北八ヶ岳 〜池巡りハイク de Reunion
- GPS
- 22:22
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 636m
- 下り
- 645m
コースタイム
18日:双子池ヒュッテ6:35 - 7:40雨池 - 8:20雨池峠分岐 - 8:50雨池峠 - 9:00縞枯山荘9:20 - 9:40ロープウェイ山頂駅
天候 | 17日:曇り のち 晴れ 18日:晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
・北八ヶ岳ロープウェイ(旧蓼科ピラタスロープウェイ) 往復1,800円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山ポスト:山頂駅にあり ■道の状況: (山頂駅〜北横岳)特に問題なし (北横岳〜亀甲池)岩や木の根の多い急な下り。慎重に。 (亀甲池〜双子池)滑りやすい岩や木の根多い (双子池〜雨池)落石のため従来登山道は通行禁止。う回路は一旦林道を下り、旧い登山道を行く。 (雨池〜雨池峠)岩の多い急登 (雨池峠〜山頂駅)平坦な道 |
写真
感想
10年ほど前の職場の先輩二人と北八ヶ岳の池を1泊2日でゆっくり巡るハイクを1ヶ月ほど前に企画。
登山デビューの人がいるので先月末に下見( http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-203118.html )をしてできるだけ安全なコースを設定。
茅野駅で一人を拾ってロープウェイに11時前に到着。
この日は夕方まで晴れの予報だが山頂付近には雲がかかるのが見える。
様子を見るため北横岳ヒュッテまでは極力ゆっくり登る。
ヒュッテ前のベンチで昼食を済ませて北横岳山頂へ。
山頂は案の定ガスの中で展望はなく、風が冷たい。
記念撮影をサッサと済ませて、今回最も気になる亀甲池までの下りへ向かう。
山道を歩き慣れないとかなり大変だろうと懸念していたが、意外としっかりクリアしてくれて1時間ほどで無事亀甲池に着く。
さらに八ヶ岳らしい苔むす岩と木の根の道を進んで、この日の宿、双子池ヒュッテにほぼ予定通りの時間に到着して一安心。
この日の宿泊は我々のほかに単独の女性が一人だけ。
3人には個室が1室与えられたが、小屋の人はまずチェックしに来ないので、内緒で一人一部屋を使って寝ることにする。
8時に消灯された後、3人で外へ出て星を見る。
この日に関東まで梅雨明けが宣言されており、八ヶ岳の空も午後からどんどん雲が切れ始めていた。
最初のうちはやや靄っぽかったが、時間が経つにつれて靄も引き、青黒い空に沢山の星が見え始めた。
地平線近くで雲と判別できなかったものが天の川だと確信できた後は、写真を撮りながら1時間半ほども満天の星を満喫してから床に就く。
翌朝、3時頃に窓から空を見ると昨晩と同じく満天の星。
4時前に小屋を脱け出し、朝露に濡れた草をかき分けて双子山の頂上稜線まで登って日の出を待つ。
空はよく晴れているが下を見ると一面の雲海で、浅間山や奥秩父の山々が遠くに浮かんでいる。
風がやや強くて寒い中を我慢して日が昇るのを眺めてから小屋へ戻る。
朝食後に小屋を出発して雨池方面へ向かう。
通常の登山道になっている林道大河原峠線は、落石のため双子池〜雨池峠分岐の区間が現在立入・通行禁止になっている。
が、ここを通らないと整備されていない数十年前の登山道を使って大回りするか、大岳か亀甲池経由で北横岳へ登り返すしかないので、多くの登山者はこの道を通っているようだ。
雨池は今回訪れた中では一番大きな池で、静かな湖面が広がるホッとする場所だった。
ここから1kmほど戻った分岐から雨池峠への標高差100mあまりが今回最後の急登。
峠に着くと、夏色の緑の草原の上に真っ青な空が広がり、安心感と達成感が湧きあがる。
ゴールはすぐそこだが、縞枯山荘のベンチでコーヒーを頂きながら休憩し山行の余韻に浸る。
9時を過ぎたのでポツポツと観光客も木道を歩いて来る。
坪庭方面へ向かうと、昨日視界のなかった北横岳の山頂も青い空の下にスッキリ見えていて少し悔しい。
しかしロープウェイの駅の展望台から南八ヶ岳、南アルプス、さらには北アルプスまでを展望できたので、今回はこれで善しということにする。
終わってみれば当初の期待を上回る充実したハイクになって良かった。
「小斉の湯」( http://www.kosainoyu.jp/ )で入浴し、「そば庄」で天蕎麦を楽しんで、次の行き先をあれこれ相談しながら幸福な山行を終えた。
Tad さん、おはようございます。
twitter を拝見してお邪魔しました。
一服の清涼剤を月曜日の朝にいただきました。
ありがとうございます。
北八ヶ岳、いつ訪れてもいいですね。
折に触れて相手を換えて少しずつ歩き、
しっとりとした佇まいに魅了されています。
この夏はちょっと無理かもしれませんが、
秋までには何とか訪れたいと思います。
紅葉の池巡りも夢の一つです。
Rheingoldさん、
コメントありがとうございます。
実は冬の北八ツしか知らず、苔とシラビソの林を歩いて池を巡ったのは初めてでした。
確かに紅葉の時期にも訪れてみたい場所ですね
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