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記録ID: 210065
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無雪期ピークハント/縦走
八幡平・岩手山・秋田駒

東北の山旅(1) 花の八幡平!(後生掛温泉・藤七温泉)

2012年07月23日(月) [日帰り]
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GPS
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距離
10.2km
登り
125m
下り
679m

コースタイム

10:15見返峠駐車場出-八幡沼周り-11:15〜11:30八幡平山頂-12:15田代沼分岐-13:10〜13:20蒸の湯温泉分岐-13:30大深温泉-14:00後生掛温泉研究路分岐-研究路散策(大湯沼やマッドポッドなど)-14:40後生掛温泉着
 ・hteraは八幡平山頂後下山。
天候 ガス/小雨

 ・特に八幡平山頂1600m付近はガスで視界10mくらい。
 ・標高を下げて、御在所温泉付近や蒸の湯温泉付近になるとガスは晴れていた。
 ・当初は雨予報ではなかったけれど、近づくにつれ雨予報になり、梅雨明けが後ろ倒れた印象。雨で危ない山ではないから、いいか〜という気持ちで決行。
 ・それでも車は10台近くあったし、なんと観光バスだってやってきた。
過去天気図(気象庁) 2012年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 ・見返峠付近には有料駐車場と、50mくらい離れて無料駐車場があった。
 ・アスピーテラインにはバスもあるが、私は途中で下山した夫にひろってもらう約束で縦走した。
コース状況/
危険箇所等
◆八幡平山頂付近は、さすが、完全に整備された遊歩道といった様子。
◆蒸の湯温泉へ向かう道はひたすら下り。道はあまり歩きやすくない。
◆後生掛温泉へ向かうには、アスピーテラインから出る大深温泉へ向かう林道へいったん入り、温泉の建物手前右にある登山道へ入っていく。こちらは大変歩きやすいブナの道。
本日のいでたち。
本日のいでたち。
定番のワタスゲ。
定番のワタスゲ。
定番のニッコウキスゲ!
定番のニッコウキスゲ!
花が終わってしまっているけれど、ミツガシワ。八幡平の沼に咲くんだそう。
花が終わってしまっているけれど、ミツガシワ。八幡平の沼に咲くんだそう。
トウゲブキ、らしい。
トウゲブキ、らしい。
ミヤマキンポウゲ。群生していた。
ミヤマキンポウゲ。群生していた。
クルマユリ。下を向いて咲くんだそう。ユリの名前から想像するより小さい。
クルマユリ。下を向いて咲くんだそう。ユリの名前から想像するより小さい。
ベニバナイチゴ。イチゴって!と名前に突っ込みたくなる。一輪だけ咲いていた。
ベニバナイチゴ。イチゴって!と名前に突っ込みたくなる。一輪だけ咲いていた。
イワカガミ。もっとピンク色だったけれどデジカメでうまく映らない。
イワカガミ。もっとピンク色だったけれどデジカメでうまく映らない。
ギンリョウソウ。立派だなー。
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ギンリョウソウ。立派だなー。
ギンリョウソウが、登山道のわきで「見てくれ」と言わんばかりにあった。どこにあるか分かりますか?
ギンリョウソウが、登山道のわきで「見てくれ」と言わんばかりにあった。どこにあるか分かりますか?
ゴゼンタチバナ。たくさん咲いていた。
ゴゼンタチバナ。たくさん咲いていた。
ツマトリソウ。花弁の先が薄ピンク色だそうだけれど、そうだったかなあ? 小さな花なのに、たたずまいがとてもいい!
ツマトリソウ。花弁の先が薄ピンク色だそうだけれど、そうだったかなあ? 小さな花なのに、たたずまいがとてもいい!
イワイチョウ。高山植物と思わず見過ごしそうだったけれど、立派な名前がついていた!
イワイチョウ。高山植物と思わず見過ごしそうだったけれど、立派な名前がついていた!
ハクサンボウフウ。セリ科なことは確実。種類が多くて迷う。
ハクサンボウフウ。セリ科なことは確実。種類が多くて迷う。
蒸の湯温泉に出るところ。このガスらしきものは温泉の湯気! 高山植物は、ここまで下山するとほとんどなくなってしまった。標高によってこんなに植物って変わるんだなあ。
蒸の湯温泉に出るところ。このガスらしきものは温泉の湯気! 高山植物は、ここまで下山するとほとんどなくなってしまった。標高によってこんなに植物って変わるんだなあ。
さわやかなブナ林を歩く。岩手弁?
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さわやかなブナ林を歩く。岩手弁?
後生掛温泉の研究路というものが楽しい! 灰色の泥が「ゴポッゴポッ」と音を立てて沸騰しているのが珍しい…! 傘をさして山下きよしふう。
後生掛温泉の研究路というものが楽しい! 灰色の泥が「ゴポッゴポッ」と音を立てて沸騰しているのが珍しい…! 傘をさして山下きよしふう。
藤七温泉に泊まりました。この混浴露天風呂、今までで一番ワイルドでした…!
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藤七温泉に泊まりました。この混浴露天風呂、今までで一番ワイルドでした…!
何より藤七温泉のバイキング式の夕飯が楽しかった。山菜料理の種類の豊富さにびっくり。おいしくて幸せ〜。
何より藤七温泉のバイキング式の夕飯が楽しかった。山菜料理の種類の豊富さにびっくり。おいしくて幸せ〜。

