樽前山
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- GPS
- 02:20
- 距離
- 4.9km
- 登り
- 426m
- 下り
- 426m
コースタイム
-14:50東山分岐-15:00東山山頂15:05-15:50登山口
天候 | 曇り→ガス稀に晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場が満車になると、5合目のゲートが閉まり、そこから歩かねばならないらしい。 7合目にはヒュッテがあり管理人さんがいるらしい。 駐車場にはトイレあり。紙は無いので各自で。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道はよく整備されている。 2001年(平成13年)には、火山活動がやや活発になり立ち入り禁止区域が設定され、現在も外輪山の内側へは立ち入りが禁止されている。 |
写真
感想
札幌に行く用事があったので、前乗りしてどこかの山を歩いてみようと思っていました。
着いたら昼近くになるので、距離の短い樽前山に登ることにしました。
支笏湖に行ったことがなかったし、熔岩ドームも見てみたかったんです。
空港からレンタカーに乗って、支笏湖へ。
まずは湖畔ドライブと思ったのですが、西側は通り抜けられないっぽいです。
ポロピナイから見た樽前山方面は、裾野は見えるものの、上部は雲に包まれています。
他の山々も、上部のみ雲に覆われていて、上空は青空です。
ポロピナイの食堂でヒメマスカレーを頂き、腹ごなしの山登りとなりました。
ポロピナイからだったら恵庭岳が近いんですが、事前の知識は樽前しかなかったので、再び湖畔を戻り、7合目の登山口に駐車しました。
レンタカーだったので、オフロードはかなり気を遣って、20キロでのノロノロ運転。
午後から歩き始める事なんて、初めてかも知れない。
眺めは期待できないし、事前に見た皆様のレコからも、花々もあまり期待できません。
とりあえず、イワブクロでも撮って満足しようと思いながら登り始めました。
見晴らしの良くない見晴台を通過し、樹林帯を登って行きます。
途中かなり軽装の若者グループとすれちがいました。
ちょっとそこまでって感じで登れるのでしょうか。
でも、樹林帯はケモノ感がすごくあるのですが…f(^_^;)
彼らは山頂まで行ったのだろうか…。
樹林帯を抜けると、ちょっと風化しかけた階段と、軽く崩れやすいザレ場、浮き石の道となります。
この辺りからはすっかりガスに覆われて、白い世界が広がります。
イワブクロがあちこちで咲いています。
撮影の度にしゃがむので、疲労倍増です。
外輪が近づくと、時折上空のガスが切れて、日射しが届きます。
日焼け止め塗ってないんだから、勘弁してよ〜(>_<)
外輪に取り付き、まずは時計回りに西山方面を目指します。
風が強くてガスが流れますが、熔岩ドームは全く見えませんでした。
奥宮神社まで来ると、ますますガスは濃くなり、これ以上進むのは危険だと感じました。
知らない場所だし、たぶんこれから人が来ることもなさそうです。
引き返して東山を目指しました。
奥宮で、外国からのご夫婦(らしき2人組)に出会いました。
お二人ともフレンドリーで、「ハイ!」とか「こんにちは!」とか言ってくれます。
恥ずかしがり屋の私ですが(爆)とりあえず挨拶はしておきます。
二人の会話から、英語圏の人ではないようです。
風貌的にはワイルドな欧州系なんですが。
二人も奥宮で引き返して、しばらく一緒に歩きました。
というか、私が二人の後を歩く形になりました。
二人が記念撮影をしようとしたので、撮ってあげました。
一応、私の可能な限りの英語っぽい言語を駆使し(汗)、撮ってあげるよと。
差し出されたデジイチは、ニコンでした(笑)
そして、かなり規模の小さい英語力をフルに使って聞き出した情報に寄れば、お二人はフランスからいらしたとのこと。
この後洞爺に行き、明日は昭和新山と有珠山に行く予定。
明日は晴れるかと聞かれ、たぶん晴れると答えた私ですが、見事に翌日は曇りでした(>_<)
ごめんちゃい!!
一応、「I hope so!」とごまかしておきましたが。
しばし立ち止まっておしゃべり(っぽいこと)をしていましたが、彼らはなかなか歩き出さないので、そこで別れました。
撮るものがないので、さっさと東山に向かいました。
樹林帯の登りより、東山への登りの方が楽に感じました。
先が見えるからかな。
ちらっと、山頂付近のガスが取れたものの、登ってみれば濃霧…。
しかも、虫がいっぱい!!
