残雪の東北遠征(3)月山、ピークハントとついでにスキー
![情報量の目安: B](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_B2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 03:00
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 515m
- 下り
- 515m
コースタイム
天候 | 晴れときどき曇り |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
(帰り)うば沢登山口−(バス)−山形 (山形から四国への帰路);山形ー(JR、夜行)−東京ー(JR)−岡山−(JR)−新居浜 |
コース状況/ 危険箇所等 |
うば沢スキー場がオープンしていたので、スキーリフトが使用できた。 リフト最上部から月山山頂まで、スキーヤーも結構登ってきていた。 アイゼン、ピッケル不使用。スキー靴で登高。 |
写真
感想
【山行No130(3)】
※ 残雪の東北遠征も、当初の目標、飯豊山、鳥海山に登ったので、
あとは消化試合、ということでもないが、次いでに月山に登ってみることにした。
・前夜泊った山形駅前の安ホテルを出て、月山うば沢スキー場行きのバスに乗る。
今日も昨日に引き続き良い天気になり、
バスの車窓からはリンゴやサクランボの花が咲いているのを見ることができた。
9:50 月山うば沢スキー場
・スキー場なので当然と言えば当然なのだが、スキーヤーで混雑している。
・今回、まずは山に登って、そのあと時間があればスキーをしてみようかと思っていたが、
急に気が変わって、スキーを持ったまま登高し、下山時にスキーを使って下ってみようと考えた。
さっそく、近くの店で、レンタルスキーを借りる。(3500円だった)。
・リフトは結構混んでいる。リフト待ち30分。
11:20 リフト上部(標高=約1500m)
・ここから本当の登山開始。
ここから見ると山体が大きいせいか、頂上はやけに遠く見え、行けるかな?と少し不安にもなるが、
前方をよくよく見ると、雪面にパラパラとゴマ粒のように山頂を目指している人たちの姿が見えたので、大丈夫だろう。
・ここからしばらくは、雪の斜面をトラバース気味で進む。
スキーをはいて行けそうにも見えたが、緩い登りの斜面でなかなか進みにくい。
途中からあきらめ、スキーを脱いで肩に担ぎ、スキー靴での登高に切り替えた。
ほかの人はシールつきの山スキーなのか、スキーを履いたままずんずん進んで行っている。
12:30-40 牛首
・牛首の手前でとうとう、スキーはデポすることにした。
ここで小休止して軽く昼食をとるが、上空はいつの間にか雲が増えてきたので、
休みもそこそこに再び出発する。
・牛首から先は、山頂本体部の、やや急な斜面で、急な雪壁と、ハイマツの露出した部分が交互にでてくるが、
空身になったので以外と悪くないペースで登高できた。
13:10-20 月山山頂(標高=1984m)
・のっぺりした山頂部の最高点と思われるところに到着。
雲が増えてきたので展望はあまりなく、東のほうに葉山が見える程度だった。
風は結構強く吹いている。
・下りは、牛首を経由して、スキーのデポ地点まで滑るように下った。
・デポ地点からはスキーをはき、スキーで下る。
最初はトラバース気味で下ってゆくが、スキー初心者なので足が結構くたびれる。
14:00 リフト上部
・ここからは正規のスキー場の中に入り、スキーで下ってゆく。
ゲレンデの中は意外と雪があれており、先ほどよりかえって滑りにくい。
足も疲れているし、人も多いしで、結構疲れる滑りだった。
14:20 うば沢 着
・せっかくスキーを借りたので、何回かゲレンデを滑るつもりでいたが、
足が疲れているので、スキーは終わりとし、あとはビールを飲んでのんびりした。
スキーリフトを使った安直な登山だったが、それでも積雪期の百名山を登ったことに、ある程度は満足した気分。
・そのあとは、バスで山形に出て、山形発23:15のJR夜行急行で東京に向かう。
5月6日(土)
・早朝、5時過ぎに上野到着。
その後、6時始発の新幹線で西に向かい、四国(新居浜)の自宅に着いたのは、
お昼過ぎ。
※ 7日間の長い遠征だったが、残雪期の東北の山、飯豊山、鳥海山、月山の3つを無事登り終え、満足感の高い山旅だった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する