大蔵高丸散策
- GPS
- 01:49
- 距離
- 3.0km
- 登り
- 205m
- 下り
- 194m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所特になし 峠直下の駐車場にトイレあり |
写真
感想
最近アップされる記録の中の黒ユリやチングルマの実を見て、ふと思い出した花がある。子どもが小さい時、不整脈で山行きを控えていた時、良く散策に訪れた湯の沢峠〜大蔵高丸の一角にその群生地があった。三連休中は自宅に戻り雑事や近場ドライブなどで過ごしていたが、最終日の午前中だけ無理を言い時間をもらった。今は花期を過ぎているが、久方ぶりにふらりと訪れてみることにする。
5時前に自宅を出てスクータで3時間ほどで湯の沢峠に着く。下では晴れていたが峠付近はガスに包まれていた。朝早いが既に車が4台。
湯の沢峠を南に折れるとぬた場にカモシカの足跡。汗をかく間もなく視界が開ける草原に出る。ノイバラやミネウスユキソウ、アザミ、シモツケソウ、ヤマオダマキなどが咲いているが、花の密度は少ない。ふと違和感を覚えたのは以前には記憶にない道の両脇に張り巡らされたロープ。湯の沢峠のお花畑の看板もあり。草原の中の1667mピークにもロープで直登できず西から迂回して登るようになっている。いったん下り樹下を登り返すしことしばしで大蔵高丸に着く。ここもロープが
ハマイバ丸までも一投足だが、今日は帰りを急ぐためここで終了。山頂付近をぶらぶら徘徊する。ガスが切れ始めるがなかなかすっきりしない。下の草原の花に加えアヤメがみられる。ミネウスユキソウが特に多い。スズメバチに付きまとわれたりしたが、ウグイスやホオジロ(?)がしきりに鳴き交わしており、のんびり散策する。
下り始めると陽が射し始める(いつものこと)。下の草原に戻る頃には青空が広がり、白谷ヶ丸や振り返ると大蔵高丸も見えてきた。ゆっくり歩いてもあっけない位早く駐車場に着いてしまった。
歩き足りない気持ちを抑えながら帰途に就く。スクータで山道を降りて行くと下界は夏本番の暑さだ。走っているときはまだよいが、停車時にうだる暑さにバイザーを開け、ふと見上げると白い雲に交じり妙に蒼い雲が浮かんでいた。
久しぶりに訪れた大蔵高丸周辺は、妙に整備されていた。車が稜線直近まで入るので、無用な踏み荒らしを防ぐためには仕方がないことだ。ただ、お気に入りだった群生地を訪ねるのは、どうやら封印しなければならないようだ。
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