甲斐駒ヶ岳・黒戸尾根


- GPS
- 09:48
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 2,504m
- 下り
- 2,498m
コースタイム
- 山行
- 9:08
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 9:49
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
関東周辺の岩場に行く予定だったが、金曜からあいにくの雨模様。立山は天気がよさそうだが、人の多さやコスパ、パートナーがいないことなどを考えるとちょっと行く気がしなかった。それでも久しぶりの自由な週末を無為に過ごすわけにはいかない。せめて冬に向けたトレーニングをしておこう、と崩落個所が仮復旧したという甲斐駒に向かった。
日の出と同時くらいに出発。他にも数名の登山者がいたが、人は少ない。あえぎながら登って七丈小屋へ。事前の予報には晴マークが出ていたが、ここまでずっと霧雨で上部からは風の音。トイレを済ませて200円を支払うとともに天候待ちをしようと生姜湯をオーダーする。「中に入れてくれるかも」と少し期待したが玄関先で飲む感じに。濡れて寒い。精悍な感じの小屋番氏としばし会話してから再び山頂を目指す。
小屋より上は雪があったが、前日の雨でかなり溶けた模様。途中でアプローチシューズを冬靴に替える。アイゼン、ピッケルは最後まで使わなかった。途中、登頂した人一名とすれ違い、その後山頂に向かうご夫婦を追い抜いた。山頂はあいにくのガス。ちょっとガス待ちしたかったが、風があるし時間はないのですぐに踵を返す。霧雨で眼鏡が濡れて見にくい。足元から雷鳥が飛び立った。
絶滅危惧種の写真を撮ってから先を急ぐ。帰り際に再び小屋に寄ると、先ほどの方は既に交代して下山していた。途中で追いつき、話をしながら途中まで一緒に下りたが、刃渡りを過ぎたあたりで先に行ってしまい、その後は追いつかなかった。さすがに歩くのが早い。最後の方は歩くのにも飽きて、脚にもキてしまい。這う這うの体で下山。
黒戸尾根の往復は初めてだったが、たっぷり10時間弱かかった。プロトレイルランナーは2時間台前半で登るらしいので、往復だと3時間台だろう。「人間のポテンシャルは素晴らしく、自分はしょぼいなぁ」と思いながら、この記録を書いている。とはいえ、元々持久系は得意ではないのでまあいい。自分のペースで楽しめれば、これから先もいい感じ。
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