ごった返しの丹沢大山、富士は凛として。

2019年11月17日(日) [日帰り]

• GPS: 03:46
• 距離: 8.6km
• 登り: 1,087m
• 下り: 1,069m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:18
• 休憩: 0:28
• 合計: 3:46

距離 8.6km 登り 1,087m 下り 1,069m

10:13 大山ケーブルバス停
10:24 10:28 大山ケーブル駅
11:00 11:01 阿夫利神社下社
11:31 11:32 16丁目
11:41 20丁目
11:53 11:55 25丁目
12:06 12:15 大山
12:28 12:30 不動尻分岐
12:59 13:02 見晴台
13:18 大山の二重の滝
13:22 13:23 阿夫利神社下社
13:35 13:39 大山寺
13:52 13:53 大山ケーブル駅
13:59 ゴール地点

不動尻分岐から見晴台に向かうところ、滑落多発地点とのこと。

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

小田急伊勢原駅よりバスで往復。
ロッカー確保できるか、キャリーバックの荷物が心配だったが、幸いにも伊勢原駅中二階の観光案内所にて、預かってくれました。(400円。17時迄。）

写真

11/17 10:13

今日は、丹沢大山（おおやま）に来ました。
前日東京での用事あり、そのまま帰るのは勿体ないので。。。

11/17 10:15

ここから、ケーブル駅に向けて階段になる。
この「こま参道」の左右にお店が立ち並ぶ。

11/17 10:20

大山詣り（大山講）の御師の宿坊。
江戸の人口が100万人のころ、なんと、年間20万人が大山を訪れたらしい。

11/17 10:28

ケーブルカーでラクチン登山を予定していたが、30分待ちということで、断念して、歩くことにした。
ここで、右男坂、左女坂の分岐。
最初は大変そうな男坂に進もう。

11/17 10:30

古城の石垣のような階段。
古い歴史を感じる。

11/17 10:34

結構な急登。

11/17 10:35

温度は適温だが、最初から汗が噴き出す。

11/17 10:39

山を見上げると、常緑樹と落葉樹が混じって、まだらに紅葉してますね。

11/17 10:42

まだまだ、階段は続く。

11/17 10:49

最後の長い階段。
結構、足にきます。

11/17 10:50

もう一つ、階段ありました。
階段を上ると、

11/17 10:51

菊の紋が見えてきました。
少し階段を上ると、「万国忠霊塔」。
この慰霊碑は、「古今東西すべての国の、その国のために忠節を尽くして倒れた勇士の霊を慰霊するためのもの」とのこと。

11/17 10:52

「八大坊上屋敷跡」という場所です。

11/17 10:52

風情あるなぁ。

11/17 10:53

女坂と合流。

11/17 10:54

阿夫利神社下社への階段。

11/17 10:57

到着。
紅葉がきれい。

11/17 10:57

休憩どころもあり。

11/17 10:57

たくさんの人。
東京近郊の山は、混み方が違う。

11/17 10:59

最後の長い階段。

11/17 10:59

美しい。
澄んだ青空に映えるなぁ。

11/17 11:00

阿夫利神社下社　到着。

11/17 11:00

獅子山。富士山の岩を使っているそうです。
この山と富士山は親子関係にあり、獅子岩が父で、富士山は娘らしい。

11/17 11:01

下社でまずは、お参り。

11/17 11:01

艶やかなもみじ。
この紅葉が一番赤い。

11/17 11:02

あまりにも立派な門で、入って良いのかどうか躊躇。
皆さんがくぐるので、門をくぐる。
この登拝門からは別世界ということだろう。

11/17 11:04

結構急で長い。（上から見下ろしたところ）

11/17 11:04

杉のなかを登る。

11/17 11:13

夫婦杉。

11/17 11:17

黄色の紅葉も。

11/17 11:17

小さな子連れのファミリーも多い。
老若男女入り混じって続く、登山道。

11/17 11:22

丁石。一定間隔（約109m間隔）で置いてある。
十丁目が近くなり、もう頂上かと思いきや、まだまだ続いていました。
両神山や伊勢朝熊岳、東海本宮山を上った時も、丁目石があった。確かに、メートル法のない時代だから、古道は丁表示だな。

