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記録ID: 211
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沢登り
丹沢

世附川水系 土沢一ノ沢

2004年11月06日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
04:00
距離
3.3km
登り
383m
下り
122m

コースタイム

8:15新松田駅集合8:25=(車2台)=R246=9:20明神峠林道ゲート10:00−
10:19壱ノ沢橋10:30入渓−一ノ沢−13:00三国峠の200m手前県道−13:10三国峠=
山中湖/導志道「石割ノ湯」(入浴)=湖畔のガーラ
天候 曇のち晴
過去天気図(気象庁) 2004年11月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
●明神峠林道ゲート前は「林道ゲート前は駐車禁止」「熊出没注意」の看板があり、
 邪魔にならないよう置ける車の数は2台。あとはその前後に路駐するしかない。
●ゲートを乗り越し舗装林道を下り気味に約20分も歩くと「壱ノ沢橋」が架かる。
 左岸から入渓。全体的に水量はくるぶし程度。源流部まで小滝は数個、小さなナメ
 帯が3箇所くらい、堰堤数個でまったく平凡な沢旅だ。
●三国峠に終了点を求め最後の二俣を左に行くと2段7m滝。この沢で唯一滝らしい
 滝。水流中もやや細かく脆いが直登可能。滝左側の脆いザレの方がやや楽。
●この滝の上の堰堤を右岸から巻きに入るが、そのまま左手の植林尾根を100mも
 登れば県道に出る。斜面に捨てられた廃家電や粗大ゴミの状態が痛々しい。
●三国峠の駐車スペースは車8台くらい駐車可。トイレ等の施設はなし。
●入浴は山中湖に降り、左の道志道に入って1kmくらい走った左側にある「石割の湯」
 に入る。駐車50台くらい。行った時は結構満車であった。700円。ボディソープ
 シャンプー、ドライヤーあり。

遡行グレード:1級下
ファイル
非公開 211.xls
計画書
(更新時刻:2010/07/28 08:54)
無理してヘツリで遊ぶ
2004年11月12日 23:00撮影 by  DVgate Still, SONY
11/12 23:00
無理してヘツリで遊ぶ
この沢で唯一滝らしい7m滝を直登する
2004年11月12日 23:03撮影 by  DVgate Still, SONY
11/12 23:03
この沢で唯一滝らしい7m滝を直登する
撮影機器:

感想

KAMO祭りの前菜に近くの沢をと、地図とのにらめっこから始まる。
丹沢というのは秦野や松田からのアプローチが多く、まさかこれ程富士五湖に
隣接しているとは・・・あらためて驚いたりするが、西丹沢でも世附川の水系は
人間界の雑踏もなく、寒くなってからでもゆっくり歩きたいエリアのひとつである。
今回選んだ土沢支流の一ノ沢は、ゴールが山中湖上部の三国峠ということであり、
沢の内容如何に関わらず、前菜としてはちょうど手ごろな渓であろう。
これが水量の多い玄倉川水系ならば、きっとみんな来ないだろうな。

新松田駅に朝集合し、少々混んでいる国道246を西に向けて走らせ、静岡県に
入ったところで「小山市街」に向かい左折。市街地の小さな7−11のところで
やや細い道に右折し、まずは明神峠に向かった。神奈川県に再び入ったことを
告げる看板を過ぎて、道の右手にいかにもそれらしき林道のゲート。
車はさすがにゲート正面には置けず、端の方に申し訳なく駐車。
けんちゃんの車をその先の三国峠にデポしてから明神林道のゲートを気合一発!
で乗り越える。

なだらかな林道を20分も下ると、幅3mくらいの水流に架かる古いコンクリの
橋出現。「壱ノ沢橋」と書かれていた。
橋の先から簡単に入渓。
15mくらいの堰堤を左岸から高巻き、2:3の二俣を右へ行く。
1mくらいの小滝が2個続き、ちょっと行くと2段5mの小滝。
あ、ようやく小振りなナメ床が姿を現し沢らしくなってきた。
堰堤を越えた河原で1本。よく見たら右側から小さな流れが入り込み
ここが地形図上で間違わないようにしなくちゃ、と思っていた二俣であることに
気づく。(ほとんど間違うことはないだろう)
すぐに左から滝らしい5m滝を架けた支沢が入り、そこから3本左から入る支沢を
見送って、堰堤を巻いた上の二俣で初めて左へ進路をとる。

こんな源頭部になって2段7mの滝が出てきた。
今まで水の落ちる姿を見ては「滝だ!」と心躍らせていたものが全部堰堤であった
気落ちからようやく解き放たれた。
水流中はスタンスが細かいながらも卦蕁椶らいで登れそうなんだけれども
やはりこの時期、水の中の登攀はツ・ベ・タ・イ・・ので右のボロ斜面を僕は巻いた。
カトアキ、ケンチャンなどは果敢に滝に挑んでいる。
クライミングの虫がうずくんだろうね。
沢屋はこの辺まったくこだわらないのだよ。ホッホッホッ。

次の堰堤は高さ3mくらいなので、みんなをショルダーで上げ
さらに出てきた高い堰堤から左側の樹林尾根に逃げること100m、で、
三国峠の200m手前県道に這い上がることができました。
ここから西丹沢・世附川の流れと山並みが果てしなく見渡せ、丹沢の奥深さを感じる
ことができた。
また三国峠から山中湖に降りる風景は、すすきのなだらかな斜面と眼下に広がる
湖のコントラストがとても爽やかなドライブコースだ。
湯河原から十国峠への道路や、駿河小山から足柄峠に向かう細い県道と並び
デートドライブ(特に夕暮れ時)には最高のコースであろう。

1ヶ月振りに沢の匂いが染み付きうれしかった。
それを落とすために道志みちを少し入った石割ノ湯で長湯する。
祭りの会場である湖畔のガーラは指呼の間である。

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