妙義山
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- GPS
- 09:17
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 1,272m
- 下り
- 1,278m
コースタイム
- 山行
- 7:03
- 休憩
- 2:09
- 合計
- 9:12
天候 | 快晴! |
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過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは神社の上部にあり。 |
その他周辺情報 | 後泊 嵐山渓谷月川荘キャンプ場。予約不要、コンビニやスーパーは近くにあるが、風呂はない。焚火OK。駐車場をそのままキャンプ場にしている状態なので、車も横付けできる。この日はかなり混んでいて、トイレからかなり遠い場所しか取れなかった。 |
写真
装備
備考 | 個人装備としてヘルメット、ハーネス、環付カラビナ、PAS、共同装備として30mロープ、補助ロープ等はあったほうが安心。 |
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感想
yoshikitoの妙義山募集でSL枠を探しているとの記載。どうしようかなと思っているうちに締め切りになったけれど、後日まだSLは見つかっていないようだったので、参加させてもらうことに。
そのときに「なんで二年連続?」と聞かれて「まぁ紅葉の季節は見てないから」と答えたけど。実際のところは、SL無しで行くのはちょっと危ないかなと思ったのが理由の一つ。それより大きいのは、去年は強いSLに完全に頼ってしまっていて、自分自身で行けたとは思えなかったから。もう一度、自分の力で行ける状態になれてから行ってみたかったというのが本心。
二度目の妙義山は、一度通ったコースであることもあってか、自分でも驚くほど難易度の印象が変わっていた。去年はここの部分は苦労したなぁ、とか、この部分は補助ロープで助けてもらったっけなぁ、とか、懐かしく思い出された。思い返すと、去年の段階ではほとんどジムトレ、外岩の経験もないまま突っ込んだのだから、そりゃ苦労したのも当然。それに引き換え、atatuoさんもEuropaさんもギリギリまでしっかりと準備をしてきていたし、yoshikitoはジムでの懸垂下降練習を企画するなどのフォローもしっかり。こうやってそれぞれの頑張りに刺激を受けられるのが、山岳会のいいところでもあるよなーと最近思う。
去年はタイムオーバーでエスケープしたけど、今回は時間は十分あったので中ノ岳も含めて完歩できたのは嬉しかった。この未踏区間は先頭だったけど、yoshikitoが言うようにロープを出してもいいかな、という岩場の下りもあった気がする。そのあたり、自分から提案をするべきだったな。反省。
石門広場まで戻り、キャンプ場の受付終了時間も気になるので車道経由で駐車場へ。中間道は、また今度。
キャンプ場は大混雑。ソロキャンパー流行のせいもある?焚火マスターyoshikitoがあっという間に火をつけ、atatuoさんの油揚&下仁田ネギを肴にEuropaさんの日本酒を頂く。たっぷり鍋物も、みんな美味しかった!(炊飯失敗しなくて良かった〜)
後泊まで含め、本当に楽しかったです。またぜひご一緒させてください!
【備忘録】
・紅葉の時期だから警戒していたが、思ったよりは渋滞が少なかった。とはいえ時間が経過するごとに人は増えたので、明るくなると同時に出発したのは正解だった。
・昨年は縦の鎖でもPASでセルフを取ったが、今回は怪しい箇所のトラバースのみで利用。縦の鎖につけても落下距離が大きいし、掛け換え時のリスクのほうが大きい気がするので、これで良かったのではと思う。
・11月は大半のキャンプ場が閉まってるからか、異常な混雑。先着順の場合、受付終了ギリギリだと危ないかも。予約できる場所を選択するのも手だったかも。
・事前にジムで懸垂下降の手順をチェックしたのはすごく良かった。岩トレでやっただけだと、細かい手順があやふやになるのは普通のことなので。結束力向上の効果も?
