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Yamareco

記録ID: 2103167
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無雪期ピークハント/縦走
東北

北の海の見張り番 釜臥山

2019年11月10日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:55
距離
5.6km
登り
750m
下り
747m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:49
休憩
0:07
合計
3:56
11:36
129
スタート地点
13:45
13:52
100
15:32
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
釜臥山スキー場が登山口になります。登山届ポスト、トイレなどは未確認。第2リフト乗り場まで車で入ることができますが、道が洗掘されていたりしてコンディションがよくありません。我々も様子が分からなかったので途中の広場で車をデポしました。(結果的にはジムニーなら突入可能だった)
コース状況/
危険箇所等
危険箇所は特にありません。強いて言うなら山頂直下のガラ場に浮石が多数あることでしょうか。
その他周辺情報 恐山開山中であれば恐山温泉が至近。他、むつ市に「むつ矢立温泉」「むつグランドホテル 斗南温泉」などがある。今回は斗南温泉を利用させてもらった。630円/一人。むつ市内の温泉はお湯が熱いところが多いらしいが、ここは温めの湯船もあり私のようにのぼせやすい人にはありがたい。
ゲレンデの途中からスタート。
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ゲレンデの途中からスタート。
ガタガタの簡易舗装道を第二リフト乗り場まで進む。一応、ここまで車で侵入可能。
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ガタガタの簡易舗装道を第二リフト乗り場まで進む。一応、ここまで車で侵入可能。
ゲレンデを登っていく。振り返ると陸奥湾がキレイに見える。海上自衛隊の基地が異彩を放っていた。
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ゲレンデを登っていく。振り返ると陸奥湾がキレイに見える。海上自衛隊の基地が異彩を放っていた。
すずなみ…かな?
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すずなみ…かな?
多用途支援艦すおう…だと思う。
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多用途支援艦すおう…だと思う。
…なんだろ?
水中処分船???
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…なんだろ?
水中処分船???
日当たりの良いゲレンデを延々と登っていく。それなりの斜度もあり暑い時期なら大変そうだ。
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日当たりの良いゲレンデを延々と登っていく。それなりの斜度もあり暑い時期なら大変そうだ。
第二リフト降り場あたりまでくると大湊の街が見えてくる。
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第二リフト降り場あたりまでくると大湊の街が見えてくる。
さらにゲレンデトップに登りつめると展望台のような建物が建っている。
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さらにゲレンデトップに登りつめると展望台のような建物が建っている。
展望台?を過ぎるといよいよ釜臥山が間近に迫ってくる。山頂にある自衛隊のレーダー施設のディティールもはっきりしてきた。
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展望台?を過ぎるといよいよ釜臥山が間近に迫ってくる。山頂にある自衛隊のレーダー施設のディティールもはっきりしてきた。
道が二手に分かれていた。当然直進だろうと思ったが、実は岩の上に出るだけの行き止まり。正解は左に降りる、だった。
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道が二手に分かれていた。当然直進だろうと思ったが、実は岩の上に出るだけの行き止まり。正解は左に降りる、だった。
ガイドブックでも地形図でも一本道のように書いてあったが、実際はあちこちに分岐がある。
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ガイドブックでも地形図でも一本道のように書いてあったが、実際はあちこちに分岐がある。
謎の建造物。何か祀ってあるのだろうか? それとも軍事的な建造物とか? 何の説明もないので結局正体不明。
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謎の建造物。何か祀ってあるのだろうか? それとも軍事的な建造物とか? 何の説明もないので結局正体不明。
中腹以降は一旦灌木帯に入る。道は明瞭。
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中腹以降は一旦灌木帯に入る。道は明瞭。
灌木帯を抜けると目の前に特徴的な岩場が見えてきた。
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灌木帯を抜けると目の前に特徴的な岩場が見えてきた。
薬師天と呼ばれる岩のようだ。神聖なもののようではあるが、岩肌には真新しいアンカーが打ち込んであった。どうやらクライミングしている人がいるようだ。
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薬師天と呼ばれる岩のようだ。神聖なもののようではあるが、岩肌には真新しいアンカーが打ち込んであった。どうやらクライミングしている人がいるようだ。
いつの間にかかなり登ってきていた。景色がいいなぁ。
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いつの間にかかなり登ってきていた。景色がいいなぁ。
地図のようなものが設置されていたが判読不能だった。
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地図のようなものが設置されていたが判読不能だった。
さすがに薬師天を直登することはできないので登山道は左手へと逃げていく。
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さすがに薬師天を直登することはできないので登山道は左手へと逃げていく。
侮るなかれ、それなりに高度感がある。
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侮るなかれ、それなりに高度感がある。
山頂直下のガラ場。たぶんここが一番の難所だ。こう見えて落ち着いていない岩が多く不用意に足を出すとグラグラ動く。
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山頂直下のガラ場。たぶんここが一番の難所だ。こう見えて落ち着いていない岩が多く不用意に足を出すとグラグラ動く。
ガラ場を抜けると山頂はもうすぐ。この先は自衛隊の管理地域。安全のため立ち入りを禁止する場合があるとの注意書きあり。有事の際ってこと?
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ガラ場を抜けると山頂はもうすぐ。この先は自衛隊の管理地域。安全のため立ち入りを禁止する場合があるとの注意書きあり。有事の際ってこと?
レーダー基地が目前に迫ってきた。山頂も近いはず。
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レーダー基地が目前に迫ってきた。山頂も近いはず。
基地の横を通り抜けて…
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基地の横を通り抜けて…
ここの三角点は敷地外にあるのでタッチすることが可能。
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ここの三角点は敷地外にあるのでタッチすることが可能。
記念写真♪
山頂には釜臥山獄大明神が祀られている。神や仏といったスピリチュアル?なものがあるのと同時に…
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山頂には釜臥山獄大明神が祀られている。神や仏といったスピリチュアル?なものがあるのと同時に…
最先端の科学技術の結晶である軍事レーダーが鎮座していたり。なかなかカオスな感じだ。
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最先端の科学技術の結晶である軍事レーダーが鎮座していたり。なかなかカオスな感じだ。
我々が登ってきたのと反対側には遊歩道が設置されている。そしてその先には駐車場がある。そう、この山は車で登れてしまうのだった。
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我々が登ってきたのと反対側には遊歩道が設置されている。そしてその先には駐車場がある。そう、この山は車で登れてしまうのだった。
基地のフェンス越しには宇曽利山湖が見える。
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基地のフェンス越しには宇曽利山湖が見える。
大湊の街と陸奥湾、そして奥は太平洋。下北半島のマサカリの柄の部分は実はこんなに細いのだった。
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大湊の街と陸奥湾、そして奥は太平洋。下北半島のマサカリの柄の部分は実はこんなに細いのだった。
雲がなければこの方角には青森市、そして八甲田や岩木山が見えるはず。
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雲がなければこの方角には青森市、そして八甲田や岩木山が見えるはず。
昨日登った大尽山が二本のレーダーアンテナの間に見えた。
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昨日登った大尽山が二本のレーダーアンテナの間に見えた。
さて満足したので下山しよう。遅くなると暗くなるからサクッと。
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さて満足したので下山しよう。遅くなると暗くなるからサクッと。
下りは早い。
ゲレンデトップの展望所のようなところまで戻ってきた。どうやら中に入れるようだ。
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ゲレンデトップの展望所のようなところまで戻ってきた。どうやら中に入れるようだ。
展望所の中は椅子や机が並べられ休憩できる。避難小屋を兼ねている感じだがいやー、実に眺望がいい!
ここで夜景を見ながら一泊…なんてのもいいかも。
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展望所の中は椅子や机が並べられ休憩できる。避難小屋を兼ねている感じだがいやー、実に眺望がいい!
ここで夜景を見ながら一泊…なんてのもいいかも。
小屋の壁には地図が貼ってあった。どうやらあちこちに登山道が張り巡らされているようだ。
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小屋の壁には地図が貼ってあった。どうやらあちこちに登山道が張り巡らされているようだ。
おっと、ゆっくりしすぎて日が暮れるところだった。ゲレンデを駆け下る。
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おっと、ゆっくりしすぎて日が暮れるところだった。ゲレンデを駆け下る。
海に向かって一直線。気持ちいい。
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海に向かって一直線。気持ちいい。
無事に下山した。
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無事に下山した。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ

