南鈴鹿（鈴鹿峠〜三子山〜四方草山〜霧ヶ岳〜安楽峠の難路を周回！）

2019年11月17日(日) [日帰り]

• GPS: 06:21
• 距離: 13.7km
• 登り: 914m
• 下り: 906m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:51
• 休憩: 1:24
• 合計: 6:15

8:34 路傍休憩所
8:37 8:37 鈴鹿峠
8:57 9:00 東海自然歩道・三子山分岐
9:09 9:12 三子山、３峰
9:21 9:22 三子山、２峰
9:33 9:39 三子山、１峰
10:17 10:25 四方草山南峰直下のキレット
10:28 10:36 四方草山、南峯
10:43 10:46 四方草山、北峯
11:07 11:43 霧ヶ岳
11:55 11:58 錐山
12:05 12:12 錐山北側のキレット
12:17 12:17 大峠
12:48 12:52 安楽越
14:31 14:33 東海自然歩道・三子山分岐
14:46 14:46 鈴鹿峠
14:49 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

鈴鹿峠を利用

コース状況／危険箇所等

ルートの殆どは痩せ尾根のザレザレ急斜面なので緊張感が続きます。

写真

11/17 8:34

紅葉を見には観音峰に行くつもりが前日の仕事疲れで寝坊！予定変更で1ヶ月ぶりの鈴鹿峠です。

11/17 8:37

今日は赤線つなぎで前回の高畑山と反対方向の難所コースと名高い安楽峠まで縦走します。

11/17 8:47

出だしは東海自然歩道で安心安全！

11/17 8:52

でも・・すぐに、鈴鹿らしいザレザレの痩せ尾根の急登続きです。

11/17 8:57

ここで東海自然歩道を離れ破線コースに入り、帰りは自然歩道でここに戻って来ます。

11/17 9:09

急角度で登って・・三子山南峰〜！
三子の由来の三つの峰の3峰です。山頂は少し奥ですがしめ縄はあるものの山頂名板などはありませんでした。
あっ看板には亀山7座トレイルの表示・・また興味持ってしまう！

