美山 天狗城〜松宇土、(下山で林道をさまよった)
- GPS
- 07:46
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,025m
- 下り
- 1,026m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・ 上りは、林道二股から尾根へ…(バリルートで急斜面とやせ尾根の岩あり) ・ 中腹から先は気持ちにいい稜線歩き…(倒木あり) ・ 天狗城から松宇土までは尾根の登山道…(ここにも倒木あり) ・ 松宇土からの下山は北への尾根を下る予定が倒木でふさがれていたし、いたるところに林道が横切っていて、稜線をまともに下れず、結果あきらめて林道をみちなりに歩いていって、とんでもないほうへ向かってしまった。 |
写真
装備
個人装備 |
スパイク付きゴム長
スパッツ
折れ枝ストック
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感想
・ 取り付きから急斜面で尾根にのってからも、急登のやせ尾根、岩もあってのぼりはじめてからの15分らいで数回撤退を考えた。
( 撤退するにも、林道に逃れるのも急斜面を下らねばならない。)
・ 天狗城は見晴らしのない山頂だったけど、ちゃんと標識はあった。
尾根を少し南へ下ると登山道と合流、天狗城と松宇土の行き先を示す標識あり。松宇土までは一般登山道でも倒木おおくわずらわしい。
( 松宇土はマイナーで地図にもP720.1mしかのっていないのに、山頂には、女性3名の登山者さんがおられておどろいた。)
・ 下山は北東の尾根を下りる予定が、倒木と林道で尾根がさえぎられていたので少し東に戻った鞍部から林道へおりて、以降林道を歩きだしたが、軽快に歩けるのはよかったが、歩けど歩けど延々と尾根のすそをまわりこんで、とうとう松宇土よりも西にまで来てしまったのに、標高差は100mほどくだっただけだった、これ以上 西向けに進んでも目的の尾根から離れる一方だし、これ以上のロスタイムもできないので、方針変更で北向けに夏坂谷へおりることにした。
( 林道から踏み痕のない急斜面の尾根を降りた、標高差で200mほどで、沢におりてすぐに林道と合流できた、この林道は沢に沿って降りているので、後は舗装路を下るだけ。)
・ 反省点は先の分からない林道を行ってしまったこと、今回はたたたま時間的にはセーフだっただけで、ほとんど彷徨ったに近いルートミスでした。
( 結果とんでもない大回りでの林道歩きと、延々と舗装路を下る悲惨な下山となってしまいました。)
<追記>
・ 今回の林道のミスルートに、自分の中に「林道をたどって下ればふもとにたどりつける」とゆう思い込みがあって、いけどもいけどもくだることのできない地獄の林道にどう対処すべきかで最後までまよった。
( 林道/作業道といっても、沢に沿ってまっすぐ上り下りできる縦の林道と、それとは反対に、尾根のすそを延々と周回してほとんど高低さを求めない横の林道の、2とおりあることを再認識させられた。)
・ もうひとつはその林道の様子が、地理印の標準地形図ではほとんど情報が得られないので、単純に尾根をたどることも林道で寸断されていてむつかしい場合がある。
( 自宅にかえってから、改めて今回の失敗を把握するために、先週山ノートに紹介した、3Dマップに衛星画像を重ねる方法で眺めてみると、真横に幾重にも重なる作業道がはっきり確認できる。)
( 写真のラストに、国土地理院オンライン3Dマップを追加しました。今回はまった「地獄の林道」を見てください。)
興味のあり方はヤマノート: 国土地理院のオンライン3Dで、衛星写真を重ねたらよりリアルに!をごらん下さい。
https://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=2573
・ 一般に(私だけかもしれないが…)バリルートから林道に出てしまうと安心して「これにそっておりていけばいい」と思ってしまうし、それをたどっても目的のほうにいけないとわかってからでも、林道から離れてバリルートの尾根や谷に向かうには相当の覚悟がいる。
( 今回はいい勉強をさせてもらった。)
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