高尾近隣の様子(小下沢、日影沢林道)

2019年10月24日(木) [日帰り]

• GPS: 03:07
• 距離: 10.1km
• 登り: 277m
• 下り: 326m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:34
• 休憩: 0:33
• 合計: 3:07

11:33 大下バス停
11:40 11:40 木下沢梅林
11:54 11:54 こげさわの森 1番口 (富士見台登山口)
12:00 12:00 こげさわの森・二番口
12:13 12:35 小下沢登山口
12:50 12:50 こげさわの森・二番口
12:55 12:55 こげさわの森 1番口 (富士見台登山口)
13:00 13:00 木下沢梅林
13:23 13:24 日影沢キャンプ場
13:55 14:05 水場の先
14:23 14:23 日影バス停
14:27 14:27 裏高尾バス停
14:35 14:35 摺差バス停
14:40 14:40 高尾梅の郷まち広場
14:40 ゴール地点

天候

曇後雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：高尾駅から小仏行バスで大下下車
帰り：蛇滝口から高尾駅行バスで終点下車

写真

10/24 11:04

高尾駅北口の小仏行バスの時刻表。土日でも1時間に1本しかない。(一部時間帯は2本)

10/24 11:04

道路は大きく壊れているところは無いので、工事車両の都合と乗客が見込めないことによるものと思われる。

10/24 11:08

中央線は高尾−相模湖間で復旧工事中。1時間に1本の各停のみ運転されている。特急列車などは全く無い。帰りに確認すると10両編成がかなり満杯になっている。

10/24 11:12

今日も下り坂で雨が降るかもしれない雲行きである

10/24 11:14

オオモクゲンジであろう

10/24 11:14

陣馬高原下行のバスは力石付近とその先で道路がダメージを受けているようだ

10/24 11:39

南浅川の下流は河床が上がったように見える

10/24 11:41

大下バス停で下車。道路沿の南浅川はまだ水量が多い状況だが、台風当日は道路まで水が上がったようだ。

10/24 11:42

奥のお宅の壁に水の跡があるが、当日のものだろうか？

10/24 11:43

部分的には流れが変わった場所もありそうだ

10/24 11:44

ここは路肩が少し崩れたのだろうか？

10/24 11:45

対岸の土砂上の流れの跡は明らかにこちらの道路のレベルより高い

10/24 11:45

この辺りの道路は冠水したようだ

10/24 11:48

中央線の線路は手前が錆びているので奥のレールを使った単線運転をしているようだ

10/24 11:54

小下沢に入る。沢が溢れたのかどうかは不明だが相当食われている。

10/24 12:02

山側の斜面が崩れている

10/24 12:03

このような小沢から土砂が流出した場所が数か所あった。まだ道路そのものが崩れてはいないので修復はそれほど時間はかからないだろう.

