切明東電歩道〜〜紅葉の廊下〜〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 714m
- 下り
- 712m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
紅葉に見とれて足を踏み外さないように(笑) |
その他周辺情報 | 結東温泉 萌木の里に寄りました。連休の割に空いててゆったり温めれました。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ(1)
予備電池(1)
1/25
000地形図
コンパス(1)
笛(1)
筆記具(1)
保険証(1)
飲料
ティッシュ(1)
三角巾
バンドエイド(1)
タオル(1)
携帯電話(1)
雨具(2)
防寒着
ストック(1)
水筒(2)
時計(1)
非常食(1.5)
ランタン
ツェルト(1)
ファーストエイドキット(1)
カメラ(1)
ガスボンベ(1)
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感想
秋は何かと行事があって山も遠のき気味だったが、とにかく紅葉を満喫したいと思い、いままで行った中でベストだった秋山郷切明発電所の渋沢ダムまでの東電歩道に向かった。
最近周りは熊の出没が急増し人の被害も出ていたし、自分も2年続きで熊と至近距離遭遇しているのでどうしようかと考えていたが、ここはヤマレコのおすすめルートにも紹介されており、きっと入山者も多いから安心だろう、更に少し遅めに出発すれば安全だし。あとクマよけ鈴(鈴3個式)と笛を持って。
3年前から今のイチデジを使っているものの、いつもフルオートで撮影していてコンデジに対する優位性は画素数・解像度しかなかったが、先日山の写真に関する本を見ていて、ピントを絞って表現対象をハッキリさせたり、画像に深みを加えることが載っていて、今回絞り優先撮影に挑戦してみた。レンズはいつもの14-150mmズーム。ピント機能もAIではなく中央ピンポイントで映したいものにピントを合わせ、その後狙いのフレームに移動するようにした。その結果、何枚かピンボケになったけど、有り余るほどいいのが撮れた。
切明への道から渋沢ダムへ向かう道の入り口にゲートがあり、その付近に車数台を止められる駐車場があり、そこからスタート。残念ながら他に駐車は無かったが、熊鈴と笛で何とかなるだろう。
まずは車道を吊り橋まで。結構寒くレインウェアを着込んで出発だ。熊が心配なので時々笛を吹く。遠くでカモシカが角を「コーン・コーン」と鳴らして、警戒している。吊り橋までブナの森の中なので朝日が当たらない日陰で少し寒い。でも中津川左岸の峰は紅葉が進んでいるのが見える。
橋を渡って登り出すと黄色・黄緑一部赤の見事な紅葉が始まった。日の光に照らされた木の葉を裏側から見ていると木の葉が輝いてとてもきれいだ。そしてそれが青空にも映える。
直ぐに第1ベンチが現れ水平歩道に。あとはダムまで散歩気分である。南側に向かって、中津川の左岸を進んでいるので平均的には朝日が当たる暖かい道だが、ところどころ小沢が切れ込んでいて日陰で寒いところもある。
それにしても紅葉は期待をはるかに超えて全盛期だ。次から次へと黄色・黄緑色・赤の風景が続き、カメラはずっと手に持ったままで、少し歩いては周りの景色を楽しみシャッターを切るの、連続だ。
カメラの絞りはほぼ最大に開いているので、ピントの範囲は狭いはずで、撮れた写真のピントが合っているか最初は再生画を見て確認していたが概ね良好なので、途中から確認しなかった。帰って見てみたら数枚ピントが他に合ってしまったのが数枚あった。カメラのピントの基準となる画素が思ったより小さくて直前の木の枝などに合ってしまっていた。
沢床までは200m近くあるが、手すりが随所にあり安全である。が、紅葉に見とれて足を踏み外さないよう気をつけねば。
進行方向の左側には苗場山の南端の大岩山と月夜立岩が暫く案内になっている。
途中1人の方とスライドしたが、挨拶のみだった。登山者ではなさそうだったが、帰りにも会い、どうやら発電所の方のようだった。
前回はあまり意識しなかったが、ルート全体にブナが多く、その中にカエデその他の広葉樹が程よく混ざっている。ブナはかなり落葉が進んでいるので、陽が差し込んで明るい。
第2ベンチには進入禁止のトンネルがあり、道は小さな尾根を越えるが、道が崩れ気味で滑りやすく、このルート唯一の要注意カ所である。
それにしても、暖かい陽を浴びて紅葉の中の、落葉でふかふかの道を歩けるなんて、贅沢この上ない。ここは「ミニ下の廊下」とも言われているそうだが、紅葉に関してはこちらの方がずっといい。
沢床が徐々に近づき、やがて渋沢ダムに。ダムを渡ると発電所の小屋の隣に小さい避難小屋。その前にはテントが30張は楽に張れるほどの刈り払った平地。小屋の前に丸太のベンチと焚火跡。ここで軽い昼食にして。
帰りも紅葉を満喫しながらの散歩であるが、道は日陰が増えてきてきた。
第1ベンチまで6時間くらいカメラを持ち続けたのでさすがに腕が少し疲れたが、それまで疲れを忘れるほどきれいな紅葉の散歩だった。
吊り橋から駐車場の間でも右岸なのでこんどは陽が当り、こちらも紅葉がきれいだった。
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