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Yamareco

記録ID: 205330
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
志賀・草津・四阿山・浅間

浅間山(前掛山〜鋸岳〜仙人岳〜蛇骨岳〜黒斑山)

2012年07月07日(土) ~ 2012年07月08日(日)
 - 拍手
GPS
00:39
距離
18.4km
登り
1,788m
下り
1,022m

コースタイム

■ 7/7(土)
14:59 浅間登山口バス停
15:58 浅間山荘キャンプ場(テント泊)

■ 7/8(日)
6:26 浅間山荘キャンプ場
6:56 一ノ鳥居
7:11 不動滝
7:18 二ノ鳥居
8:04 火山館・浅間神社
8:25 湯ノ平口(草すべり方面分岐)
8:42 前掛山登山口(Jバンド方面分岐)
9:28 シェルター2棟
9:49 前掛山
10:04 シェルター2棟
10:29 前掛山登山口(Jバンド方面分岐)
11:31 鋸岳
12:05 仙人岳
12:28 蛇骨岳
13:02 黒斑山
13:17 草すべり方面分岐
14:11 車坂峠
天候 ■ 7/7(土): 雨
■ 7/8(日): 雨
過去天気図(気象庁) 2012年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
■ 行き: 小諸駅〜(JRバス関東)〜浅間登山口バス停
■ 帰り: 高峰高原ホテル前バス停〜(JRバス関東)〜小諸駅
コース状況/
危険箇所等
■ 浅間山荘わきの浅間登山口、車坂峠の登山口ともに、登山ポストあり。
■ 浅間山荘本館で、浅間山の山バッジを売っていた。
■ 高峰高原ホテルでは、同ホテルオリジナル(?)の浅間山の山バッジを売っていた。
■ 鋸岳のJバンドは、岩登りの区間は特に危険ではないが、ほぼ登りきって石がゴロゴロした細い道をトラバースするところが結構危険だと思った。鋸岳〜蛇骨岳の区間も湯ノ平側が切れ落ちていて、油断は禁物。
軽井沢まで新幹線で行き、しなの鉄道に乗り換えて小諸駅まで。駅でバスを待つ間に雨が降り出した。
軽井沢まで新幹線で行き、しなの鉄道に乗り換えて小諸駅まで。駅でバスを待つ間に雨が降り出した。
浅間登山口バス停で下車。ここから浅間山荘まで、約4kmのなだらかな林道歩き。カッパは着ずに傘を差したが、だんだん雨が強くなってズボンの裾を濡らしてしまった。
浅間登山口バス停で下車。ここから浅間山荘まで、約4kmのなだらかな林道歩き。カッパは着ずに傘を差したが、だんだん雨が強くなってズボンの裾を濡らしてしまった。
1時間ほどで浅間山荘に到着。浅間山荘ってあの「浅間山荘事件」の? と思ったが、調べてみると別物のようだ。
1時間ほどで浅間山荘に到着。浅間山荘ってあの「浅間山荘事件」の? と思ったが、調べてみると別物のようだ。
時おり激しく雨が降る中、キャンプ場にテントを設営。傘を差しながらだったが、服を濡らしてしまった。
時おり激しく雨が降る中、キャンプ場にテントを設営。傘を差しながらだったが、服を濡らしてしまった。
この日テントを張ったのは自分だけのようだ。
この日テントを張ったのは自分だけのようだ。
雨は夜中も降り続き、鹿にテントを食い破られる夢を何度も見た(小川山でテント場を鹿が歩いていた印象が強かったようだ)。
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雨は夜中も降り続き、鹿にテントを食い破られる夢を何度も見た(小川山でテント場を鹿が歩いていた印象が強かったようだ)。
翌朝も雨・・・。濡れたテントの撤収(水を拭いたり)に時間がかかり、出発は6時半になってしまった。
翌朝も雨・・・。濡れたテントの撤収(水を拭いたり)に時間がかかり、出発は6時半になってしまった。
雨の登山道も緑が色濃く感じられていい・・・というのは負け惜しみ。
雨の登山道も緑が色濃く感じられていい・・・というのは負け惜しみ。
一ノ鳥居。ここで不動滝経由の道へ進む。
一ノ鳥居。ここで不動滝経由の道へ進む。
不動滝。
二ノ鳥居。
途中に「浅間山開闢祖 中開霊神」という石碑があった。
途中に「浅間山開闢祖 中開霊神」という石碑があった。
牙山(ぎっぱやま)は雲に隠れてよく見えず。
牙山(ぎっぱやま)は雲に隠れてよく見えず。
この辺りでは硫黄の臭いが漂ってきた。
この辺りでは硫黄の臭いが漂ってきた。
火山館、そして浅間神社に到着。トイレを借りて一休み。
火山館、そして浅間神社に到着。トイレを借りて一休み。
湯ノ平口(草すべり方面分岐)。前掛山へと進む。
湯ノ平口(草すべり方面分岐)。前掛山へと進む。
樹林の中の道を行く。
樹林の中の道を行く。
Jバンド方面分岐を過ぎる。
Jバンド方面分岐を過ぎる。
少し進むと開けた場所に出て、ちょっと道を見失う。
少し進むと開けた場所に出て、ちょっと道を見失う。
やがて木々がなくなり、変化のない単調な道を登って行く。
やがて木々がなくなり、変化のない単調な道を登って行く。
シェルターが2棟。シェルターの左側を先へ進んでしまい道を見失ったが、ちょうど下山してくるグループがいて助かった。シェルターの手前を右へ進むのが正解で、斜面を斜上する踏み跡がある。
シェルターが2棟。シェルターの左側を先へ進んでしまい道を見失ったが、ちょうど下山してくるグループがいて助かった。シェルターの手前を右へ進むのが正解で、斜面を斜上する踏み跡がある。
前掛山山頂へ続く道。火口側は急斜面だが、登山道は広くて歩きやすい。
前掛山山頂へ続く道。火口側は急斜面だが、登山道は広くて歩きやすい。
前掛山山頂に到着。ガスで360度何も見えず・・・。
