ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 208353
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

北八ヶ岳 〜池巡りハイク de Reunion

2012年07月17日(火) ~ 2012年07月18日(水)
 - 拍手
Tad その他2人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
22:22
距離
11.1km
登り
636m
下り
645m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

17日:ロープウェイ山頂駅11:25 - 12:45北横岳 - 13:55亀甲池 - 14:55双子池ヒュッテ
18日:双子池ヒュッテ6:35 - 7:40雨池 - 8:20雨池峠分岐 - 8:50雨池峠 - 9:00縞枯山荘9:20 - 9:40ロープウェイ山頂駅
天候 17日:曇り のち 晴れ
18日:晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
・中央道諏訪ICから車で45分
・北八ヶ岳ロープウェイ(旧蓼科ピラタスロープウェイ) 往復1,800円
コース状況/
危険箇所等
■登山ポスト:山頂駅にあり
■道の状況:
(山頂駅〜北横岳)特に問題なし
(北横岳〜亀甲池)岩や木の根の多い急な下り。慎重に。
(亀甲池〜双子池)滑りやすい岩や木の根多い
(双子池〜雨池)落石のため従来登山道は通行禁止。う回路は一旦林道を下り、旧い登山道を行く。
(雨池〜雨池峠)岩の多い急登
(雨池峠〜山頂駅)平坦な道
 
下界は晴れているが山を見上げると雲がかかる
2012年07月19日 20:39撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
7/19 20:39
下界は晴れているが山を見上げると雲がかかる
北横岳ヒュッテで昼食を摂る
2012年07月19日 20:39撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
7/19 20:39
北横岳ヒュッテで昼食を摂る
北横岳山頂はガスの中
2012年07月19日 20:39撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
7/19 20:39
北横岳山頂はガスの中
亀甲池へ向かって岩だらけの急坂を下る
2012年07月19日 20:39撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
7/19 20:39
亀甲池へ向かって岩だらけの急坂を下る
亀甲池で
2012年07月19日 20:39撮影 by  COOLPIX P300, NIKON
7/19 20:39
亀甲池で
双子池ヒュッテに到着
2012年07月19日 20:39撮影 by  FinePix F80EXR, FUJIFILM
7/19 20:39
双子池ヒュッテに到着
小屋の消灯後、三人で外に出て星を眺める
まだ残照があって青い空
2012年07月19日 20:44撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
4
7/19 20:44
小屋の消灯後、三人で外に出て星を眺める
まだ残照があって青い空
小屋の屋根から大岳へかかる天の川
2012年07月19日 20:45撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
2
7/19 20:45
小屋の屋根から大岳へかかる天の川
翌朝、双子山に登って日の出を待つ
奥は雲海に浮かぶ奥秩父の山
2012年07月19日 20:38撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
7/19 20:38
翌朝、双子山に登って日の出を待つ
奥は雲海に浮かぶ奥秩父の山
浅間山の右手から朝日が昇って来た
2012年07月19日 20:38撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
7
7/19 20:38
浅間山の右手から朝日が昇って来た
蓼科山を朝日が照らす
2012年07月19日 20:38撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
2
7/19 20:38
蓼科山を朝日が照らす
朝の双子池
2012年07月19日 20:38撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
5
7/19 20:38
朝の双子池
雨池への道は落石のため通行禁止
2012年07月19日 20:38撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
7/19 20:38
雨池への道は落石のため通行禁止
樹間から天狗岳の双耳峰が遠くに見える
2012年07月19日 20:38撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
7/19 20:38
樹間から天狗岳の双耳峰が遠くに見える
林の中を雨池へ下りていく
2012年07月19日 20:38撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
7/19 20:38
林の中を雨池へ下りていく
雨池は今回歩いた中で最も大きな池
鏡のような水面
2012年07月19日 20:38撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
3
7/19 20:38
雨池は今回歩いた中で最も大きな池
鏡のような水面
苔むす巨木の根
2012年07月19日 20:38撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
1
7/19 20:38
苔むす巨木の根
冬はここから縞枯山に登った
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-156886.html
2012年07月19日 20:38撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
7/19 20:38
冬はここから縞枯山に登った
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-156886.html
梅雨明けの真っ青な空と縞枯山
2012年07月19日 20:38撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
7/19 20:38
梅雨明けの真っ青な空と縞枯山
峠から間もなく縞枯山荘
ここでコーヒー休憩
2012年07月19日 20:38撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
7/19 20:38
峠から間もなく縞枯山荘
ここでコーヒー休憩
今日は北横岳の頂きもクリアに見えている
2012年07月19日 20:39撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
1
7/19 20:39
今日は北横岳の頂きもクリアに見えている
山頂駅の展望台から南八ッの展望
2012年07月19日 20:39撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
7/19 20:39
山頂駅の展望台から南八ッの展望
さらに南アルプスも遠望
2012年07月19日 20:39撮影 by  NIKON D800, NIKON CORPORATION
3
7/19 20:39
さらに南アルプスも遠望