感想

<始めに>
夫婦で東北へやってきました。
名古屋からフェリーで車ごと仙台に入り、それから車で東北をまわる計画。
実は私、東北は梅雨明けしていないということを知らなかった!
名古屋はもう35度くらいの暑い日々だったので、
仙台へ入った日、20度くらいの気温でビックリ!
長袖ほとんどもってきていない…。

予報では、この週、天気は良くなっていくはずだったのに、
しばらく悪天続き!
明日こそは晴れ? …雨か。の繰り返しで、
岩手の人には「ぜひ晴れの日に八幡平に」と言われたけれど、
八幡平なら雨でも危険はないし、眺望がなくても花が楽しめればと思って、
まずは雨でも八幡平を押さえておくことにした。

<高山植物が咲き競う>
この時期に東北の山を歩くのは初めてで、徐々に分かっていくのだけれど、
まず八幡平では「高山植物」に大変興味を持った。
私って高山植物好きだったっけ? と思うくらい。
きっと将来60才とかになったら、高山植物を探してハイキングしているんだろうなと、歩きながら想像してしまった。

泊まった藤七温泉は部屋が花の名前になっていて、写真も貼ってあったり、
ロビーに花のファイルもあったので、
撮影した花がなんという名前か、かなり知ることができた。
おかげで、それ以降の東北の山でも、高山植物チェックは楽しみの1つになった!

<温泉の豊富さ>
また1つ分かったことは、東北にはとにかく温泉が多い!
今回北東北を多くまわったのでそちらに限るのか分からないけれど、
とにかく「温泉だらけ」。そして個性的かつ人気!

温泉が多いということは、火山系の山が多いことにもつながるようで、
東北で火山系の独立峰の山が多いのも納得がいった。(地震が多いのも…)

登山道から蒸の湯温泉にポッと出たとき、目の前をもくもくガスが流れるのを、
最初、温泉の湯気だと分からなかった。
でも以後、そんな光景は後生掛温泉でも玉川温泉でも見られたし、
藤七温泉のワイルドな露天風呂は、まさにその中に入るようなものだった。
私、この数日間はずっと硫黄臭かったと思う!
車の中もなんだか硫黄臭くて。笑

山に付随して高山植物はもちろん、温泉もとても楽しいものになりました。
宿泊した藤七温泉は正解! 食も楽しめて、おすすめです。

この後、さらに東北をまわっていくことで、
地元の人が山を大事にする心にも触れることができていきます!

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