秋田駒ヶ岳へ 初冠雪
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- GPS
- 06:04
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 1,283m
- 下り
- 1,286m
コースタイム
- 山行
- 5:38
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 6:05
8:00 田沢湖 宿泊所発
8:10 田沢湖スキー場 スポーツセンターの方に登山口を聞く
<復路>
14:40 和賀岳をめざすために大曲(大仙市)方面へ
天候 | 曇り 最後見通し良くなる |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
水沢コース 田沢湖スポーツセンター 田沢湖スキー場をめざす スキー場の駐車場に止め、少し車道を下るとカーブに林道への入り口がある。(林道は通行止め)「駒ヶ岳男岳」の表示あり |
コース状況/ 危険箇所等 |
スキー場沿いを急登 問題はない |
その他周辺情報 | 水沢温泉など 乳頭温泉は趣がある |
写真
感想
2019年(令和元年)11月2日(土)
秋田駒ヶ岳へ 初冠雪
昨日、八合目から登ろうとしたが林道「冬期閉鎖」のため乳頭山へ変更した。
今日改めて駒ヶ岳を別ルートで登ることにした。
田沢湖から近い水沢ルートが比較的短時間で登れそうと決めた。
田沢湖スポーツセンターを目指し、宿泊所からなんと10分足らずで着いてしまった。
田沢湖スキー場のリフト乗り場駐車場に車を止め、駒ヶ岳を見上げると雲のかかる山頂方面になにやら白いものが見える。
これは雪が降ったようで、初冠雪ではないかと思った。
登山口をスポーツセンターの方に聞き、登山道である林道を歩き始めた。
林道終点まで快調な道だったが、そこからが落ち葉で滑る急坂、さらに笹が煩わしいところもあるというスキー場沿いの登りとなった。
水沢分岐近くの登りになるときれいに笹も刈られ快適な急坂になり、振り返ると田沢湖が大きく見られた。
そして水沢分岐に出ると急に風も強まり、寒さで防寒着をまとった。
視界も悪くなり始め、数m先しか見えない状態だった。
急な尾根を登るにつれ樹氷が見られるようになった。
うっすらと雪も降ったように思われた。
多分だが初冠雪の駒ヶ岳を登ることになったようで身を引き締めた。
溶岩で滑りやすい急登の先に男岳の白い祠が待っていた。
かつてはここが駒ヶ岳の山頂ということだったようだが、
今は男女岳ということで全く視界もないので先を急いだ。
わずかばかり下ると阿弥陀池に出たが、ここも全く周りを見渡すことができず、ただ岸辺に押し寄せる小さな波だけが寒々しかった。
避難小屋付近から男女岳へと木段を登る。
嫌と言うほど長い階段を登った先が秋田駒ヶ岳の山頂男女岳だ。
ここも白の世界で何も見渡すことができなかった。
ただ気温が少し上昇してきたようで寒さを感じなくなり、
水沢分岐からほとんど休んでいなかったのでしばし白の世界を楽しんだ。
確かに気温は上昇したようで、もう一度男岳に登り返すと
祠の氷、雪は溶けてなくなり穏やかな山頂となっていた。
少し休み下山を始めると急に辺りが明るくなり始めたではないか。
目の前が開け始め田沢湖の湖面やら登ってきた稜線が美しく見られた。
殊に男岳の横並びする女岳が独特の表情を見せてくれた。
小さな火口を持ち、山肌から煙が立つように雲が湧き出る不思議な世界。
そして何とっても溶岩流の跡が迫力満点。
表面に緑の植物が繁茂しているのだろう、緑の溶岩が山肌をうねっているのだ。
初冠雪の秋田駒ヶ岳、最後に素晴らしいご褒美を頂くことができた。
ふるちゃん
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