東根山 周回:雨を避けて今シーズン初の雪を踏みに。
- GPS
- 04:47
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 867m
- 下り
- 863m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はなし。猫の背コースは、道標も道の整備も良く、歩き易いコースになっている。地元の方々のおかげです。 |
写真
感想
この週末は久しぶりに歩いてこようと阿武隈方面を計画していたのだが、土日とも仙台以南は雨の予報である。今年は天気に翻弄されている。ぎりぎり岩手以北は、雨は無さそうなので、東根山に行くことにする。雪は有りそうなので、今回から靴は登山靴にする。真冬には行ったことがあるのだが、新雪期はどうかな。状況を見て、新しい猫の背コースを下って、周回することにする。
暗いうちに出発して東北道上で夜明け、やはり雲りである。東北道からは姫神山は見えている。紫波インターで出ると東根山らしい山がきれいに見える。ラ・フランス温泉館前の登山口前駐車場まで、高速を降りて10分掛らない。冬でも条件は良い山だ。7時過ぎに着いて他の車は3台だった。
登山口から杉林の中を5分行くと、猫の背コースとの分岐がある。ここは真っ直ぐ蛇石コースをとり、15分位進むと、右登山道の標識と階段があり、階段を登って、その後斜面の道を登る。少し急な斜面となるが、道は大きなジグザクを切ってあり登りやすい。周りは葉の落ちた広葉樹林帯となり、やや平坦になると一の平に着く。周りには雪が増えてくる。一の平からは尾根の斜面を斜めに登っていくが、傾斜は左程ではなく、二の平へ。二の平からは先ず標高差150m程度の斜面を登るが、此処もジグザクを切ってあり登りやすい。一旦平坦になって蛇石となるが、この辺りから雪の上を歩くようになる。最後の七曲りの急登は、本当に7回曲がると、斜めに真っ直ぐ登って見晴し展望地に到着する。ここは正面に岩手山から秋田駒がきれいに見える場所なのだが、今日は残念ながら、遠くの山は雲の中だった。西には和賀山塊、その南には焼石岳方面の雪山は見えた。
見晴し展望地からは一旦少し下り、三角点のある山頂に向かう。ここからの稜線上も雪が残っており、キュッキュッと雪を踏んで歩くのは久しぶりだ。東根山山頂は展望は余りないが、紫波町方面は見える。山頂からは北に猫の背コースを行くことにする。立派な道標が完備しているし、雪の上にトレースも有り、この季節でも結構歩かれているようだ。道は先ず、稜線上を急な下りとなる。この稜線は案外険しい。泥の上に落葉と新雪なので、滑り易い。備え付けられている登山用ロープは滑りが良いし、ただ手でつかむというより、腰のあたりで確保すると使い易くて助かる。急降が終わると、岩崎山で少し登り返し。この辺からの東根山は鋭い三角形に見える。また、下って不動岳に登り返しである。不動岳からは東に、比較的緩やかな尾根を下って行く。標高が低くなると、まだ最後の紅葉が残っている所もある。尾根から林道を横断して水分神社方面へ向かう。途中小さな沢を丸木橋で渡り、登り返して水分神社の鳥居前に出る。鳥居の左に湧水があり、汲みに来ている人が何人もいた。そこを横断して、また山道に入り、途中林道に出た所で右に少し登り、直ぐに左に向かうと、後は朝の分岐まで直ぐである。林道に出る所を下ってしまう間違いをしやすい。でも、そのまま下って登山口まで戻ると、ルート図で猫の絵が、より完成するかも。
猫の背コースは歩き易い道で、整備も良く、良い周回コースになったと思う。コースを整備された地元の方々に感謝である。今日は展望地で2人、不動岳で2人、不動岳の下りで高校山岳部のパーティに出会ったくらいである。でも、駐車場に戻ると20数台の車があったので、かなりの方が登っていたようだ。
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