古の婚活会場に行く(歌垣山–妙見山)
- GPS
- 04:38
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 865m
- 下り
- 913m
コースタイム
天候 | 小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
もともとはおにゅう峠で雲海が出ることを期待していたのですが、迷惑な台風の煽りを食らって中止。まあ、どっちみち雲海が出るような天気じゃなかったですが。昨日は自治体の祭で動けず、今日は雨模様なのはわかった上で出かけることに。ただまあ、眺望命の所に行ってもがっかりするだけなので、こんな時の「いつか行く」リストから能勢妙見山に行くことにしました。
始発で家を出ましたが、能勢は遠く、京阪–JR–能勢電–阪急バスと3時間かけて歌垣山登山口バス停に到着。既にぱらぱらと雨が降り出していました。道は最初は谷筋の道で、次第に階段が増えてきます。足元はそれなりに荒れてますが、歩きにくいほどでもなく、斜度もほどほど。斜面を斜行する道からひょいと林道に出ます。歌垣山には男山と女山があるらしく、ちょうどコルの部分です。つい高い方に行きかけて、そこで気づいて引き返し。実は低い方のピークに「かがい広場」があったのです。
わかってる方は百も承知かと思いますが、歌垣というのは、古代の合コンというか、婚活パーティーというか、カラオケパーティーというか、キャンプファイアというか、そういう存在ですね。歌垣自体は日本中で行われたのでしょうが、ここは山の名前からしてそのまんまだし、解説には「常に開かれていた」とか書いてます。常にと言うのが毎日なのかどうかは不明にせよ、若い男女が大挙して山に登っていくというのはさぞかし壮観だったことでしょう。
しかし、今日は天気のせいもあってか広場には誰もおられず。しかも霧が出て眺望もだめだめ。また男山に登り返しました。しかしここで雨が本降りになり、レインを上下着込むことに。雨を目にしてテンション下がりめでしたが、レインを着ると妙に落ち着いてしまい、予定通りのルートを続けます。
下りは湿った粘土質の坂と木の階段。滑りやすいので注意が必要。一旦車道に出てから妙見山奥の院へ。実は予定には入ってなかったのですが、見入られたように参拝することに。その後集落の中を通って妙見山に登り始めます。道はしっかりしていたのですが、本滝寺の直前に倒木があって通過に苦労しました。お寺の方、あれは早く片付けた方がいいです。本滝寺(このお寺は妙見山とは無関係のお寺らしい)に参拝してから、「山上」方面へ。結果的には、ここの登りが一番しんどかったかも。ViewRangerが「山頂着いたよ」と言うのに、まだ全然そうではなくて、しつこく登ったあたりが。でも、大したことはありません。まもなく能勢妙見山に着きました。
これまでほとんど人に会わなかったのにここからはたくさんの参拝者。さすが多くの信者をお持ちです。山頂には三角点がありますが、山名標は見つけられませんでした。この頃には雨はほとんどやんでいましたが、やはりガスが濃くて、眺望はなし。下山路はどうしようか迷った末、上杉尾根でさくさく降りました。ところが、車道に出てから、標識を鵜呑みにして「妙見口方面」に歩いてしまいます。行きにバスに乗ったので知らなかったのですが、ここは旧道に降りるのが近道だったようで、思わぬ遠回りを余儀なくされます。ただ、改札手前で発車ベルが聞こえたので、滑り込みで間に合いました。帰りは阪急を使って、自宅まで2時間弱。
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