銚子ヶ口 黒尾山から水舟の池へ
- GPS
- 09:23
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 1,295m
- 下り
- 1,312m
コースタイム
- 山行
- 8:00
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 9:22
天候 | 晴れ☀️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
10台以上はとめられそう |
コース状況/ 危険箇所等 |
登りのバリルートは急登の連続 ずれ落ちないよう木の根っこ、幹を掴みながら登る ルートファインディングもこまめにチェックする必要あり とにかく黒尾山からのルートは半端なく危険 ナイフリッジのザレ場は滑落注意 落ちたら即アウト |
写真
感想
朝7時の時点で杠葉尾登山口は満車で、永源寺道の駅近隣の登山者駐車場に着くと正に登り始めの男性のお一人の先行者に尋ねてみた。「悪路だけどレコで女子2人でもロープ使わずに行けたらしい。大丈夫でしょう。」不安はあったもののそのお言葉で黒尾山から銚子ヶ口へアプローチしてみることに。
いざ出発すると丸山までは普通の尾根への登りで問題なし。その後、木の根っこを掴んでは這いつくばって登る急登の連続。登りだからましだけど下りでは使いたくない。
尾根芯をはずさないようにアップダウンを繰り返しまずは黒尾さん到着。そこでご夫婦だろうか二人組の先行者にお会いした。先に進まれ、自分はしばらく休憩後、後を追った。
追いつくと距離を離さずついていくことに。ルートファインディングも難しいルートでお二人の存在がとてもありがたかった。
いよいよナイフリッジの続く危険個所突入。色鮮やかな紅葉と素晴らしい眺望である一方、左右切り立った崖でバランスを崩したら即谷底へ滑落アウトの緊張の連続。最後ピークをまくトラバースも落ち葉やザレた岩で掴みどころがなくずれずれで一番の難所であった。
そこを抜けて少し登ってから振り返ってそのピークを見るとようやく一息くことができた。ここまでお二人を背中に感じながら、めげそうになるのを何とかこらえることができた。
その後、離れ1016m地点で自分がルートロスしてさまよっているうちに抜かされ、また追いついてからは先行することに。中峠からは2年前にも訪れているので水舟の池、大峠までは楽勝。まずは西峰で360度の眺望を楽しんだ。
水舟の池に行く途中、朝駐車場で尋ねた先行者にお会いした。無事ここまでこれたことをたたえ合いお別れした。
さて神秘の水舟の池は、紅葉真っ盛り。水面は鏡のように錦に輝く紅葉と緑の針葉樹、そして青空を映し出し、行こうとしていた刈込池をしっかり代用してくれた。
そのまま大峠に抜けて、昼食をとった後、いよいよ下山。銚子ヶ口はすぐ通過。東峰は西峰同様360度の眺望。御嶽も大きく見えた。東峰からの急な下り。林業用の運搬リフトのレールに沿って、山道が続いていた。おかしいな。そんなレコあったっけ。
曇ってきた関係で鮮やかさに欠けるものの、美しい紅葉に気を良くしながらひたすら下る。レール終点まで下ると林道に。そこで初めて道を間違えたことに気づいた。
それからは長い長い林道歩き。杠葉尾登山口からは国道歩きは予定に入れていたが、まさか下山の大半を林道に費やすとは。トホホと残念な徒歩となった。慰めは愛知川の流れる音と時折見られたその碧さに癒されたこと。杠葉尾からの登山は、雪が降ったら冬期にリベンジしましょ。いつも以上に何より無事下山できたことに感謝しなければ。
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