鹿川渓谷 鹿納谷

2012年07月28日(土) [日帰り]

• GPS: 07:30
• 距離: 7.9km
• 登り: 521m
• 下り: 487m

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

比叡山は大規模な花崗岩のゲレンデ。

左は矢筈岳。ロクスノで5.12のルーフクラックが紹介されていたような。

下流より入渓。いきなり・・・フェルトで上がれずお助けを頂く。

岩を登ったり、トンネルをくぐったり

美しい渓相を往く

素晴らしいナメが随所に

釜も立派で、泳ぎも捗る

何気に登れないナメも多く、巻きが多い

中央の石が落ちたら・・・ここは通行不可？

ここからいよいよ鹿納谷へ

右手の堰堤からは別の沢

いきなり困難な滝。巻く。

泳いで渡って奥を見ると・・・

ちょっと無理っすね・・・
他の記録を拝見したところ、水量次第でイケる様子

戻りまーす

左の赤いスリングで上がれるかな
普通に突破したかな・・・忘れた

トンネルから先はダメでした

魚釣れるかな〜

イケますかね〜

やっぱ無理っすね〜

ここは右岸を巻いたが、写真左のクラックが登れるとのこと。

美しい釜があちこちに

ちょっと巻いて、恐怖のトラバースを越えた先は・・・これは無理。戻って巻きます。

ツッパリ一発目

自分も短い脚を駆使して頑張りました

ここからが勝負！激流を恐れず足を上げる！

ヘツリも楽しい

うまく階段になってます

ムーチョのナイスリード！
結局フリーソロ！

この辺が核心、ヌメるし、微妙なホールドしかない。

見えないけど右からスタスタと巻く

そろそろゴルジュも終わりかな〜

左手に立派なルンゼが。
記録を探すと「シカオテルンゼ」とのこと。
楽しそうです。

泳いで頑張って突破したところ・・・

その先は恐怖のトラバース！

これはナイスリード！
自分にはこれは無理！

ここのボルトが・・・マジ怖い

直後の微妙なスラブを越えると、いよいよ林道が近づく

右手に立派な林道が見える

最後に泳いで遊びましょう

簡単な50mを詰めて林道から

アンテナビンビンでした

名もなき岩場。まだまだポテンシャルある岩が多数あるんだろうね。

自然とは信じられない、スッパリと切れた美しい板。

林道は入渓ポイントへは到達せず、再び沢を下ることに・・・ここは鹿納谷と支流の合流点の、支流側500m上流地点。

感想

marina

鹿納谷ゴルジュは釜も立派、ナメも美しく、噂通り素晴らしい沢でした。
今回は水量も多いようで、シャワーの水圧に圧倒され、巻くことが多かったです。


ゴルジュ突破口となるラストが厳しく、クラック、スラブに強いI氏の素晴らしいリードのおかげで突破できました。
いやーさすが四段クライマー、マジですごいわ〜・・・
「クラックとカムがあればどこでもイケる」って。
「光ケーブルがあればどこへでも行ける」みたいな？


けど、自分はフォローでカムを回収しながら、子鹿のようにガクガク震えました。
最後にボルトがあるんだけど、そこのスリング回収したら・・・もう肩がらみビレイだけでしょ？
で、その状況で、
・右足は母子球から先がまあまあ水平なところに乗ってます。
・左足はなんとなくその近辺にフリクションしてます。
・左手は何もつかめません。
・右手はピンに乗せてます。
って状態から、ダイナミックに左足をツッパリに飛ばなければならないです。
落ちたら・・・這い上がるためのホールド、フリクションは絶対にないと思います。


フォローで震えたのは、えーといつ以来だろう？記憶にないです。
そのおかげか、その直後のちょっとしたスラブのトラバース、失禁モノでお助けヒモを頂きました。ありがとうございます。次からオムツも武装します。

いやー、楽しかった。