前掛山山頂に到着。ガスで360度何も見えず・・・。
アップですみません。
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アップですみません。
来た道を引き返し、Jバンド方面分岐から鋸岳へ向かう。
来た道を引き返し、Jバンド方面分岐から鋸岳へ向かう。
賽ノ河原に出る。地を這うような草(木?)が生えているので、さほど荒涼とした感じはしない。
賽ノ河原に出る。地を這うような草(木?)が生えているので、さほど荒涼とした感じはしない。
賽ノ河原を過ぎると、鋸岳へと直登する道になる。
賽ノ河原を過ぎると、鋸岳へと直登する道になる。
左側には岩峰が連なる。これもガスでよく見えないのが残念。
左側には岩峰が連なる。これもガスでよく見えないのが残念。
鋸岳への登りは、ときどき手を使う程度の岩場。
鋸岳への登りは、ときどき手を使う程度の岩場。
前方にはゴツゴツした岩壁が見える。
前方にはゴツゴツした岩壁が見える。
石が転がる細い道をトラバースする。Jバンドの中ではここが一番危険で、ほかの山なら鎖やロープが張ってあってもおかしくないところだ。
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石が転がる細い道をトラバースする。Jバンドの中ではここが一番危険で、ほかの山なら鎖やロープが張ってあってもおかしくないところだ。
火口壁を登りきると、稜線の反対側には青空と嬬恋方面の景色が広がっていた! でもこれもお天道様の気まぐれで、すぐにガスに覆われてしまった。
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火口壁を登りきると、稜線の反対側には青空と嬬恋方面の景色が広がっていた! でもこれもお天道様の気まぐれで、すぐにガスに覆われてしまった。
浅間山も、麓のほうは少し見えたが・・・。
浅間山も、麓のほうは少し見えたが・・・。
鋸岳山頂へ向かう(写真右端の出っ張ったところが山頂らしい)。
鋸岳山頂へ向かう(写真右端の出っ張ったところが山頂らしい)。
鋸岳山頂には、手書きの小さな看板が置いてあるだけだった。
鋸岳山頂には、手書きの小さな看板が置いてあるだけだった。
う〜ん、「子供が書いたのか?」って感じ。
う〜ん、「子供が書いたのか?」って感じ。
仙人岳へと続く稜線。岩ばかりのように見えるが、意外と踏み跡がある。ただし湯ノ平側はすっぱり切れ落ちていて、落ちたら死ぬ。
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仙人岳へと続く稜線。岩ばかりのように見えるが、意外と踏み跡がある。ただし湯ノ平側はすっぱり切れ落ちていて、落ちたら死ぬ。
振り返って見たところ。落ちたら死ぬっていうか、岩が落ちそう。
振り返って見たところ。落ちたら死ぬっていうか、岩が落ちそう。
これも振り返って見たところ。
これも振り返って見たところ。
山名を示すものは見当たらなかったが、三角点があるので仙人岳山頂だろう。
山名を示すものは見当たらなかったが、三角点があるので仙人岳山頂だろう。
ザレた稜線(白ゾレ)が続く。
ザレた稜線(白ゾレ)が続く。
湯ノ平を見下ろす。周囲を高い崖に囲まれて、誰も知らないおとぎの国のような不思議な景観。
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湯ノ平を見下ろす。周囲を高い崖に囲まれて、誰も知らないおとぎの国のような不思議な景観。
ガスの向こうに見えるのが黒斑山か、それとももうひとつ先か。
ガスの向こうに見えるのが黒斑山か、それとももうひとつ先か。
鞍部のような全然山頂らしくないところで、突然蛇骨岳の看板が現れた。
鞍部のような全然山頂らしくないところで、突然蛇骨岳の看板が現れた。
蛇骨岳から先は、樹林の中のぬかるんだ道。
蛇骨岳から先は、樹林の中のぬかるんだ道。
ときどき山腹をトラバースする道に出る。
ときどき山腹をトラバースする道に出る。
黒斑山山頂に到着。多くの人で賑わっていて落ち着けそうにないし、景色も全然見えないので、早々に先へ進む。
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黒斑山山頂に到着。多くの人で賑わっていて落ち着けそうにないし、景色も全然見えないので、早々に先へ進む。
時間の短い中コースでもよかったが、ガイドブックに従って表コースへ進む。
時間の短い中コースでもよかったが、ガイドブックに従って表コースへ進む。
一旦止んでいた雨がまた降り出した。
一旦止んでいた雨がまた降り出した。
車坂峠に到着。この後一層雨脚が強くなり、ぎりぎりその前にホテルで雨宿りができた。
車坂峠に到着。この後一層雨脚が強くなり、ぎりぎりその前にホテルで雨宿りができた。
最後にまとめて、途中で見かけた花。キバナノヤマオダマキ、らしい。
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最後にまとめて、途中で見かけた花。キバナノヤマオダマキ、らしい。
ミヤマカラマツ、らしい。
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ミヤマカラマツ、らしい。
ハクサンイチゲ、らしい。
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ハクサンイチゲ、らしい。
名称不明。
名称不明。花の名前はちっともわからんなあ。
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名称不明。花の名前はちっともわからんなあ。

