記録ID: 2108303
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ハイキング
中国山地東部
伯州山;鉛山谷コース
2019年11月15日(金) [日帰り]
![情報量の目安: A](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 06:09
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 774m
- 下り
- 770m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:57
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 6:10
9:06
34分
鉛山自治公民館
15:16
鉛山自治公民館
天候 | 晴れた。朝は、照射冷却で寒い!(4℃) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
戦後まで使用されていた廃道の探査を目的としています。 一般登山道のような明確な道はありません。道迷い、滑落、動物等の危険があります。 地図読み、ルートファインディング、沢歩き、籔こぎ等の知識、技術、装備が必要です。 ■鉛山谷林道〜ゴルジュ上流 自動車一台分幅員のダート道を進む。一部崩落しているため終点までは走れない。 谷がS字に曲がるところで林道はつづら折りに谷を巻く。 S字に曲がるところで谷に降りるゴルジュになる。4本のヴァリエーションに富んだ滝が次々に姿を表す。渡渉すると左岸に杣道が伸びている。滝を見るには杣道から外れてゴルジュを下るか、滝を遡行する必要がある。 林道又は杣道はゴルジュの上流に続いている。 ■ゴルジュ上流〜菅谷林道出会い 林業の作業道(踏み跡程度)を辿る。 渓流の二股を左へ詰めると菅谷林道に出る。 右股を詰めると菅谷林道の終点より先に谷が伸びているので、気が付かないと林道には出ないので注意。 ■菅谷林道出会い〜(渓)〜伯州山 谷沿いにはこれまでよりも不明瞭な踏み跡が残っていたり残っていなかったり。谷から少し外れたところには、踏み跡があると思われるが、ネマガリタケが生えていて歩きにくい。 谷は二股に分かれているところが多いのでよく地図を読むこと。 最後は樋(とよ)状の地形になる。傾斜はそこまでキツくはない。渓心は、籔が濃くない。 上り詰めると伯州山荘前に出る。 ■伯州山荘〜伯州山山頂 令和元年に伯州山と人形峠を結ぶ「高清水トレイル」が整備された。 重機で平地された地面にウッドチップが敷き詰められて滑りにくく工夫されている。 案内板、階段や休憩所イスの設置もされていて、ハイキングに最適。 ■下山路 別の杣道がないか調査のため上りとは違うルートを選んだ。 獣道すらないところもあるので、参考にされないこと。 |
その他周辺情報 | 高清水トレイル http://www.kanko-kagamino.jp/wn/detail/151 |
写真
撮影機器:
感想
鳥取県と岡山県の県境を縦走する「高清水トレイル」が開通した。
人形峠から伯州山までは、ネマガリタケの籔がひどく冬季限定のルートだっただけにハイカーにとって期待が高いルートの完成だ。
鳥取県民としては、このルートの完成に乗じて、鳥取県側からもアクセスできる登山道がほしいところ。
国土地理院地図には、鉛山から山頂まで破線の表記が今も残っているし、戦後ころまでは陰陽連絡路(丹土越し)があった。ぜひこのルートを復活させたい。
ということで、探査に向かった。
普段の単に山頂を目指すのではなくて、できるだけ歩きやすい・当時の道を辿る山行。
ところどころ想定していた難易度(中級者レベル)を超えるところがあるものの傾斜もキツくないし、籔もそんなに濃くないので、最小限の整備で魅力的なコースができるのではないかと思った。
伯州山高清水トレイル;鉛山〜木地山周回などはいかがですか。
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