笠ヶ岳
- GPS
- 56:00
- 距離
- 29.0km
- 登り
- 2,454m
- 下り
- 2,448m
コースタイム
- 山行
- 5:35
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:35
- 山行
- 7:06
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 8:02
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:50
天候 | おおむね晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
下界では40℃を超えて史上最高の暑さを記録し、射すような日差しと暑さは3,000M近い高地でも十分に感じられた。それでも3日間とも晴れで完璧に近いシチュエーションだった。
初日5時半前に登山者用駐車場を出発。出発した時はまだ暗かったが、林道ゲートを過ぎる頃には明るくなり始めていた。通り慣れた単調な左俣林道を行くと、徐々に斜度が上がり始める。斜度が上がり始めてからチョッと過ぎた8時過ぎ、秩父沢に到着した。まあ、秩父沢まではそこそこ順調な良いペースであった。
ところが秩父沢を過ぎた頃からはガックリとペースが落ちた。高山植物が思っていた以上に華やかで、写真を撮りながらの行程となったためである。それでもこの日の目的地である鏡平山荘には11時前に到着した。到着直後は雲に隠れていた槍ヶ岳も14時を過ぎる頃には姿を現し、鏡池に映し出された”逆さ槍”などを堪能した。
二日目は5時過ぎに鏡平山荘を出発。出発直後に熊の糞を発見、その前の週に”弓折岳で登山者が熊に襲われた”との新聞記事を思い出す。結局、熊との遭遇はなかったが、チョッと慎重気味になったのは確かである。稜線に出ると在るのか?無いのか?良く分からない弓折岳のピークを踏む。その後は軽いアップダウンを繰り返し、大ノマ岳を経由する単調な稜線を行く。笠ヶ岳までは思っていた以上に長い。しかもこの日も好天で、日差しは一層厳しかった。
稜線から弓折方面越しには北アルプスの中心部・鷲羽岳や水晶岳、黒部五郎や薬師岳、立山などが望めた。また、稜線正面には槍ヶ岳から穂高連峰の山並が、進行方向・笠ヶ岳の脇には焼岳や乗鞍岳、遠く御岳山などが望めた。11時半、笠ヶ岳山荘に到着する。受付後に空身で笠ヶ岳山頂を目指す。笠ヶ岳山頂への往復は1時間チョッともあれば十分である。その後は山荘付近で夕焼けに染まる山々を楽しみながら時間を過ごした。
三日目2時半には一旦起床、出現のピークとされていたペルセウス座流星群を観察する。山荘から北東方向・水晶岳や赤牛岳方面を観察していると徐々に目が慣れてきて1分間に2〜3個ほどの放射状に飛ぶ流れ星を観察できた。二度寝の後、4時半前に起床する。この日の朝陽は丁度、槍ヶ岳山頂から登るいわゆる”ダイヤモンド槍”が観察できるた。朝陽は朝食前の5時16分頃に槍ヶ岳山頂付近から姿を現した。
6時過ぎ、新穂高温泉に向けて出発する。この日も好天ではあるが若干雲がでて、前二日よりも快適である。山荘から前日来た稜線を戻り、笠ヶ岳分岐から抜戸岳を経由して笠新道を下る。抜戸岳直下のカール部分は斜度も緩く高山植物も豊富で雷鳥も現れる快適な山道である。杓子平を過ぎると木々が徐々に嵩を増し、九十九折の急斜面となる。笠新道入口に到着したのは11時、そこから1時間ほどで新穂高温泉の入山口にたどり着いた。
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