乗鞍岳(カチカチ山)
- GPS
- 09:41
- 距離
- 37.8km
- 登り
- 1,695m
- 下り
- 1,684m
コースタイム
- 山行
- 9:13
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 9:41
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山頂直下から肩の小屋まで滑走 肩の小屋から少し登り返して後は2150mチャリデポまでスキーボブスレー、ただし今日かなり雪は溶けただろう |
その他周辺情報 | 下山後定宿中尾温泉チロリ庵で宿泊 |
写真
感想
この時期平湯側から乗鞍(剣ヶ峰)のピークを踏むのはかなりハードである。ラッセルになれば単独ではムズい、問題はどこまでチャリが使えるかである。久しぶりに前夜発車中泊で挑戦してみる。
数時間の仮眠後2時半に起床してテルモスの紅茶を沸かしていざスタート、スキーを担いでガシガシ漕いで行く。スカイラインのチャリ漕ぎは楽ではない、満天の星に励まされながら平湯峠を目指す。すでに暑い、路面は所々凍結していてMTBじゃないと危険である。それでも何度かスリップして転びそうになった。1800m辺りから雪も出てきた。摩擦係数は上がる一方。
日当たりの良いカーブは雪が無いが日当たりが悪い場所は雪がある。どこまでチャリを使うか悩ましい。雪が出てくるともう登りは漕げなくなり押し歩きとなる。早くスキーに変えたいところだがしぶとく押し歩きした。
結局2150mまでチャリを使った。帰りはここから下は全部チャリが使える、この先スキーを履いたが正面に猫が見えてきたところで夜が明けて白山に朝日が当たりだしてきた。猫は雪なし、四ッ岳は慰め程度の雪、こんな状況でもスカイラインは5-10cm硬い雪があるので行きも帰りも快適となる。
スキーに履き替えてほぼ板を脱がずに畳平まで来た。貸し切りの畳平は贅沢である。朝日が周囲の山々を照らしマンダムな光景である。今日も来て良かった。畳平から少し登って下れば肩の小屋、剣ヶ峰ロックオンである。
ほぼ山頂直下から肩の小屋まで問題なく滑れそうだ。肩の小屋から上はカチカチなので板を担いでアイゼンを軋ませる。振り返れば穂高連峰、山頂小屋を過ぎて鳥居が見えた。ゴーール!360度遮るもののない大展望、おまけに微風である。今日はここで正解だった。
山頂付近は石も多いので直下まで降りて板を履いた。斜面はカチカチなので油断できない、転けたら下まで滑落する状況である。単独なのでかなり慎重に滑る。途中で天国軍団とクロス、お気をつけて!肩の小屋まであっという間だった。肩の小屋からツボで登り返してあとはスキーでチャリデポまでボブスレー、雪が一部途切れている場所もそ〜っと板で通過、帰りは早かった。
チャリデポまで着くと帰りも雪にタイヤを取られないようにぶっ飛ばした。12時半無事帰還、久しぶりの乗鞍スキーも楽しい。
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