信州百 池口岳(北峰・南峰)冬の装い
- GPS
- 10:37
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 1,915m
- 下り
- 1,901m
コースタイム
- 山行
- 9:17
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 10:34
天候 | 快晴 登山口朝4度、北峰2度、風弱い。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
池口岳登山口に数台駐車可。200m先に避難小屋があり、数台駐車可。登山口に簡易トイレが有ります。 マップコード 625281573*53(登山口1〜2km手前です、後は道なりで着きます) |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト(民家の前)のある所から、登山口までしばらくダートの林道を走ります(2km位かな)。ダートの林道は道幅が狭い箇所が有り、すれ違いに難儀します。 ★3時間位チェーンスパイクを着けて雪道を歩いたので、カテゴリーは積雪期にしました。積雪は上部で3センチほどでした。 ★登山口〜黒薙(1838m)まで 概ね緩くフラットで歩きやすい道が続きます。なお ㉚まで標識があります(27位までしか覚えてません)。黒薙の手前から急になります。 ★黒薙(1838m)〜1983mピークまで いくつもアップダウンを繰り返しながら距離を稼いでいく。テン場㉓は1940m付近です。黒薙から1983mピークが長く感じた。 ★1983mピーク〜北峰 1983mピークを超すと概ね登り一辺倒になり、ぐんぐん高度を稼ぎ、ジャンクションに着きます。ジャンクションからは、ひと登りで北峰に着きます。 ★北峰〜南峰 踏み跡はあります、ただ交錯してる箇所がありました。北峰の下りが急で笹道が滑りやすいです。私の時は笹の間の道が積雪していたのでなおさらでした。チェーンスパイクが無かったら相当難儀していたかも(チェーンスパイクが無かったら、南峰には行かなかったと思う)。南峰の登りは比較的緩いです。 ★展望は黒薙、ザラナギが優れてますが、黒薙のあたりから樹間に展望が得られます。南峰は北峰より展望が優れてますが限られてます。北〜南峰間で好展望が得られます。南峰から富士山が見えました! ★北峰までは一般道です(最新の山と高原地図では北峰まで実線になってます)。迷いやすい箇所は尾根の広がった所で、1400m付近と黒薙(1838m)の手前あたりですが、注意して歩けば大丈夫かと思います。また、危険箇所(岩場や急斜面トラバース等)はありません。距離がやや長いですが、下三分の一は傾斜が緩くフラットで歩きやすいので意外に時間がかかりません。なお全体を通して歩きやすいトレイルだと思いました(北峰〜南峰間を除く)。なお、エスケープルートはありません。 ★当日は1900m付近から雪が所々に出てきて、2100mから上は雪道でした。 チェーンスパイク、往路では2156mピークで付け、復路では2156mピークを少し下り傾斜の緩くなった2050m付近で外しました。 ★駐車。登山口に2〜3台。避難小屋辺りに2〜3台。登山口手前2km位はすれ違い困難箇所あり(どちらかが、幅員十分箇所までバックする必要があります)。 |
その他周辺情報 | 道の駅 遠山郷。食事処、かぐらの湯などが有ります。 比較的遅くまで営業してるので、ありがたいです。 遠山郷観光協会/長野県飯田市南信濃かぐらの湯となり Tel0260-34-1071 http://tohyamago.com/ |
写真
感想
憧れの池口岳にやっと行ってきました。ホント、やっとって感じです。東京から南信は遠いので行くなら最低2日は晴れないと計画の実行はできませんでした。近くの奥多摩や山梨の山などは天気予報が外れガスガスで登っても、また来れば良いと思いますが、池口岳あたりになるとそうはいかないんですよ。
前日は早朝、鬼面山に登り、その後、飯田市街で給油とランチと食材の買い出しをしました。14時に遠山郷に戻り昼寝。途中雷雨で目が覚めたが16時まで寝てました。雷雨は10〜15分程度だったようです。
前日の雷雨が山では雪になり、山頂付近では冬景色が楽しめました。そして遠望も効き、南峰では富士山も見えたりして最高の天気でした。黒薙で山頂部が積雪しているのが目視できましたが、チェーンスパイクを持参したので、不安無く南峰を目指せました。
