雨乞岳
- GPS
- 08:10
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,386m
- 下り
- 1,381m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所なし 最初の遊歩道のような登山道は快適だし、その後の登山道も道は明瞭で迷うことはありませんでした。 |
写真
感想
天気もよさそうなので出かけてきました。
甲斐駒ケ岳の雪が解けてなくなる前にその姿を見たいなぁと思い
雨乞岳に行ってみました。
車で行くのですが、甲府から国道20号線を諏訪・北杜市方向に走らせ、
北杜市の下教来石交差点までくるが、左折できないのであせりますが
ほんのちょっと先にある信号のない道にヴィレッジ白州の看板を見つけ
そこへ入ります。そして細い道を走ってヴィレッジ白州を通り越した場所に
駐車して、準備をします。
登り始めは遊歩道のような道で快適です。階段も程よい段差です。
しばらく歩くと遊歩道は終わり、普通の登山道になりますが歩きやすい道です。
基本的に森の中の道なので展望は無いのですが、頂上も近くなってくると
尾根の木々の間から、周りの山々が見えることもあり、甲斐駒ケ岳も見えたりします。
また、頂上近くの尾根道は倒木が多く、結構それが大変だったりします。
頂上は南面が開けており、甲斐駒ケ岳、鳳凰三山、日向山の雁ヶ原がよく見え、
遠くには富士山も薄く見えます。残念なことに鋸岳は木々が邪魔してよく見えません。
甲斐駒ケ岳を改めてみると、どっしりと構えていました。う〜ん、やっぱり格好いいね!
まだ、雪も残っているし、様になっています。いい三角錐です。
20数年前に登ったことあったはずなんだけど、良く覚えてないんだよねぇ・・
そのころはどこ登っているのか良くわかってなかったのかな、もったいない。
ここで終わりにしようかと思ったのですが、まだ時間もあることだし
水晶ナギまで足を伸ばすことにしました。
雨乞岳の頂上からは急勾配で下ります。かなり下ります。
ちょっと勾配が緩やかになってきた頃、林業用のワイヤーみたいなのが道に
あるので注意が必要です。気づかなかったら、こりゃ転びますよ。
水晶ナギ分岐を水晶ナギ方向に進むとしばらくして砂場が現れますが
これは水晶ナギではなく、雨乞岳の頂上から白く見える砂場で
ここを通り過ぎて少し行ったところに水晶ナギがあります。
水晶ナギは白い砂、砂利の一面で植物の生えていないガレ場です
こりゃ、滑り落ちたら大変だ〜って感じで、
何かここだけ異空間とでもいうのか不思議な場所でした。
気をつけながら尾根沿いに下りていくと
水晶ナギの終わりまで見渡せる場所に行きます。
そこから下を見るとそのナギの終わり辺りに鹿さんがいました。
(かなり遠いので、とくにこちらを気にしているようではない)
その後、水晶ナギの始まりの場所まで戻り、昼食をとっていると
空に虹が出てきて、あれっ普通の虹と逆になっている
珍しい虹だ!と思い写真を撮りまくりましたが
あまり、きれいには写ってなかったかな、実際の感動を写真で伝えるのって難しい
あとで調べるとこの虹は水平虹、環水平アーク、水平環などと呼ばれるみたいです
あと、この水晶ガレからは鋸岳が見えました。おおっ、あれは鋸だ!すげー!
行って見たい〜!と思いましたが、簡単に行ける山じゃありません。
そのかわりに甲斐駒ケ岳は見えませんでした。
昼食も終わり、一休みしてから帰路に着くわけですが、
雨乞岳に戻るためにあの急坂を登るのが億劫ですが
なんとか登って戻りました。
頂上まで戻れば、あとは何とかなる下山道でした。
そうは言っても結構距離ありますけどね。
今日はかっこいい甲斐駒ケ岳、鋸岳、水平虹と色々と良いものが見れて満足でした。
道もヴィレッジ白州からの登山道はよく整備されているので迷うことも無く、
初心者でも体力さえあれば登れる山だと思います。
ただ、水場の水を当てにしてはいけませんよ
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