傾山〜三ツ坊主コースは危険・・だが素晴らしい〜

2019年10月26日(土) [日帰り]

• GPS: 08:50
• 距離: 11.1km
• 登り: 1,464m
• 下り: 1,461m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:20
• 休憩: 1:30
• 合計: 8:50

6:40 九折登山口
6:40 6:40 上畑コース分岐
7:00 7:00 観音滝
7:00 7:00 登山口（三ツ尾経由）
8:00 8:30 三ツ尾
9:00 9:00 三ツ坊主分岐(登り)
10:30 10:30 三ツ坊主分岐(下り)
10:50 10:50 前傾
11:20 12:00 傾山
12:10 12:10 後傾
12:10 12:10 千間山
13:10 13:30 九折越
13:30 13:30 九折越小屋
13:30 13:30 上畑コース分岐
15:30 15:30 九折登山口
15:30 ゴール地点

前傾から傾山までは、古い梯子のルートに迷い込んだため、10分以上時間をロスしました。

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

レンタカーを使用
道の駅原尻の滝にて車中泊、静かでおススメ

コース状況／危険箇所等

道標、テープを追えば問題ないが、落ち葉が道型をわかりにくくさせており、トレースを外すと危険個所に迷い込むリスクが高いので、丹念にテープをみつけながらルートファインディングをする必要があります。
ルートが切れ落ちた斜面をトラバースしている場所で、スリップすると致命的な結果を招きかねないので、十二分に注意することが必要です。（一度、滑落して肝を冷やしました。。。）
ただし、随所で現れる岩場では、3点支持をきちんと守って登れば、特に問題はありません。

その他周辺情報

日本の滝百選に選ばれた原尻の滝は、「東洋のナイアガラ」と称される地形の妙をみせてくれます。
これがまた、集落の中にあることが不思議です。

写真

10/26 6:39

入山口には数台の車
日没が早いので、早速出発

10/26 7:03

観音滝は真っすぐ綺麗に落ちる直瀑です

10/26 7:12

観音滝の落ち口

10/26 8:27

三ツ尾までは気持ちのいい

10/26 8:28

尾根道が続きます

10/26 8:32

三ツ尾の分岐に到着

10/26 9:23

三ツ坊主、二ツ坊主を辿る岩稜ルートを選択

10/26 9:35

ちらほら黄葉が映えます

10/26 9:47

下り気味急斜面のトラバースにて、右下の不安定な石に足をのせた途端、10mほど一気に滑落！

10/26 9:49

右上から左下の方に落ちたわけですが、その下はさらに急斜面が。止まって良かった。。。

10/26 9:56

気を取り直して慎重に岩稜を進みます

10/26 10:02

遠くに以前登った祖母山がきれいに見えています

10/26 10:10

山頂方向ですが、反対側からみる様相とは全然違いますね

10/26 10:26

所々に鎖場がありますが、大崩山に比べれば数ははるかに少ないです

10/26 10:32

一般ルートに合流、三ツ坊主コースは立て看板のとおりでした

10/26 10:48

岩壁と九折越方面のなだらかな尾根の対比

10/26 10:48

祖母山方面に雲がかかってきました

10/26 10:49

逆光の岩壁に映える紅葉

10/26 11:05

古びた梯子がかかり、この上の踏み跡も明瞭にありますが、こちらに行ってはいけません。
左下方のテープ方向に進みましょう。

10/26 11:17

山頂標識の傾いた傾山に到着！

10/26 11:20

辿ってきた三ツ坊主、二ツ坊主方面、切れ落ちる岩壁は凄いですね

10/26 11:24

祖母山は雲にお隠れに。。。

10/26 11:52

お隣の後傾

10/26 11:52

柱状節理の岩が屹立します

10/26 11:55

足元のリンドウがきれい

10/26 12:10

後傾からの傾山

10/26 12:18

雲のとれた祖母山に別れを告げます

10/26 12:37

振り返ると双耳のピークが！

10/26 12:39

九折越への尾根道は気持ちいい！

10/26 12:42

三ツ坊主方面から見る山容とは全然違いますね

10/26 13:05

突然、だだっ広い九折越が広がります

10/26 13:06

三ツ坊主方面を見ながら、草原でお昼寝・・・って、日没になる前に下山せねば！

10/26 14:41

激下りの途中に垣間見た滝

10/26 15:33

無事に下山！

10/26 15:54

駐車場から150mくらい戻ると来し方が見えました

10/26 16:12

帰路、名残惜しく撮った傾山を振り返る

10/26 16:47

おまけ�仝郷�の滝

10/26 17:07

おまけ��東洋のナイアガラ！ですが、集落の中にある不思議

撮影機器：

Optio W60 ペンタックス

装備

個人装備

日帰り標準装備

感想

duster

昨秋、福岡に単身赴任中だったsherpapaさんと九州の山を登る検討をした際、直前まで大崩山と傾山で迷った結果、大崩山に登りましたので、今回は残るもう一方の傾山に行こうと決めました。

（参考）大崩山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1615521.html

レンタカーを駆り、道の駅原尻の滝に向かいます。
夜間見上げた星空は、それは綺麗なものでした。。。
今回のコースは日帰りとしてはロングコースの部類であり、日没時刻が気になりますが、幸い天気は晴れ。
ちょっと紅葉は微妙な感じでしたが、岩壁にも映えて見事な景観でした。
また、岩壁も立派ですが、傾山山頂〜九折峠までの縦走路の雰囲気が最高に気持ち良かったです！（九折峠からの激下りは、かなりタフでしたが・・・）
なお、山頂手前でヘリコプターが低空飛行を重ねていましたが、下山後に聞いたところでは、二日前に登った方が下山されずに捜索していたようだとのことでした。どうか無事でありますように。。。

コメント

mets

個性的な山々
dusterさん　こんばんは
登山de出張　第一弾はsherpapaさんと登る予定だった傾山とのこと
ここもいい山というか、個性的ですね。

滑落は幸いどうもなくてよかったですね。
それにしても傾いている傾山の標識がグッド。

duster

Re: 個性的な山々
ネーミングセンスが素晴らしいmetsさん、東洋のナイアガラはいかがでしょうか？

それはさておき、Ｍっ気たっぷりのsherpapaさんと登るはずだった傾山は、ソフトＭという感じでした。

しかし、体力的には少しハードですので、metsさん向きなのかも知れませんね（笑笑）

↑こんなコメントができるのも、大事がなかったからこそ。バランスが衰えていることを自覚して、安全第一で登山を楽しみます。