計画中に鶏冠山周回も頭をよぎりましたが、私の脚では日の長い時期じゃ無いとリスクが高いと思い、思いとどまりました。
正直、南峰ピストンはさほどキツくなかったです。10月の戸隠・西岳周回の方がキツかったです。9月の足尾から鋸山・不動沢のコルはさらにキツかったです、それに比べればかなり楽でした。
山頂まで展望が利かない樹林帯ですが、黒薙等の展望スポットもあり、樹間からの展望も時折得られます。また、下部では広葉樹の黄葉、中部では唐松の黄葉、上部では南アルプスを彷彿させる(池口岳も南アですね)美しい針葉樹の原生林は、歩いていて飽ませんでした。特に復路では日差しに輝く黄葉が見事でため息がでました。
近い将来、池口岳〜光岳〜茶臼岳の縦走をしようと思っているので、今回はその偵察も兼ねての山行でした。各種プランはあるんですが、今回の山行で、各種プランの青写真ができました。
来月初旬、畑薙第一ダムから、茶臼〜易老岳ピストン(テント2泊)も考えてますが、このルートまずトレースは無いでしょう。水場は凍り、逆に雪がなくて水の確保が難しいかも。
終日誰にも会わず。
核心部は復路での車のすれ違いでした。あと10センチ谷側に車を寄せたら、路肩が崩れて車ごと転落したかも。
さて、来月はどこに行くか?
備忘録:水+湯が1700cc(200ccの残)とアミノ酸ゼリー200g消費。
今回の遠征で未踏の信州百名山は北信の5座だけとなりました。以下の5座です。
天狗原山 てんぐはらやま 2197m
東山 ひがしやま 1849m
大渚山 おおなぎやま 1566m
荒倉山 あらくらやま 1432m
鍋倉山 なべくらやま 1289m
信州遠征
10日 信州百 午前の部 茶臼山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2099476.html
10日 信州百 午後の部 熊伏山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2099483.html
11日 信州百 鬼面山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2106104.html
12日 信州百 池口岳 冬の装い 当レコ
13日 雁ヶ腹摺山・姥子山(大峠より往復)*信州ではありません。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2106402.html
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
お疲れさまでした。
>あと10センチ谷側に車を寄せたら、路肩が崩れて車ごと転落したかも。
危なかったですね。
左側は路肩が崩れやすいかどうか分かりませんので、すれ違いの際は窓から首を出して地面が見えるよう、右側に止める方が安全だと思います。
対向車が谷側に寄るのを嫌がれば、どちらかが広い所までバックすることになります。
49は御嶽山です。
乗鞍は中央アルプスに隠れていて見えないですね。
有り難うございます。懸案だった池口岳に登頂できて肩の荷がおりた感じです。何より冬景色と好天が嬉しかったです。
仰る通りです。
本来なら相手がバックすべき(相手の後ろのコーナーの方が広く見えました)だったと思いますが、相手が動く気配がなかったので私が動かしました(ここは俺が動かさないと、と思ったからそう見えたのかも)。
私が谷側(右側)に寄せたのは、たしか山側(左側)には落ち葉で隠れた側溝があったのと、幅員のある所までバックで寄せるのに、窓を開けて顔を出して(右ハンドル車)タイヤと路肩を見ながら右側の方に安全圏ギリまで確実に寄せられると思ったからそうしました。安全のため、あれ以上は寄せられませんでした。それで通れなければ、相手に「誘導するからバックして」と言うつもりでした。相手は、ありがたかったのかすれ違い時に深々とお辞儀をしてくれました。因みに白髪のお爺さんでした、たぶん私より5歳は上だと思います。相手は年寄りだし、ここは若輩者の私が動かした方が良いと、即座に判断しました。年配者を尊敬し大切にするという思いが変な形ででたのかな
49は御嶽山でしたか!有り難うございます、修正させていただきました。
コメントありがとうございました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する