11/17 9:23

三子山中峰〜！（第二峰）

11/17 9:34

中峰からまたまた急下降して結構な急登を登り返して・・着いたここが・・

11/17 9:35

三子山北峰〜！（第一峰）

11/17 9:35

四方草（しおそ）山まで70分！

11/17 9:34

小さく「やせ尾根、キレットあり！」の注意書き・・アドレナリンが出てき。ます

11/17 9:36

遠くに見えるあれが四方草山

11/17 9:36

仙ヶ岳！仙の石も見えてます

11/17 9:36

お〜よく見たら鎌ヶ岳の頭と・・

11/17 9:45

三子山からの下りは末広がりの急斜面で踏み跡も不明瞭です。GPSやコンパスで方向を確認しないとルートロスします。
危ない！危ない！

11/17 9:54

ここからかなりヤバくなってきて緊張感大幅アップ！ボロボロと崩れる急斜面や・・

11/17 9:55

足場のメチャもろい細い巻き道・・尾根に戻るにも急斜面で踏ん張り効かず手当たり次第にホールドにしたら掴んだ岩は割れるし、木は腐ってるし・・ホントにヤバイ

11/17 10:10

コブとコブの鞍部はもろいナイフリッジ！
とにかくザレザレの砂礫は滑りそうで怖い・・

11/17 10:14

両側は急角度の深い谷！滑り落ちたら登り返すのは難しい？

11/17 10:16

あっ・・遠くに綿向山が見える！

11/17 10:17

・・と言ってる足元は垂直の崖！写真を撮るのもへっぴり腰！

11/17 10:20

崖続きで麻痺してきましたが・・えっ・・このエッジを通るの？

11/17 10:20

落ちたらヤバイでは済まないで・・

11/17 10:21

・・と思ったら右に巻き道がありました。ここはエスケープルートの分岐もありましたがこのエスケープルート大丈夫？と思いました。

11/17 10:29

四方草山の南峰〜！

11/17 10:29

伊勢湾方面・・残念ながら今日は霞んでいます。

11/17 10:30

西方面は高畑山と左奥に那須ヶ原山
ここは展望も良く広々してるので休憩適地ですが、まだまだ山場を残しているのでパスします。

11/17 10:37

足首が曲がる限界を超える急角度の痩せ尾根を登って・・

11/17 10:43

四方草山〜！三等三角点もありました！
狭苦しくて展望も無いので昼食休憩は諦めて次の名前に惹かれる霧ケ岳に向かいます。

11/17 11:09

またまた痩せ尾根のアップダウンを我慢して・・霧ケ岳〜！
展望の良いところは風が強かったので結局眺めのない林の中で昼食にしました。

11/17 11:43

食後は展望を楽しみ・・鈴鹿の主峰が見えてます。

11/17 11:43

南鈴鹿の次の赤線つなぎをするならば・・手前真ん中に臼杵ヶ岳、左にベンケイ、右奥の仙ヶ岳まで行かなければ・・ヤバいコースちゃう？

11/17 11:43

さらに奥には御在所岳

11/17 11:43

仙ヶ岳！仙の石もここからは更にはっきりと！

11/17 11:43

さて安楽峠に向かいますが80分の表示・・この先の山の雰囲気から見て・・もう山場は超えたでしょう・・

11/17 11:49

・・と思ったら相変わらずザレザレ急下降が続き木々に頼らないと危ない・・要するに靴でサンドスキーをしてる感じ・・

11/17 11:58

文字判読不明ですが・・錐山〜！
ここまで来てもピーク越えのアップダウンはホントに激急です！

11/17 12:05

あれ？急に先が見えなくなった・・

11/17 12:07

この先危険の案内が・・
「えっ聞いてないよ〜！」・・なんと私の勘違いで実はここがルート最大の難所だったんです！ガーン！　

11/17 12:08

写真の写りが悪いですがこの岩が船の舳先のようになっていて極細の稜線をほぼ垂直に下ります。

11/17 12:08

ホントに歩く岩がナイフのようになってます。しかもモロい！

11/17 12:08

足場が斜めでザレザレで右は崖と・・恐々、写真撮ってます

11/17 12:11

この細いところを3点確保で下りて来ましたが、岩もモロくホールドも安心出来ない。

11/17 12:12

一番緊張した所を振り返って！
細くて急なのにザレザレの滑り台！両側は崖なので足が滑る恐怖がぁ〜〜！

11/17 12:16

振り返って・・あの崖の淵を下りてきました。
もう難路は終わりか〜と思わず独り言

11/17 12:20

なので激急登でもザレてない普通の土道が出てくるとメチャ安堵します！

11/17 12:29

この山の下には新名神がトンネルで通ってるんですね！
今度車で通ったら意識しとこ！

11/17 12:44

安楽峠まで15分の案内！
さすがにもう安心やろ・・

11/17 12:44

・・と思ったら最後のピーク相場振山〜！
このピーク越えも急登、急下降でした。

11/17 12:50

やっと安楽峠〜！

11/17 12:49

車が2台止まってました。山中でお会いしてないので臼杵ヶ岳方面に行かれたのかな？

11/17 12:50

駐車地の鈴鹿峠まではまだ7.5kmあります・・

11/17 12:57

林道歩きが長いけどこれまでの難路を考えると足どり軽い！

11/17 13:12

ふむふむ・・

11/17 13:21

振り返ると霧ヶ岳と相場振山と名もなき小ピーク！とにかく厳しいアップダウンの連続でした。

11/17 13:31

東海自然歩道に入り損ねて県道を長閑に歩いています。この丸太に腰かけてコーヒー＆クッキーで休憩です。

11/17 13:33

枯れた丸太に息づく小さな命

11/17 13:47

四方草山と歩いて来た稜線

11/17 13:54

ススキの穂が輝いてます。後の山は高畑山！

11/17 14:02

東海自然歩道に復帰しました。鈴鹿峠まで2.2km

11/17 14:03

国道1号線に出て稜線への登り返しを回避しようかと思いましたが今日は体力に余裕があったので初志貫徹で山道コースを選択！暫くは林道で・・

11/17 14:16

いよいよ尾根に取り付きます。

11/17 14:29

最後の急階段を耐えて・・

11/17 14:31

朝の分岐点に合流！
この後、自然歩道を下って下って・・

11/17 14:48

駐車場に無事帰着！
もう車は1台もありませんでした。

11/17 15:39

お風呂は伊賀上野の昭和レトロ感いっぱいの一乃湯さんです。
脱衣場の雰囲気が子供の頃に家族で行っていた銭湯を思い出しだすので私のお気に入りです！

撮影機器：

EXILIM EX-ZS240 カシオ

感想

よしまい

南鈴鹿の山々は低山ながら登山者を「簡単には通さず！」と言っているかのようなワイルドコースに惹かれてヒビリながらチャレンジしています。
今回のコースは皆さんのレコを見ていると既に登った油日岳、那須ヶ原山、坂下峠までの稜線以上の難路のようなので覚悟して行きましたが・・安楽峠に着くまではザレの痩せ尾根で緊張が続きっぱなしでした。
ザレていない普通の土の道を歩いた時の安心感、いつもは嫌な舗装路の安堵感を久しぶりに味わいました。

コメント

kojicoon

ワイルドでしたね！
こんにちは　yoshimaiさん！
今回はyoshimaiさんらしいアドベンチャラスな山行でしたね。最近はやや緩めの山行が続いていたのでストレス拡散満開だったのではないでしょうか。
しかしそれにしても連続するナイフブリッジ、崩れるザレバの中、山中お一人も会わなかったということは、絶対に落ちちゃダメですね。ルーファイも必要なエリアだとお見受けしますので体力以上に神経使ったんじゃないでしょうか。事前情報を十分に収集したつもりでも想定外のことも起こり得ますからね。
ワイルドなコースに慣れてしまうと普通のブリッジや高所は何ともなく、普通の山道や林道が天国のように感じるのはあるあるですね。
まだまだ秋山は楽しめそうですね。安全第一で行きましょう！
お疲れ様でした！

よしまい

Re: ワイルドでしたね！
kojicoonさん こんにちは!
いや〜私の思考パターンが読まれてますね！(笑)
やっぱりユルユルの登山が続くとガッツリなのが欲しくなるですね！
今回は別の山から急の変更のため直前確認不足してました。難所が出てくる所を思い違いして何時出てくるか？これで終わりか？とずっとハラハラ・ドキドキでしたね！いつも以上に楽しめたかも？
ただ年のせいか年々高所恐怖症が進行して、あんなとこを目の前にすると体中がムズムズとして余計に危ないかもしれませんね！
歩く前はガッツリなコースがエエと言っておきながら、いざ難路コースを歩いたら普通の土の道や緩やかな林道がホントに有難い！とか自分の我が儘にも笑ってしまいますね！
kojicoonさんのよう幅広いチャレンジは出来ませんが自分なりのオプションを広げてこれからも楽しんで行きます。