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Yamareco

記録ID: 2037001
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ハイキング
甲信越

飯士山  宝石みたい! でも秋はX

2019年09月23日(月) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
7.5km
登り
863m
下り
857m

コースタイム

9:10駐車地点 9:45登山口 11:10山頂 12:25登山口
13:05遊歩道 13:25駐車地点
天候 曇りのち晴れ、台風17号の風強し
過去天気図(気象庁) 2019年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
負欠岩の通過点は濡れていて滑りやすいところあり。
ファイル
熊遭遇位置
(更新時刻:2019/09/26 23:13)
舗装道路が北側と分岐した先で車両通行止め
2019年09月23日 09:09撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 9:09
舗装道路が北側と分岐した先で車両通行止め
前方に負欠岩が見えてきた
2019年09月23日 09:29撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/23 9:29
前方に負欠岩が見えてきた
舗装道路からの登山口
2019年09月23日 09:45撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 9:45
舗装道路からの登山口
尾根コースとの分岐点
2019年09月23日 09:55撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 9:55
尾根コースとの分岐点
暫く極小の沢状の地形を進む
2019年09月23日 10:18撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 10:18
暫く極小の沢状の地形を進む
前方に急なスラブが見えたら右側の尾根へ
2019年09月23日 10:18撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 10:18
前方に急なスラブが見えたら右側の尾根へ
尾根に出ると視界が開ける
2019年09月23日 10:21撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 10:21
尾根に出ると視界が開ける
左側のスラブはすでに60度くらい
2019年09月23日 10:22撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 10:22
左側のスラブはすでに60度くらい
ミヤマナナコナ?
2019年09月23日 10:24撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 10:24
ミヤマナナコナ?
断続的に岩場に
2019年09月23日 10:28撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/23 10:28
断続的に岩場に
負欠岩の左のルート。お助けロープがないと通過は難しい。
2019年09月23日 10:30撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/23 10:30
負欠岩の左のルート。お助けロープがないと通過は難しい。
負欠岩直下から右側、スラブ歩きの練習に適す
2019年09月23日 10:32撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/23 10:32
負欠岩直下から右側、スラブ歩きの練習に適す
右下を見下ろすと50度前後のスラブ
2019年09月23日 10:38撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 10:38
右下を見下ろすと50度前後のスラブ
随所にお助けロープ
2019年09月23日 10:45撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 10:45
随所にお助けロープ
思いっきりピンボケのキンコウカ?
2019年09月23日 10:52撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 10:52
思いっきりピンボケのキンコウカ?
シャクナゲがまだ残っていた
2019年09月23日 10:53撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/23 10:53
シャクナゲがまだ残っていた
西側に湯沢の街並みと右側にはガーラ湯沢スキー場
2019年09月23日 10:53撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/23 10:53
西側に湯沢の街並みと右側にはガーラ湯沢スキー場
尾根コースとの分岐点 これなら間違わないな
2019年09月23日 11:00撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/23 11:00
尾根コースとの分岐点 これなら間違わないな
2峰から山頂 もうすぐだ
2019年09月23日 11:00撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 11:00
2峰から山頂 もうすぐだ
山頂から湯沢方面
2019年09月23日 11:09撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/23 11:09
山頂から湯沢方面
越後三山 南東側は雲に覆われていた。
2019年09月23日 11:28撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/23 11:28
越後三山 南東側は雲に覆われていた。
ホツツジ
2019年09月23日 11:40撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 11:40
ホツツジ
負欠岩
2019年09月23日 11:47撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 11:47
負欠岩
ナナカマドが色づいて、間もなく紅葉の季節だ
2019年09月23日 11:56撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 11:56
ナナカマドが色づいて、間もなく紅葉の季節だ
風穴は進入禁止に
2019年09月23日 12:09撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 12:09
風穴は進入禁止に
炭焼き小屋跡
2019年09月23日 12:11撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 12:11
炭焼き小屋跡
台風で落ったようだ
2019年09月23日 12:15撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 12:15
台風で落ったようだ
登り時の分岐点に戻った
2019年09月23日 12:18撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 12:18
登り時の分岐点に戻った
登山口に戻った
2019年09月23日 12:24撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 12:24
登山口に戻った
尾根のピークに来た。
2019年09月23日 13:05撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 13:05
尾根のピークに来た。
直ぐに遊歩道に出た
2019年09月23日 13:06撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/23 13:06
直ぐに遊歩道に出た
普通の登山道よりはるかに歩きやすい
2019年09月23日 13:14撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/23 13:14
普通の登山道よりはるかに歩きやすい
後刻南魚沼市内から
2019年09月23日 15:30撮影 by  E-PL7 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/23 15:30
後刻南魚沼市内から
撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ
備考 今回初めてアームカバーを使ったが、暑くなく、藪でも肌をガードしてくれて良かった。