10/24 12:03

以前このような沢があっただろうか、記憶にない。確かに水は流れていたのだろうが。

10/24 12:05

ここは路肩が少し食われている

10/24 12:06

対岸に見えた土砂崩の跡

10/24 12:08

この辺りは大きな石がゴロゴロしていて林道まで流れが被っていたようだ

10/24 12:08

ここは沢から出た土石流で道路下に埋められていたパイプ(樋)が露出している

10/24 12:09

沢を見上げる

10/24 12:09

沢からの流れが林道を食った跡

10/24 12:11

林道の山側にあった看板が流れ落ちている

10/24 12:11

土砂崩れの跡

10/24 12:11

ここも土砂が流出

10/24 12:12

ここは倒れた木が切断されているので、台風の後で若干手入れが行われたようだ

10/24 12:13

沢の中で木の株が流れ着いて、水の流れが変わりそれが林道の道床に影響を与えている

10/24 12:13

ここも対岸の樹木が流れに影響を与えた結果道床にダメージを与えたようだ

10/24 12:13

土砂の流出

10/24 12:13

流出した沢を見る。日ごろはほとんど流れなど無いと思われる。

10/24 12:13

上流側から見る

10/24 12:14

川床は土砂が洗われて底の岩が露出している

10/24 12:16

ここも林道の路肩が食われている

10/24 12:17

対岸に現れた滝

10/24 12:20

ゲートが見えてきた。景信山の登山口は近いのだが・・・

10/24 12:21

林道はゲートのすぐ先で消えていた。ほんの10mほどであるが、林道の路面が無くなっており、一旦川床に降りて登り直す。

10/24 12:22

仮のロープが設置されているので使わせていただく

10/24 12:22

上流側からゲートを見る。手前にロープが見える。

10/24 12:24

崩壊か所の先の沢

10/24 12:24

再度ゲートを振返る

10/24 12:50

景信山の登山口に到着。雨が強くなってきたのでここで朝飯タイムにした。建屋の軒先を借りる。

10/24 12:45

景信山の登山道に架かる木橋。水量がかなりあるし無理をして登ることも無いのでここで引き返すことにした。

10/24 12:50

向こう側にも木橋がある。ワイヤーで岸に固定されているので残っている。

10/24 13:28

まだ時間的には早いので、日影沢の様子を覗いてみることにする

10/24 13:29

小仏街道には通行止めの看板

10/24 13:32

入口付近は修復作業が始まっており、比較的早く修復が終わるのではないかと期待したのだが・・・・・・

10/24 13:32

10/24 13:33

小仏城山の北東尾根ルート取付き点。川床から登山道まで1mくらいの段差ができている。

10/24 13:35

この辺りは工事が始まっており、道が綺麗になっている

10/24 13:35

道路沿いに埋設されているパイプ(水用？)が露出している

10/24 13:35

3mくらい林道が食われていて、これから修復作業をするようだ

10/24 13:36

こんなものはかわいい部類

10/24 13:38

ふれあい推進センターは閉鎖中で、設備は使えない

10/24 13:38

トイレも使用不可

10/24 13:43

このさきのダート区間がどうなっているかと思っていたが、思ったほどは荒れていないようだ

10/24 13:44

飲料水の取水場所

10/24 13:46

ここは少し路肩がやられている

10/24 13:50

その先では道路が食われており、沢水のコンクリート製樋が宙ぶらりんに。

10/24 13:59

ここは車が通れる幅が残っていない

10/24 13:59

反対側から見る

10/24 14:01

支沢

10/24 14:03

良く水を汲んだところ

10/24 14:05

根が露になった木の株。あるいは少し上流から流れてきたか？

10/24 14:06

そしてここで探査が終わる。林道はこの先もこのまま右岸にあったはずなのだが、道床が完全に流失してしまって、そこを新しく川になっていた。

10/24 14:09

以前の流路は流れの右にあるこんもりしたブッシュの更に右に残っている。前方の流れの右に電柱が見えるが、その右に以前の流路がある。

10/24 14:12

この流れを渡ろうとして「チン」してしまった。ここで引き返す。

10/24 14:35

日影のバス停のところの南浅川屈曲部

10/24 14:35

手前から合流しているのが小下沢。本流が濁っているのは上流で工事を行っているからだと思われる。

10/24 14:48

いつもの倍以上の水量に見える

10/24 14:48

蛇滝口まで歩いてバスに乗った

撮影機器：

PowerShot G7 X Mark II CANON

感想

occhanyama

台風19号の猛威から2週間近くが経ったが、ニュースでは変わらず各地の浸水被害の経過を報告している。今回の水害で高尾山周辺を始め奥多摩地域は壊滅的な打撃を受けたと報告されているが、あれほど楽しませてくれた地域がどのようになってしまっているのか少しづつ調査してみたいと思っている。ただ、日原地域の様に住民の方々がおられて復旧工事が始まっているところもあるので、工事の邪魔をしないような形で調査することを第一とする。
それで、今日は裏高尾の小下沢と日影沢の林道調査を試みたが、思った以上にダメージを受けていることに加え、まだ従前に比べて沢の水量がかなり多いため自分でこれ以上は難しいと思った場所で引き返した。
小下沢は景信山登山口(高尾の森作業小屋)手前(ゲートのすぐ先)で林道の道床が完全に流されており、そこで引き返した。
また、日影沢はキャンプ場の先にある水場のすぐ先で道路の道床が数十メートルに渡って流されてそちらが川になっており、そこで引き返した。
このため両者とも被害の全容は把握できなかったが、これだけでも修復には相当の時間がかかるものと思われた。