11/17 11:26

11/17 11:29

細かな石の石垣。

11/17 11:30

天狗の鼻突き岩という岩を通過。
天狗が鼻を突いた穴がある。
十五丁目。

11/17 11:36

ところどころ渋滞でスローな足並み。

11/17 11:41

富士見台からの富士山。
上部はうっすらと雪をかぶった、凛とした姿。

11/17 11:41

この方角からの富士山は初めてだ。

11/17 11:49

11/17 11:51

小田原方面。
伊豆半島が見える。

11/17 11:52

二十四丁目を通過。
何丁目まであるんだっけ？

11/17 11:54

山頂まで300m。
数値の訂正があったようだ。

11/17 11:59

石がゴロゴロ。

11/17 12:02

いよいよ、大山阿夫利神社本社の鳥居。

11/17 12:02

11/17 12:03

11/17 12:05

山頂付近は人がいっぱい。

11/17 12:05

大山山頂奥の院到着。

11/17 12:06

大山山頂です。
人々々で、写真撮影待ちも。
休憩できる場所もないほど、ごった返し。

11/17 12:09

アンテナのある東側へ。

11/17 12:10

富士山が凛と構えている。

11/17 12:10

11/17 12:11

富士の右手前には、塔ノ岳から丹沢山の山系。
何年か前に歩いたなぁ。

11/17 12:11

塔ノ岳をアップ。

11/17 12:11

丹沢山。

11/17 12:15

東側には東京の街。
夕暮れの灯りもきれいだろうな。

11/17 12:15

横浜も眼下に。

11/17 12:20

さあ、下ろう。
薄も黄金色。

11/17 12:21

このあたりは枯野。

11/17 12:23

ところどころ紅葉は残っているが、終盤。

11/17 12:24

良い感じの登山道。

11/17 12:27

下山する方面の尾根。

11/17 12:39

11/17 12:43

林の間からの横浜の街。

11/17 12:49

雷ノ峰尾根は、滑落注意の危険個所も。

11/17 12:55

もうすぐ見晴台。

11/17 12:58

造成林を抜け、

11/17 13:00

見晴台です。
ここも休憩者がたくさん。

11/17 13:00

振り返ると、大山山頂。
アンテナのところが山頂。

11/17 13:01

下社まで1.4km。

11/17 13:04

遠くに、紅葉に包まれた下社。

11/17 13:08

中腹を大きくトラバース気味に遊歩道が続く。

11/17 13:08

転落防止のくさりがずっと張ってある。

11/17 13:09

大きな木。もみの木？

11/17 13:13

絆の木。注連縄が掛けられた杉の御神木。
「元は、山の神神社（大山祇神）を祀っていた御神木」のようで、この木と「他の木が下部で結合していて、人と人の繋がりを深めてくれる。」ことから、絆の木と呼ぶらしい。

11/17 13:13

黄色の紅葉と絆の木。

11/17 13:14

11/17 13:17

11/17 13:18

二重社。

11/17 13:18

二重（ふたえ）滝と龍。
龍は狛犬の位置に。狛龍。

11/17 13:19

二重滝。

11/17 13:23

11/17 13:24

下社への登り階段。

11/17 13:25

木々の向こうは紅葉の大山。

11/17 13:27

下りは女坂に進みます。

11/17 13:28

女道はゆるやかかと思いきや、結構、急な下り。

11/17 13:30

下から見上げるとこんな階段。

11/17 13:30

左側をケーブルカーが通過。

11/17 13:38

11/17 13:40

大山寺。
本尊の二童子像と不動明王は国の重要文化財に指定されいる。紅葉の名所。

11/17 13:42

並ぶ童子。
もみじは、まだ、青い。

11/17 13:45

女坂には七不思議。
その2。子育地蔵。地蔵の顔がいつのまにかか童になっていたそうな。。。

11/17 13:51

寂れた道ですね。

11/17 13:51

男坂と女坂の分岐点まで来ました。

11/17 13:52

11/17 13:53

ケーブルカー駅を見上げると、秋の日差しに紅葉の大山。

11/17 13:55

参道の商店街。

11/17 13:59

降りてきました。
登ってすっきりした気分。来てよかったです。

大山にはいろいろなものがありました。江戸時代から、御利益のある霊場、かつ、総合レジャーランドといったところでしょうかね。

撮影機器：

Canon PowerShot G7 X Mark II Canon

感想

kaitoron

いつかは来たいと思っていた大山。
前日東京での用があり、帰りに立ち寄ることにした。

晴天で紅葉の時期の日曜日でもあり、伊勢原のバス停からごった返しの状態。
ケーブルカー待ちが40分と長く、行きも帰りも歩くことにしましたが、登山道・山頂は老若男女の人人人。江戸時代の「大山詣り」も、こんな賑わいだったでしょうね。
そんななか、頂上から見る富士山は、凛とした気高さを感じました。

男坂の上り、山頂付近への上り、下りの女坂は、予想以上に急坂。
紅葉は、下社のもみじがきれいでした。

大山は、自然と人が交差する不思議な山でした。
平成28年に日本遺産に登録されているようです。