感想

このところ岩や壁を登ってばかりで、山行は1ヶ月ぶり。しばらく間が空くと腰が重くなり、天気予報も曇りか雨かはっきりしないので、行こうかどうか迷ってしまった。でも、これ以上山登りをしないと脚の筋肉が衰えるばかりだし、天気は行けばわかる! ということで、思い切って出発した。

結局、最初から最後までほとんど雨に降られてしまった。これもトレーニングだと思えばいいが、やっぱり山は晴れてナンボ。晴れていれば、ダイナミックな景観が見られたはずなのになあ・・・。いつかもう一度行かないと、これでは浅間山に登ったことにならないや。

なお、今回はコースタイム的には日帰り可能だが、公共交通機関を使うとどうしても1日に収まらず、1泊2日にすることにした。奥多摩などの近場は別として、どこへ行くにもこの問題があるのが困りものだ。

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コメント

雨の中お疲れさまでした。
クライミングばかりやっていると、山登りの筋力は衰えてしまいますかね?
うーん、確かに使う筋肉が違うような気も…

と言いつつ、私は今週末は岩へ行って来ます。
mount-fineさんはどちらへ?
天気が微妙ですね。
2012/7/13 0:41
geraniumさん
こんにちは。
クライミングのせいというより、山やクライミングを始めてから
自転車に乗る量が大幅に減ってしまったんですよね〜。
自転車で鍛えた筋肉は確実に衰えてます(-_-;)。

今週末は外岩ですか! いいですね〜。
私は山行の予定を変更して、ちっとも進歩しないクライミングの
練習をしたいと思ってます。
2012/7/13 7:10
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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