早月尾根からの剱岳
- GPS
- 15:22
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 2,453m
- 下り
- 2,452m
コースタイム
3:10 馬場島 18:30
3:46 松尾平 17:42
5:08 P551m 16:20
7:20 早月小屋 14:20
8:10 P2400m 13:47
9:10 P2600m 12:47
9:55 P2800m 12:13
11:00 P2999m 11:20 剱岳山頂
天候 | 曇りのち晴れ 時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
昨年の10月の快晴のなかで、雪氷結のため敗退した剱岳早月尾根へ、リベンジの機会を伺っていたが、S氏よりお誘いがあり急遽参戦を決定した。前日は、魚津で中学野球の試合がありそのまま車中泊も検討したが、一度帰宅してから出発とする。夜中の出発は、迷惑なので21時出の車中泊とする。寝酒を買い込みそのまま馬場島公共駐車場へ。3時出予定であるが、隣2時出ほか、色んな音にさいなまれ、夜中に準備する人もあり、ひどい睡眠不足である。これはまずいと思いながら、少々遅れ気味に出発する。事前に待たないで先に行ってもらう方が賢明であろう。健脚の方に追いついて貰いペースを乱すのも悲しいから・・・。
まあ、それはそうと今回は、師匠の助言もあり、ポール無で行くことにする。
装備は、いつものように軽量ではなく、それなりのビバーク装備であるが、アルコールがないだけは、軽い。トレーニングも兼ねると言えば、聞こえがいいが、単に選別できないだけのことである。帰れなければ、山小屋泊でいいのだろうが。
それに輪をかけて、薬師で痛めた左手が完治していない。ポールを使うわけではないが、手首は屈曲した状態では、力がはいらない。かろうじて鎖はつかめるが、ホールドに難有である。こんな状態で本当に大丈夫かと思ったが、そこは、富山県民の憧れの剱岳である。小学校の雄山登頂以来、あのギザギザのお山のてっぺんに行って見たく、約40年間の憧れの地である。それにもまして、去年の敗退もあり行く気マンマンのための2つ返事でした。
道中は、崩落個所が2箇所、新たな道が切り開かれており、いつにもなく消耗したが、この道を切り開いた方は、さぞ大変であったことであろう。深く感謝する所である。なにせ本人は通過するのさえ、おぼつかないのであるから。
あまりの暑さに、水は途中で底をついた。渓では、心配無用なのに。登山道は、結構滑る箇所もあり、砂地の箇所が特に怖い。岩場に出れば高度感はあるが、ガスもありそれほどの恐怖は感じなかった。
山頂は意外なほど広く、余裕である。これで視界があればサイコーだった。奇跡的に一時少しではあるが、ガスが晴れた。次回のお楽しみということで
帰りは、疲れと滑る恐怖とのため、登り以上に時間かかった。左手がつけない恐怖は予想以上に心理的影響が大きく、また水切れの影響もあり、予想外の時間がかかった。しかしながら、充分な試練を味わったにもかかわらず、憧れは大きいぞ。また、チャレンジするぞ。
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