妙義山の募集(1人)メールが、参加条件と共に飛び込んできた。もう何年も前から行きたいと思いながら「連れて行って」とはとても言えそうになかった、ましてやソロなんてなおさら行けそうもなかった表妙義。
参加条件を見ると、なんとかクリアできそう? さらに、会に入ってから魅力を知った焚き火付き。ほとんど反射的に参加を申し込み、タッチの差でメンバーに入れていただいた。会の先輩2人と私と同期の新人2人(山行では私は3人とも初ご一緒)。申し込みに間に合わなかった方ごめんなさい。
参加条件は以下の通りでした。これのおかげで、表妙義の難易度基準がわかり、自己判断もできたので、とてもありがたかったです。
1. 登山靴で岩稜帯歩行の経験がある。
2. コースタイム x 0.8で10時間歩ける。
3. トップロープで10a (BR日吉)、5.9(パン2)
4. 高感度ある場所に耐えられる
1番, 4番は問題なし。2番は、以前なら問題なしでしたが、最近は山にあまり行けず体力が落ちたため、平日会社昼休みのコソ練でカバー。問題は3番のパン2 の5.9でした。今まで行っていたBRをパン2 に切替えて練習。そして山行3日前にぎりクリアできました。山行約10日前にはBRに集合して、懸垂下降の練習も。会に入ってから、怖くていやいや始めたクライミングが、初めて私の夢を叶える事に繋がったのでした。
さて表妙義、その山容が示す通り、岩はこれでもかと多く、長く、キレ落ちてて高度感があり(その分絶景スポットも多い)、岩ではない所でも、細いナイフリッジやトラバース、急登の連続で、常に緊張を強いられる、変化に富んだ山でした。ジムで練習したのとしてないのとでは、全然違っただろうと実感しました。
岩はスピードも必要でしたし、難度も高いので、安全を優先して鎖はよく使いました(谷川の西黒尾根では、鎖使わずに登り降りできましたが、表妙義はとても無理)。鎖あれど良いホールドがなく怖かったので、お助けロープを出していただいた所も1箇所。懸垂下降も2回。先輩おニ人のサポートは、とても頼もしかったです。無事に下山できて感謝でいっぱいです。
そしてもう一つのお楽しみ、嵐山キャンプ場に場所を変えての焚き火。私はほぼ初体験。厚揚げ、エリンギ、プチトマト、銀杏、道の駅みょうぎで買った下仁田ネギ。アルミホイルに包んで焼くだけが、なぜにこんなに美味いのか〜! そしてyoshikitoさんの用意してくださった鍋、tartletさんが加減を見てくださったふっくら炊きたてご飯。どれも幸せレベルMaxでした〜♡。
メンバーに恵まれ、話題は楽しくいつまでも尽きない。飲み屋での飲み会とは違って、焚き火を囲んでゆらゆらゆれる炎を見つめながらの会話は、より素直に、より深く、より本能的な感じになるのが、焚き火の持つ不思議な魅力ですね。
いや〜、先輩2人のカッコ良さと人間力に惚れました〜。先輩1人ではやはり難しいと思うので、会の中にそういう方が、出来るだけ沢山いることがとても重要だと思いました。私もそうなれるとはまだとても思えませんが、目指して頑張りたいと思います。
4人テントの手配、食材や焚き火の準備、運転、会計、何から何まですっかりお世話になりました。学ぶこと、わくわく刺激的なことのてんこ盛り、ありがとうございました。
反省点
・使えるホールドがあるのに見えてない、と言われました。まだまだ。精進します。
・体力を戻しきれてなかった。コソ練の充実が必要。
・ザックをもう少し軽くするべきだった。
今回、危険な岩山に挑戦する山行、先輩2人に懸垂下降の練習、確認から前泊後泊まで 同期2人、お世話になりました。
山行中の岩場などでの行動、注意することなど、いい経験ができたと思います
当然ですが、今後自分の経験値アップに、まだまだ技術的な事、知識など身に着ける必要があると思いました。
紅葉の岩稜帯登山を期待して、表妙義の縦走に行ってきました。
紅葉自体はうーん、と言う具合でしたが今年は全体的にこうなんでしょう。普段いかないメンバーで岩登りとゴツゴツした岩場からの高感度ある眺めを楽しめたので良かったです。そして、後泊の焚き火にやっぱり幸せを感じました。
妙義の縦走は、6月にも計画していたが準備不足のため断念。沢シーズンも終わったタイミングで再度計画した。今回の狙いは、紅葉した妙義の岩場を歩くことに加えて、バリエーションっぽいところでのCL力アップ。6月のマスキ嵐沢で、CLトレをやったが、初沢遡行の人がいる中でルーファイ、時間配分、メンバーのケアなどなど含めた管理をするのがとても難しく、自身の余裕のなさにがっかりしていた。妙義には行ってみたかったし、ちょうど良い機会(破線ルートで、多方面から難しいと聞くルートかつ、何とかコントロールはできそう)なので、諸々条件を付けて山行募集を出した。メンバーは、一緒に両神山/白馬周遊したAtatsuさん、昨年に妙義縦走済みTartletさん、山らしい山はご一緒したことがなく未知数なEuropaさん。みなさんフォローしてくれる性格なのは知っているし、良い感じに不確定な部分もあり、内心でラッキーと思いつつ計画書を作成した。直前にはEuropaさんから、条件を全てクリアしたとの報告も受ける。当日/前日は天候良く、かなり良いコンディションだった。
岩登りは楽しいですが、事故の可能性として、鎖場の登下降中に行き詰まり腕がパンプして滑落/トラバース時、すれ違い時に滑落/先行者からの落石あたりが危ないかな。
1つ目のパンプが自分から見て一番フォローしづらいが、ジムで練習してくれていたので足筋メインで登れたようだった。足が悪い、長い鎖場はロープを出そうと考えていたが、登り下りで1箇所ずつ使用した。本当は東岳降りでも出した方が良かったかもしれないが、コミュニケーションが少し不足していた。反省。それとメンバーの荷物が重いようだった。荷物重くなると、上述のパンプリスクも上がるので準備期間中に言っておくべきだった。こちらも反省。
良かった点としては、今回、SLに先頭を代わってもらうことができたので、その間はルーファイ以外にも余裕を持って意識を避けることがでたり、自分が先頭を登ったあとも下から、足位置などのアドバイスを加えてくれたので、とても楽をさせてもらった。また、Atatsuさん(はもともと体強いけど、)Europaさんともによく調べてきてくれて、そもそも山に詳しく、安心して妙義の山を楽しむことができた。バリエーションはさらに面白いので、良ければそっちも行きたいなと思った。お疲れ様でした、ありがとうございます。
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