下ノ廊下 日帰り 黒部ダム-欅平 水平歩道 旧日電歩道
- GPS
- --:--
- 距離
- 27.2km
- 登り
- 1,315m
- 下り
- 2,192m
コースタイム
- 山行
- 9:51
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 10:13
朝4時半に、ロッジくろよんを出て、5時に黒部ダムの出口を出ればという予定通り進みました。
予定では、阿曽原温泉小屋に、13時までにたどり着けなければ、欅平駅16:47発の最終に間に合わないと判断して、翌日仕事なので、それでも欅平までがんばって行き、欅平で泊まる予定でしたが、スタートが早かったのが良かったのか、普通に歩いて、10時30分に阿曽原に到着できてしまったので、そこで安心できたような感じがしました。
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
高速バス パスタ新宿 7:35発 - 信濃大町駅 12:06着 4600円 アルピコバス 信濃大町駅 12:20発 - 扇沢駅 12:53着 1360円 ※アルピコバスは時刻表より早く到着、13時発の関電バスに余裕で乗れた。 関電トロリーバス 13:00発 - 黒部ダム 13:16着 1570円 【帰り】※帰りは欅平から 黒部峡谷鉄道トロッコ電車 欅平駅 14:58発 - 宇奈月駅 16:14着 1980円 富山地方鉄道 宇奈月温泉駅 16:39発 - 新黒部駅 17:02着 640円 北陸新幹線 黒部宇奈月温泉駅 17:26発 - 大宮駅 19:34着 JR線 大宮駅 19:47発 - 新宿駅 20:17着 11340円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※2019年9月30現在 下ノ廊下は、2本線の針金手すりが、おおよそ1.5km程、張り終えていない状況で、登山道に垂れ下がったりしていました。 でも、やばい所は、針金手すりも、木道もしっかりと整備され、通行には気を付ければ問題ありません。 でも、針金手すりがすべて完了するのは、10/4くらいなのかな、と感じました。 ※水平歩道の途中に、180mの洞窟「志合谷」があるので、ヘッドライト必須。忘れた時は、スマホの懐中電灯機能でがんばるしかない。中は、水たまりが避けられない場所があり、靴が濡れるのは必須でした。 ※このルートは、結局、滝渡りや、洞窟探検の際、ローカットの登山靴は必ず靴の中まで濡れてしまい、ハイカットでも、滝渡りでハマればどうせ中まで濡れてしまうので、中まで濡れてもいい古い登山靴を使うなど、水に濡れないと考えるより、靴の中まで濡れるのを、はじめから覚悟して装備した方がよいと思いました。 |
その他周辺情報 | 阿蘇原温泉小屋は、混むと寝るのが大変ということで、黒部ダム湖畔にある、『ロッジくろよん』を選択、宿泊。1泊夕食のみで、9400円。個室、浴場、コンセントあり、と結構快適。暖房設備や、テレビななし。ただ、21:15の消灯で、電源が落ちてしまうので、その後出発まで、部屋のコンセントも使えないので注意が必要。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
ザック
行動食
非常食
地図(地形図)
筆記用具
ガイド地図(ブック)
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
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感想
昔、黒部ダムを観光し、帰って地図を眺めていたら、黒部ダムから、黒部側を下って、欅平まで行く道が目に留まり、でも、ものすごい道という噂も聞いていたので、結構不安で、命をかける気持ちで(まだ通った事がなかったので、実際の予想がつかず、結構覚悟を持ったの気持ちで)行ってまいりました。
通常の阿曽原温泉に泊まるのでも、扇沢発のバス7:30に間に合わなければならず、東京からだと夜行になるし、信濃大町駅や扇沢駅での待ち時間も長いし、朝一のバスは、超混雑が予想できるし、阿曽原温泉小屋も超混雑、ぎゅうぎゅう宿泊が恐ろしいので、前日にゆっくりと黒部ダム入りし、黒部ダムを観光しながら、黒部川の歴史を学んで、翌日早朝から日帰りという形で、行くことにしました。
天気予報を、入念にチェックし、9/30は、一日快晴と読み、前日黒部ダム入り、あいにく前日の夕方は、結構豪雨が降る中でのチェックインとなりましたが、個室で浴室もあり、快適に前泊でき、翌日は予想通りの好天で、4時半にロッジくろよんを出発しました。
最初は暗い中、たった一人で湖岸を歩き、とてもさみしく、「最初の1時間だけ、がんばって歩こう」と、精神の鍛錬のように歩いていましたが(本当に暗くて、さみしい気分でした)、一人で黒部ダムを渡りながら、空の一部で星が見え、天候に期待が持ててきました。
黒部ダムのトンネルを抜け、いよいよ欅平に向けて出発、ダム下の橋を渡ったあたりから、徐々の夜が明けていき、だんだんテンションも上がっていきました。
阿曽原温泉までで、すれ違ったのは、約12人程度、抜かしたのは、黒部ダム出口での1人、阿曽原から欅平までですれ違ったのも約12人程度、抜かしたのは阿曽原遅く出発組の2人のみでした。
道は、水路のようになっている登山道や、滝の下渡り、洞窟探検のような所もありましたので、靴はすぐに中まで濡れてしまいましたね。これは仕方ないと思いました。
靴は、中まで濡れてしまうと、その後は臭ってしまい、ダメになるので、逆に新しい、お気に入りの登山靴は、避けた方が賢明かもしれませんね。
ルートは、整備していただく人のおかげさまで、とても良く整備されていました。
が、まだ、針金二本手すりが、だいたいまだ1.5kmくらい張り終えていませんでしたが、やばい箇所は、しっかりと整備していただいたおかげで、危険な思いをすることなく、快調に歩いていくことができました。
結果朝の10時半には、阿曽原温泉にたどり着けてしまったのは、予想外で、露天風呂まで降りて行って、見学と軽くお湯浴びをできたり、一日中好天だったのは、とてもラッキーでした。
阿曽原温泉から欅平まで、3時間30分で行けたらと思いましたが、ほぼ4時間かかってしまいましたね。黒部ダムからの終盤ということで、なんだかんだで疲れてきて、無意識にペースが落ちていたのかもしれません。
が、こちらも、すばらしく楽しいルートでした。
そして、終電まで2時間余裕がある、14:43に、無事欅平に到着、まだ昼間の温かい、平日で空いているトロッコ電車内で、そよ風を感じながら、夢の達成を祝う冷たいビールは最高でした。
黒部ダムから欅平まで約28Kmのトレッキングルートは、スリルはもちろん、滝渡り、洞窟探検、関電構内を歩け、吊橋も楽しめ、日本最高のルートと言ってもいい、満足感がありました。
新幹線の開通により、帰りも東京へ一気に戻ることができ、21時前には自宅に到着できました。
本当に素晴らしいトレッキングルートを、とても堪能できました。
ありがとうございました\(^o^)/
mit7さん、はじめまして。
FBから飛んできたshin1116です。
数々の日帰り踏破!かなりの健脚さんですね。
私の方は母親の介護等で2年も山から離れていて、
そろそろ行動を開始しようと思っているのですが、
予定を立てるたびに天候不良で行けていません。
また、情報交換等よろしくお願いします。
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