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Yamareco

記録ID: 2103165
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東北

長〜い水平移動…からの、大尽山

2019年11月09日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:45
距離
15.9km
登り
642m
下り
644m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:37
休憩
0:09
合計
4:46
11:42
148
恐山付近の遊歩道入口
14:10
14:19
129
16:28
恐山付近の遊歩道入口
天候 くもり時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
実質的な登山口となる宇曽利山湖畔の駐車場は広く、駐車スペースに心配はなさそう。もしかしたら恐山が開山している時期は観光客とかで混むかもしれない。トイレ、登山届ポストなどは無い。
コース状況/
危険箇所等
山頂直下が急傾斜だが、特に危険な場所はない。
その他周辺情報 恐山開山中であれば恐山温泉が至近。他、むつ市に「むつ矢立温泉」「むつグランドホテル 斗南温泉」などがある。今回は斗南温泉を利用させてもらった。630円/一人。むつ市内の温泉はお湯が熱いところが多いらしいが、ここは温めの湯船もあり私のようにのぼせやすい人にはありがたい。
やってきました下北半島恐山。今日は宇曽利山湖の対岸に見える大尽山に登ります。
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やってきました下北半島恐山。今日は宇曽利山湖の対岸に見える大尽山に登ります。
マイナーな山ですが登山口には10台近くの車がいてびっくり。
我々、到着が遅くなって出遅れました。
マイナーな山ですが登山口には10台近くの車がいてびっくり。
我々、到着が遅くなって出遅れました。
自転車を含む車両進入禁止…ということで丸太の柵が設置されています。
自転車を含む車両進入禁止…ということで丸太の柵が設置されています。
東北自然歩道を歩いていきます。実はここはまだ登山道ではないのです。
東北自然歩道を歩いていきます。実はここはまだ登山道ではないのです。
途中から林道になります。
途中から林道になります。
正面に大尽山が見えてきました…が、右手から回り込むようにして登るため、まだしばらく林道歩きが続きます。
正面に大尽山が見えてきました…が、右手から回り込むようにして登るため、まだしばらく林道歩きが続きます。
ようやく本来の登山口に着きました。ここから正真正銘の登山道に入っていきます。
ようやく本来の登山口に着きました。ここから正真正銘の登山道に入っていきます。
しかし、登らない(笑
まだまだ平坦な道が続きます。この道、本当に山頂に向かっているんだよな?
しかし、登らない(笑
まだまだ平坦な道が続きます。この道、本当に山頂に向かっているんだよな?
微妙に怖い橋があったりします。
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微妙に怖い橋があったりします。
コースの半ば…いや、3分の2を過ぎた頃、ようやく登りはじめました。
コースの半ば…いや、3分の2を過ぎた頃、ようやく登りはじめました。
右下の沢とともに登りつめて最低鞍部を目指すようです。
右下の沢とともに登りつめて最低鞍部を目指すようです。
ようやく本格的な登りになってきました。
ようやく本格的な登りになってきました。
10年くらい前のガイドブックには笹薮をかき分けるようにして進むとありましたが、現在はご覧の通りキレイに刈払されています。
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10年くらい前のガイドブックには笹薮をかき分けるようにして進むとありましたが、現在はご覧の通りキレイに刈払されています。
ピンクテープも要所要所に設置され管理に力が入れられている様子がわかります。
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ピンクテープも要所要所に設置され管理に力が入れられている様子がわかります。
尾根の反対側、一体地蔵方面からの道と合流。
尾根の反対側、一体地蔵方面からの道と合流。
道は一つとなり、山頂を目指します。
道は一つとなり、山頂を目指します。
山頂直下は鼻こすりの急傾斜。その上に落ち葉が厚くつもり、さらに雪が薄っすらと積もっているではないですか。
山頂直下は鼻こすりの急傾斜。その上に落ち葉が厚くつもり、さらに雪が薄っすらと積もっているではないですか。
ズルリ、ズルリとよく滑り登るのに難儀しました。
ズルリ、ズルリとよく滑り登るのに難儀しました。
一体地蔵方面からの合流点から30分以上かけて、ようやく山頂に到着です。落ち葉や雪がなかったらもう少し早く登れたように思います。
一体地蔵方面からの合流点から30分以上かけて、ようやく山頂に到着です。落ち葉や雪がなかったらもう少し早く登れたように思います。
「東北百名山」と大書された山名標識とともに記念撮影。
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「東北百名山」と大書された山名標識とともに記念撮影。
ちょっと雲が出てきてしまいましたが、それはそれで幻想的な光景。平舘海峡から陸奥湾あたりの海が見えます。
ちょっと雲が出てきてしまいましたが、それはそれで幻想的な光景。平舘海峡から陸奥湾あたりの海が見えます。
アンテナが立ち並んでいるのが明日登る予定の釜臥山。
アンテナが立ち並んでいるのが明日登る予定の釜臥山。
足元に目を転じるとハート型の宇曽利山湖が鈍く光っています。その向こうには太平洋。
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足元に目を転じるとハート型の宇曽利山湖が鈍く光っています。その向こうには太平洋。
登ったどー!!!
誰も居ないことをいいことに大声を出してスッキリ♪
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登ったどー!!!
誰も居ないことをいいことに大声を出してスッキリ♪
登り以上に怖いのは下り。落ち葉のせいで地面が見えないのが難度を上げています。落ち葉の下にあるのは石か泥か、はたまた木の根か。
登り以上に怖いのは下り。落ち葉のせいで地面が見えないのが難度を上げています。落ち葉の下にあるのは石か泥か、はたまた木の根か。
一体地蔵方面への分岐まで戻ってきました。
ここまでくれば難所は終わりです。
一体地蔵方面への分岐まで戻ってきました。
ここまでくれば難所は終わりです。
サクサク下って林道に出て…
サクサク下って林道に出て…
あとはゴールまで遊歩道歩き。
無事に下山しました。
あとはゴールまで遊歩道歩き。
無事に下山しました。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ

感想

下北半島にある大尽山に登ってきました。この山は恐山の一角になり宇曽利山湖の対岸にきれいな三角形を描いて立っている大尽山の姿は写真などで見たことがある人は多いのではないでしょうか。ただし登るという話になるとそれほど登山者は多くないようで、アップされている山行記録もそれほど多くありません。

登山道は大きく分けて恐山側から入る道と反対側の川内側から入る道があります。短時間で登れるのは川内側からですが、林道がしばしば通行止めになるとのこと。今回は林道の情報が得られなかったため確実な恐山側からの入山としました。

出発の時間が遅くなり、途中で混雑に巻き込まれたりしたことから時間が遅くなりました。登山口を出発したのが12時少し前。ちょっと褒められたものではないのですね。

登山口には7台ほど車がとまっていました。マイナーな山で登山者も少ないと思っていたので驚きました。同時に頼もしくもあったのですが、これは実は大半が山仕事や山の恵を収穫しに来た人の車で純然たる登山者は1人のみでした。やっぱりね(笑

コースの大半が林道と遊歩道歩きなので正直なところ冗長に感じます。特に平坦地歩きが好きでないツートンには不評でした。まぁ、たしかにアプローチだけで往復8キロはちょっと退屈かも。もう少し天気が良ければ紅葉を愛でながらの散策となり、また少し違った感想になったかもしれません。

そんな序盤のダラダラ感とは打って変わって、山頂直下はゴリゴリの急登で骨が折れます。ただでさえ鼻こすりの急登はこの日、落ち葉と積雪でズリズリのスリップ道になっていてだいぶ苦労させられました。もうちょっと雪が多かったら登れなかったかもしれません。

そんな急登を突破してたどり着いた山頂は見晴らしがよく、360°の展望が得られます。陸奥湾や平舘海峡、反対側には太平洋が一度に見ることができ、ここは半島にある山なんだなぁと改めて実感させられる景色でした。足元の宇曽利山湖もキレイに見ることができましたが、いかんせん曇っていたので色がくすんでしまったのが残念。もっと晴れていれば火山湖特有の鮮やかな青色が見られたかもしれません。でも、まぁまぁ満足できる眺望でした。

山頂直下の急坂さえクリアしてしまえば、あとはサクサク戻れます。しかしこの急坂で登りも下りも手こずったためか、わずかに想定時間を押してしまい、車に帰り着いたのは日没後。帰り支度をしている間に暗くなってしまいました。危ない危ない…。やはり里山とはいえ時間に余裕がない登山は危険ですね。

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コメント

長かったね〜
里山とは言え長いルートはこの時期暗くなるのが早いからね〜
短い里山は登っててもつまらないしね〜
雪が積もれば話は別なんだけど(^^♪
2019/11/12 16:53
Re: 長かったね〜
若干侮っていたかもしれません。やはりスタートが遅いのはよくないですね。
そろそろ雪の里山歩きが楽しい季節ですね♪
2019/11/12 20:51
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