虫コナーズも役たたーず!!
羽根蟻っぽいやつらに、シャツの上からガブッとやられました〜(>o<)
ついでに、腹も〜!!
座って休んでいる場合じゃなくて、さっさと退散しました。
下山後、着替えてそろそろ帰ろうかという頃、フランスのご夫婦が降りて来ました。
私実は、大学の第2外国語、フランス語だったんですよ。
でも今となっては、英語以上に規模の小さい知識です。
今さらボンジュールとか言っても変だし、名乗ってもどうしようもないし、他には暑いとか疲れたとかは言えるけど、何で?ってタイミングですよね。
しばらく、昔の記憶を呼び覚ましました。
「さようなら」って、何て言うんだっけ…。
車に乗り込み、ほんとにしばらく考えて考えて、思い出した!
車の窓を開けて、彼らの脇を通過しながら、「Au revoir!」と手を振りました。
向こうは、バイバ〜イって、手を振ってくれたけどf(^_^;)
聞こえていればいいなと思いながら、再びオフロードをノロノロ走って、札幌を目指しました。
コメント
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札幌の用事のついでに登山とは、凄いね!
俺もレンタカーで北海道めぐり&登山して見たいな。
いい時期だよね〜
聞いたことのない北海道の山!?に行ったのね、と思ったら
お仕事の出張でしたか?
イワブクロの謂れとかイワギキョウがまっすぐ上に向かって咲いている様とか思白いですね
タカネサギソウ…会いたいお花の一つです!いいなぁ〜
東北弁のアクセントはフランス語っぽいと思っていますがもちろん通じませんよね〜
前日に北海道入りしたので、せっかくだから気になっていた樽前山に登ってみたんだ。
北海道めぐりしている暇はないので、札幌近郊プチ登山で
この日はすごく寒かったよ!22℃だって!
お仕事じゃないです!!
でも、観光でもなく私の恒例行事です
樽前の山容をご披露できなくて残念でした。
飛行機から千歳に降り立つ少し前に見えてくるのですが、不思議な形なんですよ〜。
タカネサギソウは、運が良かったです。
カニコウモリを写しておきたくて車を駐めたら、偶然そこに咲いていたんです。
フランス語っぽい東北弁は、津軽弁じゃないですか〜?
私が英語の合間に挟んでいた古川弁は、全く通じていませんでしたよ
Springさんこんにちは、室蘭市に単身赴任中のfit21と申します。(今年から登山に目覚めた
樽前山に行かれたんですね。
登山口は樽前だけ立派なんですよ
駐車場入口のヒュッテ前の風不死岳登山口は
見逃すくらい貧弱です・・・
7合目駐車場は、土日は7時半にはいつも満車です
あそこの虫はなぜか撮影ポイントの標識のところに
大量にたむろしているんですよね
夏季休暇で、今日まで自宅の仙台に帰省中です。
泉と北泉に2日間登ってみましたが、とんでもなく
暑くて参りました。(北海道は確かに涼しい)
支笏湖は、樽前、風不死(くまの巣といわれる)、恵庭、紋別、イチャンコッペと展望できる山が囲んでおり上からの眺望が素晴らしいです。
僕も晴れたのは、風不死岳だけなので、また天気のいい日に狙って見たいと思います。
岩手山は、1回/月程度の帰省の機内から見えるか、見えないかで運を占っています。
早いところ、単身赴任から帰ってきて宮城の山々を登って見たいもんです。(後2年前後かなぁ)
こんばんは!
コメントありがとうございました
今年から登山を始めたとはいえ、だいぶハマっていらっしゃるようですね
札幌には年に1〜2回は行くのがここ数年の恒例となっているのですが、山登りをしたのは初めてです。
あんまり山登り好きじゃないんです
なのに今年は、なんだか頑張っています
樽前の登山口、立派でしたね、確かに!
あの時は、帰りに風不死岳の入り口らしき茂みから人が現れて、びっくりしましたよ
風不死へも行ってみようかと思っていましたが、視界が良くないので諦めました。
またいつか、機会があれば行ってみたいと思います
私が機内から岩手山を見ることができたのは2回ぐらいですかね〜。
まだ、岩手山LOVE
ちなみに私、宮城の山にはほとんど登っていません。
スキー場も、宮城県内にはほとんど行きません。
できれば北海道に移住したいです
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