籠坊温泉〜弥十郎ヶ嶽
- GPS
- 03:32
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 497m
- 下り
- 502m
コースタイム
天候 | くもり 時々 晴 最寄のアメダス観測点『後川』は気温データ無、『能勢』の最高気温は31.5℃(15:47 )。尚、『後川』では昨日16時に12.5mmの雨が観測されていました。 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
籠坊温泉まで神姫バス(三田方面より)http://www15.ocn.ne.jp/~h-bus/sanda/sanda14.html 後川までは阪急バス(日生中央方面より)http://bus.ekitan.com/rosen/Rp610?t=1&b=11155&f=0&com=1&cn=%8D%E3%8B%7D%83o%83X&r=78 各概ね2時間に1本程度便有。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
山中は整備された山道で特に危険箇所はありませんが、道標等は少ないようです。正確に方位を把握すればルートミスの可能性は少ないと思われますが、初めての方は地図、コンパスは必携でしょう。近年整備された林道もあり、地図による位置確認も慎重に行う必要有。 ■籠坊温泉ルート〜みなの沢〜農文塾コース合流 大半が杉主体の人工林、荒れ気味の林道レベル。沢沿いの足場の悪いエリアもありますが概ねコースは明瞭。 ■合流点〜弥十郎ヶ嶽山頂 合流点より山頂方面へは近年整備された地図に未掲載(本日現在)の車両通行可の林道がありますが辻川方面へ下るようです。本来のルートは尾根筋のようですが林道よりの取次ぎ口は確認できず、強引に斜面を登り取次ぎました。 尾根筋は明瞭な山道が続きますが、分岐点に有効な道標がなく方位の確認は必要でしょう。 山と高原地図北摂・京都西山(2011年版)の、ルート上『ハハカベ山石標』と記されており、数少ない目印となりますが、位置は実際にはルート南東側へ300〜400mずれているようです。竹谷コース分岐への距離感が掴み難いので注意が必要でしょう。 尚、同地図には『吊尾根』との表記が見られますが、特に変わった尾根でもなく意味はよく解りません。危険箇所や見晴らしのいい所もありませんでした。 ■山頂〜竹谷林道〜県道309号 先の地図には山頂の南に『露岩帯下り注意』とありますが、一部に露岩帯は見られるものの特に危険は感じませんでした。 明確に踏み跡のある山道ですが、下りの急斜面を一気に下る際には足元注意。沢沿いには僅かな距離ですが滑りやすい区間もあります。 林道を過ぎ県道は全て舗装路。県道12号は交通量も多くスピードを出している車も多く要注意、県道309号はそれ程交通量は多くなく、比較的快適に歩けます。 |
写真
感想
梅雨明けより約10日、7月の仕事休みは雨続きでしたがようやく山へ向かえそうな天気に恵まれました。
なんとなく頭に、今まで登った事のない山に登ろうと思い浮かび、前夜に山と高原地図北摂・京都西山を眺めていると目に飛び込んできたのが『弥十郎ヶ嶽』。表の地図範囲から僅かに外れている都合、裏の広域図に妙見山・箕面の拡大図と並んで山域が紹介されていました。
登った事はありませんが、地理的にはよく知るエリア。一見涼しそうな谷筋ルートは『夏向き』では?…との期待もあり、迷わず決定♪
籠坊温泉よりの登山口には簡略ではありますが案内図が設置されており『弥十郎ヶ嶽森林浴場』との表記有。図からは登山道あるいはハイキングコースの整備が想像できます。
随分古い朽果てそうな案内標識から数十年前には登山道レベルの整備が行われていた様子が伺えますが、設置後はメンテナンスが行われておらず、竹谷林道よりのルートに比較的新しい標識は見られるものの、僅か数基と山頂への誘導の役割を果たしているとは思えない程度。
六甲などよく整備された山と比べれば明らかに劣る整備状態ですが、周辺の山と比べれば山道はよく踏まれており明瞭。人工林が多く夏でも"藪区間"は皆無と歩き易い山ではあります。
地図、コンパス必携の"普通の山"と割り切れば特に問題はないレベルでしょうか?但し、先の山と高原地図の1/50,000地図では少々役不足、位置確認を行う目的を果すには1/25,000地形図クラスの情報が必要と痛感しました。
特にしばらくは地図への反映が期待できない近年の林道には注意が必要。基本は尾根キープのようですが、正確な位置確認が出来ずにルートミス、急斜面直登でごまかす結果となりました。
記録ルートについては編集画面が詳細図に対応しないエリアに付き有効な補正が出来ておらず精度の低いものとなります。概ね地形図上の尾根付近を辿るルートになるようで、何本か枝道を確認しましたが簡単な方位確認程度が出来れば迷う心配は低いでしょう。
山頂より篠山方面や三嶽の眺望は素晴らしいものの、周囲の大野山や深山、剣尾山と山頂よりの眺望が素晴らしい山々と比べれば見劣るのは仕方のないところでしょうか。それも影響してか?それ程人気がある山ではないようですが、人の手があまり入っていない割には歩き易い山であることに魅力は感じます。
夏の暑い平日…歩き始めてまず人と出会うことはないだろうと感じましたが、途中の山肌で林業作業(下草刈り?)をされていた方、竹谷林道側への下りにて登ってこられる方と都合2組に遭遇。
竹谷林道側からの登山口なら路肩駐車も可能、1時間足らずで山頂にも到達できそうですので、標識の整備状況からもこちらがメインルートとなっているようです。
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