感想

下北遠征、二日目の午後は大湊にある釜臥山に登りました。
釜臥山は下北半島最高峰であり麓から見てもよく目立ちます。それだけに山頂には自衛隊のレーダー基地が設置されていますし、車道が山頂付近まで延び、車で手軽に登れもします。麓にスキー場も開かれており大湊市民の憩いの場でもあります。
それだけに開発され尽くした感もあり、1990年版の東北百名山に選定されて以後、2000年版、2010年版ではリスト落ちしてしまいました。

登山道は麓のスキー場から始まります。ちゃんと下から登りました。
我々ヘロヘロ隊は「楽できるところは楽をする」がモットーなので釜臥山は車で登ってもよかったのですが、午前中の縫道石山が2時間強の山行時間だったため体力が有り余っていたので(笑
前日に蓄えたカロリーを消費しないままにしたら太ってしまいますし〜。

で、感想はというと下から登って良かったという感じです。終始見晴らしが良い場所を歩くことができますし、ユルすぎずキツすぎずの丁度いい負荷をかけて歩くことができます。コースの整備も行き届いていてストレスもありません。暑い季節を除けば、だいたい快適な登山ができるのではないでしょうか。
山頂からの景色は文句なく素晴らしく眺望派の私はテンションあがりました。さすがレーダー基地が置かれるだけある?

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コメント

連チャン登山お疲れ〜
関東100名山すら知らないから東北の100名山の名前も聞いたことない。
でも、東北の山は低山でも眺望のいい山が沢山だね〜
ちゃんと麓から登って偉い!( *´艸`)
2019/11/14 17:05
Re: 連チャン登山お疲れ〜
東北の山は森林限界が低いので(特に北東北は)1000mいかない山でも眺望がいい山おおいです。なので南の方で2000m越えてるのに樹林帯とかって逆に驚きます。
ここは車で登ってしまおうかなとも思ったのですが、登山道が思いの外良かったので歩いて登って正解でした
2019/11/18 21:05
プロフィール画像
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