記録ID: 21242
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積雪期ピークハント/縦走
札幌近郊
神威岳、烏帽子岳、百松沢山
1991年04月23日(火) ~
1991年04月24日(水)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,202m
- 下り
- 1,303m
コースタイム
4月23日札幌→百松橋→神居岳山頂でC1
4月24日神威岳→烏帽子岳→百松沢岳→ジルベルザッテル→発寒
4月24日神威岳→烏帽子岳→百松沢岳→ジルベルザッテル→発寒
天候 | 晴れ |
---|---|
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
家の近くの石山通りの定鉄バスにのって百松橋で降り、すっかり春になった林道をとぼとぼ歩く。残雪で夏道がよく判らず、案の定登る尾根を間遼えた。最後はひどい急傾斜の藪コギになったが強引に、春霞の石狩平野が丸見えの神威岳ピークへ。その狭い山頂にスキーをポールにしてツエルトを張った。日は余市岳の後へ沈む。くれてゆく山岳地帯、札幌の夜景、半月、すべてこの山頂のテン卜の窓から見張っていた。 神威で目覚めて烏帽子へ向かう。積雪期の単独はこれが初めてだ。うるさいヤブの生えた尾根を通り、烏帽子の取り⊃きへ。傾斜が急になり、頂上が近付くほどひどくなった。ルー卜を決めかねているうち急斜面のトラバースに踏み込んでしまった。いやな予感は当たり、キックターンしようとしたときスキーの足元が崩れ、滑落した。始めはゆっくりだが止めることはできない傾斜だ。運良く10メートルで止まった。木に引っ掛かったのだ。単独なだけに足でも折ったらおしまいだ。冷汗をかいた。 ピークは細長く、雪が豊富だった。無意根の右に春霞に消えそうな羊蹄山があった。これだけの傾斜だ。百松とのコルへはー瞬で滑り降りた。 発寒川源流3山リレーの最後は百松沢山だ。百松の南峰を裏から。ここに立って神威からの行程をふり返る。尾根をスキーで下る。ジルベルザッテルにはまだ雪があった。一安心して源八沢へ。カンカン照リの山行だった。 |
感想
家の近くの石山通りの定鉄バスにのって百松橋で降り、すっかり春になった林道をとぼとぼ歩く。残雪で夏道がよく判らず、案の定登る尾根を間遼えた。最後はひどい急傾斜の藪コギになったが強引に、春霞の石狩平野が丸見えの神威岳ピークへ。その狭い山頂にスキーをポールにしてツエルトを張った。日は余市岳の後へ沈む。くれてゆく山岳地帯、札幌の夜景、半月、すべてこの山頂のテン卜の窓から見張っていた。
神威で目覚めて烏帽子へ向かう。積雪期の単独はこれが初めてだ。うるさいヤブの生えた尾根を通り、烏帽子の取りつきへ。傾斜が急になり、頂上が近付くほどひどくなった。ルー卜を決めかねているうち急斜面のトラバースに踏み込んでしまった。いやな予感は当たり、キックターンしようとしたときスキーの足元が崩れ、滑落した。始めはゆっくりだが止めることはできない傾斜だ。運良く10メートルで止まった。木に引っ掛かったのだ。単独なだけに足でも折ったらおしまいだ。冷汗をかいた。
ピークは細長く、雪が豊富だった。無意根の右に春霞に消えそうな羊蹄山があった。これだけの傾斜だ。百松とのコルへはー瞬で滑り降りた。
発寒川源流3山リレーの最後に百松沢山。百松の南峰を裏から。ここに立って神威からの行程をふり返る。尾根をスキーで下る。ジルベルザッテルにはまだ雪があった。一安心して源八沢へ。カンカン照リの山行だった。
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