旭岳【北海道、大雪山】
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 1,205m
- 下り
- 698m
コースタイム
旭岳ビジターセンター 0700頃 ― 旭岳岩室 ― 旭岳山頂 ― 旭岳岩室(姿見の池) ― 姿見駅 1230頃
● 行動時間 約05:30
天候 | 曇り、霧雨 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
就職により拠点を関西に移すことになった。それ以来あまり山へ行かなくなった。周りには六甲山を始め手頃な山がゴロゴロしているのだが、これまで過ごした富山や東京では山イコールアルプスのような高山だと感じていたこともあって、そんな小山はあまり目に入っていなかった。立山には行きたくなるが、裏山はちょっとねぇ、となっていた。
そんな頃、ちょうど北海道への出張予定があり、飛び飛びの用向きの過ごし方をどうするかが悩ましかった。それならば、北海道の山に行こうと思い立ち、一つは北海道の最高峰旭岳とした。
後々思えば、山登りを本格的に復活させる元になったのが、この山行きであったように思う。
北海道への出張時に前乗りして、前日に山へ。旭川市内に泊まり、早朝からレンタカーを走らした。あいにくにもロープウェイは強風で運休とのこと、やむなく下から歩いて上がることにした。
図らずも樹林帯からの登り始めとなった。自然に包まれた樹林帯を抜け、いよいよ旭岳が間近に迫る。噴煙が見え、砂礫の道に変わる。どことなく立山と雰囲気が似ている。徐々にガスの中になっていくが、そびえ立つ旭岳の斜面の先くらいまでは見えている。斜面の先には森林帯が広がり、そこから発する忠別川の支流が目で追える。
頂上手前の金庫岩は自然物とは思えない直方体の岩。その傍らを通っていくが、地図には偽物もあるとのこと、濃くなってきたガスの中を慎重に進む。
やがて、山頂。強風が厳しく長居は出来そうもない。でも中には寒さに耐えながら湯を沸かして食事に挑んでいる人もいる。
同じようなペースで上がってきた一人は自転車持ちだ。自転車で北海道を横断するにあたり、黒岳へと抜けるそうだ。“恐るるに足らず!”と叫びながら、相変わらずに自転車を手で押しながらガスの中へと消えていった。
帰りは、もともとは中岳温泉経由を予定していたが、下から登り始めたため、その時間がなくなった。やむなくまっすぐに来た道を戻り、すでに動き出していると聞いたロープウェー乗り場へと向かった。
ロープウェーでの往復だけを予定した観光客も多いようで、結構混んでいた。乗り換えの天女ヶ原駅の古びたコンクリートの上を歩いているときに、もうすぐ造り替えられたら駅なくなるらしいよ、というおしゃべりが耳に入ってきた。
降りてから日帰り温泉に入り、夕方の美瑛へと向かった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する