k氏とツェルトを松本市まで買いに行き、張り方の練習をしていました。
ebi0813さん南アルプスのどちらの方面に今年は行かれますか。

JJ0JVL

nucchiさん こんばんは。
風雨の中の西駒はいかがでしたか？
双児山にある山の位置を示した看板の間違いについては前回の山行で、Mr.K氏が大鹿山の知人に話したことから修正されたかも知れません。
塩見岳には、晴れたら14日に日帰りで行く予定です。
なお、体力的に自信がないため12時で引き返す予定でいます。

mrk1129

ebiさんお久しぶりです。
いろいろな体験がありましたが結果的には南アの風景を長時間楽しめました。
なまった体に喝がはいりました。

付加体で構成される南アの地質については大鹿村中央構造線博物館で詳しく知ることができます。館長の川本先生の話はとても興味深く私も仕事がら時々うかがっています。

また南アへおこしください。

mrk1129

nucchiさんお久しぶりです
お気遣いありがとうござます。
足への５ヶ月ぶりのフルパワーきっとビックリしたんでしょうね。
ｎｕｃｃｈｉさんのパワフルな山行拝見しました。

私も小河内岳へリベンジ　一番すきな山　塩見岳をめざしたいと思っています
。