小川路峠(雪のため敗退)
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- GPS
- --:--
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 1,515m
- 下り
- 1,503m
コースタイム
- 山行
- 7:30
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 8:10
舗装道路で問題なし
・入口から押ノ田
道は放置され荒れ放題。石がゴロゴロ、倒木など。一旦林道に出る。
道を横切り崩れかけた木の階段を登って行ってもよし、林道をそのままいってもよし。下山時は押ノ田からの入口が分からない。
・押ノ田〜小川路峠
押ノ田で林道が三方向に分かれる。秋葉街道は真ん中の尾根に上がる林道だが、今は案内板もなくなっている。
そのため地形図の国道(左の林道)を選択、大間違い。倒木あり崩壊地あり、でも以前はしっかりとした道だったようである。だが長年の放置で崩れ放題の現状。
松田茶屋手前で街道に合流する。以降峠まではジグザグの登り。
・小川路峠〜押ノ田
観音様が数百メートル毎にある。観音様があれば秋葉街道である。
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
尾根道に入るまでが荒れていて迷う。 |
写真
感想
土日は冷え込むが快晴の予報。これは逃してはならじと、気になっていた遠山郷の小川路峠と千代峠をアタックすることにした。3年前に曽山から氏乗山を経由して鬼面山まで周回縦走したことから、初日は小川路峠とし峠から曽山に縦走しようと計画した。
雪もチョット心配だったので、出がけに軽アイゼンを確認したがザックに入れるのを忘れていた。これが大失敗であった。
上町のきれいな観光客用の駐車場に停め出発した。ロードが長いのでショートカットしたが、途中でダウンを針金に引っ掛け、鍵裂きの破れ。歩き始めて10分くらいの悲劇。これがミソの付け始めか。この破れをバンドエイドで仮補修中に街道ハンター(東海道をはじめ五街道を走破の神奈川の方)に追い抜かれた。まさか連れ合いがいるとは驚きだ。街道入口で追いつき、一緒に登り始める。押ノ田の分岐で迷ったが、こちらが左の林道を行くと言ったら、一緒に行くというのでここからも御一緒となった。こちらは地形図の国道の記載が街道と信じ切っていたので、地形図通りのコース取りをした。まさか街道が尾根伝いとは考えもしなかった。完全に下調べ不足。ハンターさんすいません。<m(__)m>
きれいな林道も20分も歩くと終点。その後道はあるものの倒木に加え崩壊地が数か所あり、谷に降りたりよじ登ったりで大変な目に遭った。
旧道に合流して安心したのもつかの間、雪が現れてきた。嫌な予感はしたが雪の量も少ないので何とかなると軽く考えていた。
峠は数センチの雪ながら真っ白。休憩して金森山方面に偵察に行ったがよく滑る。そこで軽アイゼンを探したが、先日ザックから出して車の中に置いてきたことを思い出した。仕方ないこの程度の雪なら何とかなるだろう。引き返して、さて縦走にと街道から分かれて道なき尾根に入った。登りはよかったが、下りに入るとツルツル。地面が固く凍り、その上に薄い雪が覆っている状態。木などに掴まって数分下ったが、木がないところは怖くて下れない。とても続行不可能だ。即、撤退を決め戻り始めたが滑って登れない。恐る恐ると歩いて街道に戻り一安心する。ちょっと元気が出て下見がてら街道を飯田方向に行き、急な下り手前で引き返した。どこの山にも登れずに引き返すのは初めてだ。だがアイゼンがなければどうしようもない。歩き足りなく物足りないが、成す術もないのでとぼとぼと来た道を引き返す。松田茶屋跡の陽だまりの落ち葉の中で、暫しお昼寝タイムぐっすり気持ちいい。登山者が通りかかったら遭難者と間違われそう。尾根伝いの秋葉街道を歩き、押ノ田へ。尾根取付きの街道が林道造成で破壊されて新たな取付きも目印なく、まともに来ても登りは迷うなと感じた。結局小川路峠往復だけだったので、予定よりも駐車場に早く到着した。しかし曽山下山地点にチャリがデポしてあったので、回収に向かわなければならなかった。なんか空しい。(T_T)
とは言え早く下山できたので、遠山郷かぐらの湯でゆっくり入浴と晩御飯が楽しめた。
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