感想

10年ほど前の職場の先輩二人と北八ヶ岳の池を1泊2日でゆっくり巡るハイクを1ヶ月ほど前に企画。
登山デビューの人がいるので先月末に下見( http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-203118.html )をしてできるだけ安全なコースを設定。

茅野駅で一人を拾ってロープウェイに11時前に到着。
この日は夕方まで晴れの予報だが山頂付近には雲がかかるのが見える。

様子を見るため北横岳ヒュッテまでは極力ゆっくり登る。
ヒュッテ前のベンチで昼食を済ませて北横岳山頂へ。
山頂は案の定ガスの中で展望はなく、風が冷たい。
記念撮影をサッサと済ませて、今回最も気になる亀甲池までの下りへ向かう。

山道を歩き慣れないとかなり大変だろうと懸念していたが、意外としっかりクリアしてくれて1時間ほどで無事亀甲池に着く。
さらに八ヶ岳らしい苔むす岩と木の根の道を進んで、この日の宿、双子池ヒュッテにほぼ予定通りの時間に到着して一安心。

この日の宿泊は我々のほかに単独の女性が一人だけ。
3人には個室が1室与えられたが、小屋の人はまずチェックしに来ないので、内緒で一人一部屋を使って寝ることにする。

8時に消灯された後、3人で外へ出て星を見る。
この日に関東まで梅雨明けが宣言されており、八ヶ岳の空も午後からどんどん雲が切れ始めていた。
最初のうちはやや靄っぽかったが、時間が経つにつれて靄も引き、青黒い空に沢山の星が見え始めた。
地平線近くで雲と判別できなかったものが天の川だと確信できた後は、写真を撮りながら1時間半ほども満天の星を満喫してから床に就く。

翌朝、3時頃に窓から空を見ると昨晩と同じく満天の星。
4時前に小屋を脱け出し、朝露に濡れた草をかき分けて双子山の頂上稜線まで登って日の出を待つ。
空はよく晴れているが下を見ると一面の雲海で、浅間山や奥秩父の山々が遠くに浮かんでいる。
風がやや強くて寒い中を我慢して日が昇るのを眺めてから小屋へ戻る。

朝食後に小屋を出発して雨池方面へ向かう。

通常の登山道になっている林道大河原峠線は、落石のため双子池〜雨池峠分岐の区間が現在立入・通行禁止になっている。
が、ここを通らないと整備されていない数十年前の登山道を使って大回りするか、大岳か亀甲池経由で北横岳へ登り返すしかないので、多くの登山者はこの道を通っているようだ。

雨池は今回訪れた中では一番大きな池で、静かな湖面が広がるホッとする場所だった。
ここから1kmほど戻った分岐から雨池峠への標高差100mあまりが今回最後の急登。
峠に着くと、夏色の緑の草原の上に真っ青な空が広がり、安心感と達成感が湧きあがる。

ゴールはすぐそこだが、縞枯山荘のベンチでコーヒーを頂きながら休憩し山行の余韻に浸る。
9時を過ぎたのでポツポツと観光客も木道を歩いて来る。

坪庭方面へ向かうと、昨日視界のなかった北横岳の山頂も青い空の下にスッキリ見えていて少し悔しい。
しかしロープウェイの駅の展望台から南八ヶ岳、南アルプス、さらには北アルプスまでを展望できたので、今回はこれで善しということにする。

終わってみれば当初の期待を上回る充実したハイクになって良かった。
「小斉の湯」( http://www.kosainoyu.jp/ )で入浴し、「そば庄」で天蕎麦を楽しんで、次の行き先をあれこれ相談しながら幸福な山行を終えた。
 

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1631人

コメント

素晴らしい!
Tad さん、おはようございます。

twitter を拝見してお邪魔しました。
一服の清涼剤を月曜日の朝にいただきました。
ありがとうございます。

北八ヶ岳、いつ訪れてもいいですね。
折に触れて相手を換えて少しずつ歩き、
しっとりとした佇まいに魅了されています。

この夏はちょっと無理かもしれませんが、
秋までには何とか訪れたいと思います。
紅葉の池巡りも夢の一つです。
2012/7/23 4:04
ありがとうございます
Rheingoldさん、

コメントありがとうございます。

実は冬の北八ツしか知らず、苔とシラビソの林を歩いて池を巡ったのは初めてでした。
確かに紅葉の時期にも訪れてみたい場所ですね
2012/7/23 9:38
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら