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Yamareco

記録ID: 208504
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ハイキング
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駒の湯から雪渓を歩き、越後駒ケ岳

2012年07月20日(金) [日帰り]
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sss その他1人
GPS
09:45
距離
13.1km
登り
1,666m
下り
1,646m

コースタイム

6:00駒の湯登山口
まずは、歩き始めてすぐに北岳のような吊り橋を渡ります。ここから暗いブナやミズナラの樹林帯の中を、ひたすらに急な登りが続きます。ところどころで視界が広がる場所もありますが、残念ながら雲とガスで何も見えませんでした。ヒグラシの鳴き声を聞きながら大汗をかいて歩きます。この日はトンボもかなり飛んでいました。一旦は、緩やかになる登山道も小倉山の手前では鎖場も現れての急登となります。
8:35小倉山頂上
小倉山には道導と三角点がぽつんとあるだけで、ほぼ登山道の一部という感じで、あまり山頂ぽくはありません。ここからは、樹林帯を一旦抜けて木道なども現れますが、しばらくすると、またまた急な登りが・・・・。
9:20百草の池
池自体は、雪渓が残っているだけで水はありませんでした。踏み荒らされないように草原に入らないようにとの看板が立っていました。このあたりからは、登山道に岩が目立ち始めます。前駒からは完全な岩稜の尾根登りなり、鎖のある岩場を急登します。赤いペンキでのマーキングに従って登れば、それほど危険は感じませんでした。駒の小屋手前ではかなりの急勾配となり、上から水場の水が流れ落ちて沢のようになっているので滑らないように注意ですね。
10:25駒の小屋10:55
駒の小屋は、この時期は無人ですが、綺麗に整備されていて、水場もあります。ここから頂上まではあとひと登りです。直登して、僅かに残っているシャーベット状の雪渓を20メートルほど横断して、稜線に出て右へ曲がり、木道を歩きシャクナゲの生い茂る登山道を少し登ると山頂です。
11:15越後駒ケ岳頂上11:25
山頂は、あまり広くはありませんが、駒の小屋に設置されていた木製のベンチと同じものがありました。一等三角点の標柱が敷かれて、山頂の木碑と銅像?、そして鐘もあります。天気は良ければ360度の大展望でしょうね。本日は湧き上がるガスで何も見えませんでした。
11:40駒小屋12:45
13:30百草の池
14:00小倉山
15:45駒の湯登山口
天候 曇り時々晴れ間、そして雨
過去天気図(気象庁) 2012年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
関越自動車道、小出インターチェンジから、国道352号線樹海ラインにて駒の湯まで自家用車にて。駒の湯登山口手前の路肩の駐車スペースに駐車しました。10台ほどは駐車可能でしょうか。
コース状況/
危険箇所等
登山ポストは登山口に設置されています。登山道はマズマズのコンディションでした。
駒の湯登山道から、スタートします。朝は一瞬晴れていましたが、進行方向には雲が掛かっていました。やはり、今日の天気は期待できそうもありませんね。
2012年07月20日 06:02撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
7/20 6:02
駒の湯登山道から、スタートします。朝は一瞬晴れていましたが、進行方向には雲が掛かっていました。やはり、今日の天気は期待できそうもありませんね。
まずは、橋を渡ります。この橋はとりあえず、吊り橋なのでグラグラ揺れます。ここだけ見ると北岳の登山道の登り始めのようです。橋を渡ると・・・・。
2012年07月20日 06:03撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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7/20 6:03
まずは、橋を渡ります。この橋はとりあえず、吊り橋なのでグラグラ揺れます。ここだけ見ると北岳の登山道の登り始めのようです。橋を渡ると・・・・。
ヤマアジサイですね。昨年の今頃に、この近辺の苗場山に登ったときにも数多く咲いていました。街中で見かけても何とも思いませんが、山で見ると不思議と別の見方をしてしまいますね。
2012年07月20日 06:33撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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7/20 6:33
ヤマアジサイですね。昨年の今頃に、この近辺の苗場山に登ったときにも数多く咲いていました。街中で見かけても何とも思いませんが、山で見ると不思議と別の見方をしてしまいますね。
厳しい急登の尾根道が続き、一旦、少し勾配がなくなりました。大きなブナの木が登山道の真ん中に立っていました。少し蒸してきました。
2012年07月20日 07:37撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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7/20 7:37
厳しい急登の尾根道が続き、一旦、少し勾配がなくなりました。大きなブナの木が登山道の真ん中に立っていました。少し蒸してきました。
左側は崩壊地となっています。晴れていれば絶景なのでしょうが、どんどんガスが湧きあがってきています。諦めの境地で歩き続けます。
2012年07月20日 08:19撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
7/20 8:19
左側は崩壊地となっています。晴れていれば絶景なのでしょうが、どんどんガスが湧きあがってきています。諦めの境地で歩き続けます。
小倉山の山頂です。単なる登山道の一部のようで山頂という感じではありません。晴れていれば眺望が良い場所なのでしょうが・・・・。
2012年07月20日 08:37撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
7/20 8:37
小倉山の山頂です。単なる登山道の一部のようで山頂という感じではありません。晴れていれば眺望が良い場所なのでしょうが・・・・。
少し晴れ間が見えました。枝折峠からの合流点にあった石製の洒落た道標です。地面に据え付けてあるので、雪が積もった時には隠れて見ることができませんね・・・・。
2012年07月20日 08:41撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
7/20 8:41
少し晴れ間が見えました。枝折峠からの合流点にあった石製の洒落た道標です。地面に据え付けてあるので、雪が積もった時には隠れて見ることができませんね・・・・。
本日唯一の展望?でしょうか。少し空しいですね。ほんの10分間でもいいので雲が切れてくれれば・・・・。
2012年07月20日 09:17撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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7/20 9:17
本日唯一の展望?でしょうか。少し空しいですね。ほんの10分間でもいいので雲が切れてくれれば・・・・。
百草の池に到着しました。周囲は草木が生い茂っており、立入禁止の看板があり百草の池に入ることができません。池には水はなくて、雪渓のようになっておりました。
2012年07月20日 09:18撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
7/20 9:18
百草の池に到着しました。周囲は草木が生い茂っており、立入禁止の看板があり百草の池に入ることができません。池には水はなくて、雪渓のようになっておりました。
シロバナタカネニガナが咲いていました。黄色いタカネニガナの変種だそうです。
2012年07月20日 09:35撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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7/20 9:35
シロバナタカネニガナが咲いていました。黄色いタカネニガナの変種だそうです。
こちらは、タカネニガナですね。本日の山行ではこの花が一番多く咲いていました。
2012年07月20日 09:36撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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7/20 9:36
こちらは、タカネニガナですね。本日の山行ではこの花が一番多く咲いていました。
ムラサキヤシオツツジも満開でした。
2012年07月20日 09:41撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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7/20 9:41
ムラサキヤシオツツジも満開でした。
こちらは、ガクウラジロヨウラクですね。近い山域だけあって、おとなりの尾瀬と同じ花が多いようですね。
2012年07月20日 09:44撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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7/20 9:44
こちらは、ガクウラジロヨウラクですね。近い山域だけあって、おとなりの尾瀬と同じ花が多いようですね。
前駒ヶ岳には気づきませんでしたが、駒の小屋までが一番の難所でした。まずは岩のザレ場が現れました。雪渓もあちこちに残っています。
2012年07月20日 09:46撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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7/20 9:46
前駒ヶ岳には気づきませんでしたが、駒の小屋までが一番の難所でした。まずは岩のザレ場が現れました。雪渓もあちこちに残っています。
ベニサラサドウダンですね。この花も尾瀬で咲いていました。
2012年07月20日 09:56撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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7/20 9:56
ベニサラサドウダンですね。この花も尾瀬で咲いていました。
ミヤマママコナ。変わったネーミングですね。どことなく、ホトケノザに似ているようですね。
2012年07月20日 10:00撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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7/20 10:00
ミヤマママコナ。変わったネーミングですね。どことなく、ホトケノザに似ているようですね。
コケモモ?、イワナシ?、それともただのガクウラジロヨウラクの低木でしょうか?・・・・。
2012年07月20日 10:11撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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7/20 10:11
コケモモ?、イワナシ?、それともただのガクウラジロヨウラクの低木でしょうか?・・・・。
岩のザレ場の次には、狭い岩歩きや、赤ペンキのペイントを頼りにコースを外れないように歩きます。鎖もないのでスリップや躓きには十分に注意が必要ですね。濡れた岩の下りが怖いですね。
2012年07月20日 10:12撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
7/20 10:12
岩のザレ場の次には、狭い岩歩きや、赤ペンキのペイントを頼りにコースを外れないように歩きます。鎖もないのでスリップや躓きには十分に注意が必要ですね。濡れた岩の下りが怖いですね。
ハクサンコザクラです。ユキワリソウにも少し似ていますね。尾瀬では数多く咲いていましたが、まだ少し早いのか、数輪しか見ることができませんでした。
2012年07月20日 10:16撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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7/20 10:16
ハクサンコザクラです。ユキワリソウにも少し似ていますね。尾瀬では数多く咲いていましたが、まだ少し早いのか、数輪しか見ることができませんでした。
岩場の難所を登り切ると、平坦な広場の部分に洒落た造りの駒の小屋がありました。小屋の東方向には、広いテント場になっていて、木製の特製椅子も設置されていました。本日は小屋番の方がいらっしゃらず、無人でした。
2012年07月20日 10:24撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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7/20 10:24
岩場の難所を登り切ると、平坦な広場の部分に洒落た造りの駒の小屋がありました。小屋の東方向には、広いテント場になっていて、木製の特製椅子も設置されていました。本日は小屋番の方がいらっしゃらず、無人でした。
小屋の前の水場です。とにかく冷たくて最高においしい水でした。かなりガブガブと飲ませていただきました。越後の天然水ですね。
2012年07月20日 10:50撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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7/20 10:50
小屋の前の水場です。とにかく冷たくて最高においしい水でした。かなりガブガブと飲ませていただきました。越後の天然水ですね。
越後駒ケ岳の山頂へと続く登山道と、大雪渓?です。山頂は右側の方向のようです。
2012年07月20日 10:54撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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7/20 10:54
越後駒ケ岳の山頂へと続く登山道と、大雪渓?です。山頂は右側の方向のようです。
頂上への登山道脇には、フデリンドウが群生していました。
2012年07月20日 10:58撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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7/20 10:58
頂上への登山道脇には、フデリンドウが群生していました。
ショウジョウバカマですね。この花はあちこちで咲いていますよね。
2012年07月20日 11:06撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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7/20 11:06
ショウジョウバカマですね。この花はあちこちで咲いていますよね。
頂上の手前ではハクサンシャクナゲが咲いていました。
2012年07月20日 11:10撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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7/20 11:10
頂上の手前ではハクサンシャクナゲが咲いていました。
山頂はあまり広くはありませんが、山頂の道標と鐘、そして駒の小屋にあったものと同じ木製の椅子がありました。晴れていれば、360度の大パノラマ展望が楽しめそうですね。八海山、中ノ岳の越後三山や、荒沢岳、平ヶ岳、至仏山、燧ヶ岳などが見えるはずです。富士山も見えるのでしょうかね。?
2012年07月20日 11:13撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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7/20 11:13
山頂はあまり広くはありませんが、山頂の道標と鐘、そして駒の小屋にあったものと同じ木製の椅子がありました。晴れていれば、360度の大パノラマ展望が楽しめそうですね。八海山、中ノ岳の越後三山や、荒沢岳、平ヶ岳、至仏山、燧ヶ岳などが見えるはずです。富士山も見えるのでしょうかね。?
一輪だけ咲き始めていましたが、何という花なのでしょうか?・・・・。マルダケブキでしょうかね。
2012年07月20日 11:28撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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7/20 11:28
一輪だけ咲き始めていましたが、何という花なのでしょうか?・・・・。マルダケブキでしょうかね。
こちらは、ハクサンチドリですね。なかなか大きな花でした。中ノ岳方面に少し歩いた場所に咲いていました。
2012年07月20日 11:32撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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7/20 11:32
こちらは、ハクサンチドリですね。なかなか大きな花でした。中ノ岳方面に少し歩いた場所に咲いていました。
ニッコウキスゲも、ちらほらと咲いていましたが満開には少し早いようです。
2012年07月20日 11:32撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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7/20 11:32
ニッコウキスゲも、ちらほらと咲いていましたが満開には少し早いようです。
ヒメシャガという花ですね。シャガは白い花ですが、こちらは少し小ぶりで紫色の花です。初めて見る花です。
2012年07月20日 13:15撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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7/20 13:15
ヒメシャガという花ですね。シャガは白い花ですが、こちらは少し小ぶりで紫色の花です。初めて見る花です。
下山時に気がつきましたが、キヌガサソウも一輪だけ咲いていました。尾瀬で見たキヌガサソウはジャンボサイズでしたが、これくらいの個体が普通なのですね。
2012年07月20日 13:17撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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7/20 13:17
下山時に気がつきましたが、キヌガサソウも一輪だけ咲いていました。尾瀬で見たキヌガサソウはジャンボサイズでしたが、これくらいの個体が普通なのですね。
シジミチョウのカップルです。最後に、ほのぼのとした気持ちにさせていただきました。
2012年07月20日 14:28撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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7/20 14:28
シジミチョウのカップルです。最後に、ほのぼのとした気持ちにさせていただきました。
撮影機器:

感想

 梅雨が明けたはずでしたが、本日は終始、雲とガスに覆われた一日でした。事前に確認した登山時間などでは、それほどのコースだとは思わずに臨んだのですが、実際に歩いてみるとかなり厳しい登山道でした。スタートから延々と急登が続き、樹林帯の中での蒸し暑さも相俟って、スタミナのロスが激しかったですね。これで、天気が良くて、素晴らしい景色でも見ることができれば、元気注入となったような気もしますが・・・・。
 でもまあ、自然が相手なので、このような日もありますよね。切り替えて、次に期待したいと思います。

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