巻機山【桜坂駐車場-巻機山-牛ヶ岳-割引岳-桜坂駐車場】

2019年11月02日(土) [日帰り]

• GPS: 06:01
• 距離: 15.3km
• 登り: 1,692m
• 下り: 1,690m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:47
• 休憩: 1:10
• 合計: 5:57

7:05 桜坂駐車場
7:36 7:43 5合目
8:07 8:09 6合目
9:07 9:09 ニセ巻機山
9:12 9:12 巻機山避難小屋
9:26 9:29 御機屋（巻機山山頂の標）
9:34 9:40 巻機山
9:51 9:57 牛ヶ岳
10:08 10:08 巻機山
10:14 10:17 御機屋（巻機山山頂の標）
10:31 11:00 割引岳
11:12 11:14 御機屋（巻機山山頂の標）
11:26 11:27 巻機山避難小屋
11:31 11:34 ニセ巻機山
12:12 12:12 6合目
12:32 12:35 5合目
12:59 13:02 桜坂駐車場
13:02 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

桜坂駐車場を利用（駐車料金500円）

その他周辺情報

山バッジは、駐車場を経営している森林組合で買いました。

写真

11/2 7:15

桜坂駐車場
紅葉のシーズンということもあり、すごい人です。

11/2 7:55

五合目
五合目まで登ってきました。
写真左上の尖った山が気になります。

11/2 7:55

五合目
巻機山が見えています。
たぶん、左がニセ、右が本物。

11/2 8:43

七合目
ニセ巻機山はかなり手ごわいです。

11/2 8:48

振り返ると、妙高山、火打山まで見えています。

11/2 8:50

だいぶ上がってきました。
紅葉が美しい。

11/2 9:03

階段で直登します。

11/2 9:11

ニセ巻機山の肩まで登ると、本物の巻機山を拝むことができます。

11/2 9:20

ニセ巻機山　頂上（九合目）
登り切りました。一応、九合目なんですね。

11/2 9:26

巻機山避難小屋
いったん鞍部まで下りて、登り返します。

11/2 9:41

巻機山　頂上
頂上に到着しました。標柱もしっかりあるし・・・。

11/2 9:45

巻機山　頂上
でも、右手にはまだ高いところあります。

11/2 9:48

巻機山　頂上
ここが巻機山の最高点。
でも頂上標柱はなし。

11/2 9:49

巻機山　頂上
谷川連峰ですね。馬蹄形縦走をしてみたい。

11/2 9:54

巻機山　頂上
谷川岳をアップ。

11/2 9:49

巻機山　頂上
武尊ですね。

11/2 9:55

巻機山　頂上
牛ヶ岳に向かいます。

11/2 10:05

牛ヶ岳　頂上
10分ほどで到着です。

11/2 10:06

牛ヶ岳　頂上
越後三山です。

11/2 10:07

牛ヶ岳　頂上
巻機山がきれいです。

11/2 10:12

巻機山　頂上
戻ってきました。池糖とのセット。

11/2 10:44

割引岳　頂上
割引岳まで来ました。

11/2 10:46

割引岳　頂上
ふもとから見ると結構急峻に見えたんですけど、やさしい山ですね。

11/2 10:46

割引岳　頂上
ふもとは紅葉で真っ赤です。

11/2 10:46

割引岳　頂上
駐車場が見えています。

11/2 11:55

山の斜面が赤く染まっています。

11/2 12:42

だいぶ下ってきました。

11/2 13:12

駐車場まで戻ってきました。

撮影機器：

PowerShot G7 X Mark II CANON

感想

tomtan

今年最後の三連休。天気予報も上々なので、上越の山々に行くことにしました。
連休初日は、南魚沼の巻機山に。

清水の集落から細い道を登っていくと、大規模な駐車場が広がります。登山道に最も近い、一番奥の第3駐車場に停めることができたので、準備を終えたら登山スタートです。
紅葉の進んだ登山道をしばらく歩くと、展望のよい尾根の端に出ました。そこからは尾根沿いに高度を稼いでいきます。

樹林帯を抜けると大きな山腹を登山道が頂上に向かって伸びています。
これがニセ巻機山か、と思いながら、頂上まで登ると、その向こうには予想どおりに本当の巻機山の頂上と、それに向かうU字に曲がった尾根が目の前に表れました。

ニセ巻機山で小休憩をとってから、また歩き始め、避難小屋までいったん下り、そこからまた登り返します。
それを登りきると、少し開けた広場に到着します。
巻機山の頂上標柱もあり、ここが頂上か、と気持ちを緩めたところで、ふと疑問が頭をよぎります。鞍部から昇りつめて右に折れてしばらくしてから頂上という地形地図の情報と一致しないのです。
結局、その地点から右に折れて少し歩くと、そこよりもさらに高いところを発見しました。
とりあえずそこまで行ってみると、確かに周辺より小高いのですが、頂上標柱はなく、木の枝が石ころに支えられて立っているだけでした。
日本百名山にも名を連ね、こんな素晴らしい山の頂上に何もないなんて、ちょっと不思議な感じがしました。これまで登った百名山には、大なり小なり、立派なものからみすぼらしいものまで、何らかの標柱はあったものです。

巻機山の真の頂上からさらに北の目と鼻の先に牛ヶ岳があり、たおやかな稜線を伝ってすぐに行くことができました。
牛ヶ岳から巻機山の真の頂上を経由して、ニセの頂上まで戻り、そこから割引岳に向かいました。

三角錐のきれいな姿を持つ割引岳には、いったん大きく下って、また登り返します。ニセの頂上からは15〜20分くらいで到着しますが、ここまで足を伸ばす登山者は少なく、とても静かな頂上でした。
北方には、越後三山を正面に捉え、360度のパノラマを楽しむことができました。
この日はとても澄んでいたので、西には妙高山、南東には上州の山々や尾瀬などの展望が広がっていました。
この360度のパノラマを独り占めしながら昼食をとり、ゆっくりと過ごしました。

割引岳の頂上からの割引沢の下山ルートは下山禁止の看板が掲げられていたため、またもやニセの頂上まで戻り下山を開始しました。

下山の時間になっても、まだまだ遠くの山まで望むことができたのは、秋の澄んだ空気のおかげだと思いました。
2,000メートルに満たない山ですが、とても素晴らしい山でした。