感想

坂戸山より少し高くてトレーニングにも適した山として飯士山(標高1111m)をと考えていたのだが、五十嵐地区から入るコースが廃堂になったとのうわさが入り、気になって行ってみた。

五十嵐集落を過ぎ、登山道への道を分けたところで車両通行止めになっていた。舗装道路を登山口を目指して進むと、左手に広いグランドがある。
その先に遊歩道入口がある。これが下山時に重要になる。
更に進むと・・・左手(おそらく10〜30m位)くから{ウォー}という声。一瞬にして熊が威嚇している声と分かった。逃げるわけにもいかず、同じペースで登山口へ向けて歩き通した。
そうだ、熊鈴付けるの忘れてた。間もなく登山口。注意書きには左手約600mに駐車場があるという。てっきり、その向こうにはゲレンデへの道が続いていると思い込み、帰りは熊を避けてそちらに行こうと気楽に考えていた。
そこから山頂までは約1時間半の軽快な山歩きだった。歩き始めてすぐに下山者に会った。熊の話をし、ルートを変えた方がいいと言ってしまった。
負欠岩コースと尾根コースの分岐点を過ぎると小さな沢をしばらく登り、前方にスラブの急斜面が見えるところで、ルートは尾根側に変る。
負欠岩とその先暫くはちょっとしたスラブで、最近の雨続きで滑りやすいところもあった。
2006年に来た時より整備が進んでいて、お助けロープがたくさんあり、しかも滑りやすいトラロープではなく白い太めのロープ(クレモナ?)だった。
山頂付近は折しも台風17号が最接近していて風が強かった。
山頂には2人パーティーのみで、群馬から来たという。少し話をして記念写真も撮らずに下山へ。2峰との間に風が弱いところがあり、軽い昼食に。
下山ルートも激下りだが、お助けロープが10本以上あり、安全だった。
この白いロープは前回にはなかったもので、地元の方々のご苦労に m(_ _)m
そうこうして登山口に戻って、熊と会った道を避けて、舗装道路を北側に600m位進むとしっかりした建物と駐車スペースがある。そして建物の山側と谷側に舗装道路が続きている。地図をよく確認せず、谷側に進めば旧小田急スキー場のゲレンデに出ると思い込んでいた。
実際に下りてみるとすぐにススキや藪がひどくなり、ついには舗装道路も終わり、心細くなった。それでも藪の道を少し進むと杉林に出た。
良かった、ここは藪も少ないし、どうせ森林保全用の道があるだろう・・・と思いジグザグに下ってみたが全く道らしきものはなく、ついに行く手に断崖が!スマホのヤマレコマップを見ると、断崖の下は砂防ダム。普通ダムの前後と両側は切り立っていて通れない。
選択肢はただ一つ。左側の尾根を登り返し、尾根筋から下りる。
登ると熊に遭遇した地点に近づくので、いやだったがやむを得ない。
そういえばここまでところどころ誰か今日歩いた跡があるし、尾根に上り返すところもトレースがところどころある。そうか、登りに会った方もここを歩いたのかもしれない。申し訳ないことをしてしまった。
それにしてもクマザサ+藪の登り返し標高差約150mは結構堪えた。
なので尾根筋ですぐに見つかった遊歩道に感激した。これで普通に歩いて帰れる。もう、熊のことはどうにでもなれという気持ちだった。しかも普通の登山道より、はるかにいい道だ。
舗装道路に降りて、今来た道に「遊歩道」の表示があった。
おそらく関越高速工事の際、付帯工事として行われたのだろう。車両通行止めのすぐ先の広い野球グランドも地図を見ると、採石場の跡地のようだし。

この負欠岩コースは高校の時の新人教育の場だったし、先輩・OBは両側のスラブでトレー二ングをしていた。登山口から短時間で草付きスラブを体験できる貴重な場所で、ぜひとも初級を過ぎた方に薦めたいと思っていたが、今回の熊の一件でとにかく9月中旬からはお薦めできないのが残念。

帰宅後妻に熊のことを話すと、今年は熊の出没が多く県内で既に2人が怪我をしているという。更に近くの親戚によると今年はどんぐりなどの広葉樹の実が不作で熊が多く出ているとのこと。
アスファルト道路を車両通行止めしていることも、熊にとっては降りてきやすい理由の一つのかもしれない。それに里山の人口減少と高齢化によって、熟しても取られない柿が結構多く、熊を誘っている。紅葉を楽しみにしている登山者にとっては要注意だ。

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コメント

チェーン・・・
また登る機会がありましたら、立入禁止のチェーンを外して登山口近くの駐車スペースまで車で入って下さい。
ここ数年、年2回登山道整備を行っています。次回の整備は10/6を予定しています。
2019/9/27 18:40
Re: チェーン・・・
toshi1229さん、
暖かいお言葉ありがとうございます。知人にも飯士山を薦めようと思います。
また年2回、貴重な休日を登山道整備に割いていただき感謝します。
2019/9/27 22:20
プロフィール画像
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