リハビリ山行39〜能郷白山 届かず〜
- GPS
- 09:41
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,340m
- 下り
- 1,343m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
毛帽子
靴
ザック
輪カンジキ
アイゼン
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
ツェルト
ストック
ゴーグル
ピッケル
無線機(vx-6)
|
---|
感想
先週、越百山登るべと前泊したら当日の朝、風邪ひいていて登山口敗退。
先月、乗鞍岳登るべと意気込んだら夜通し暴風&装備不足で登山口敗退。
これじゃイカンと今週は手堅く能郷白山とした。
まぁ、移動経費が尽いただけだけど。
土曜の伊吹の情報で山頂(1300m)で20cmの積雪とのことだったので能郷なら(1600m)40cmくらいかなと想定していた。
したらば、過去実績と同じくらいなので(16年のクリスマスイブ)6時スタートでOKでしょう、と。
で、しっかり寝坊。
とは言え、リミット想定の7時には出発出来た。
先行で1組入っているようで、トレースをありがたく辿らせていただく。
渡渉は有志の方により架けられた橋で楽々。
旧登山口までの急登で一汗掻いたが、まぁソツなく。
しかし、そこで目にした光景に違和感。
(3年前のあの日はこんなに雪あったっけ?)
まぁ、先行トレースあるし大丈夫でしょうと先に進む。
追いついたら、ラッセルのお礼とその先のラッセル交代をせにゃならんので頑張って進むが、景色を楽しんだり無線交信で遊んだりと時間を過ごしてしまった。
10時半頃に進んでいる距離と過ぎていく時間に違和感を感じ始める。
イマイチ遅い。
GPSで平均速度を確認すると1.4km/hとか。
これはマズイ。
16時帰着がリミットなので許容時間は9時間。
積雪期のペースレートは登り対下りは2対1、つまり登りに使える時間は6時間。
よって、8.5卆茲了劃困泙任諒振兮度は1.4km/h以上出ていないと届かない。
ところが、これから先まだ雪深くなるであろう想定なのに既に1.4km/hまで平均速度が落ちている。
過去実績で出来ていた事が今日は出来ていない。
原因は薄々感じていたが雪質。
めっちゃ重い。
ゲイターのベルトに着雪で雪玉が育つことからわかるが、軽く握るだけでガッチリ固まる湿り雪。
ワカン履いても抜き上げに体力を使い、無駄に体力と時間を消耗するだけ。
(アカンだろうなぁ〜)と感じつつも、先行ラッセル組にお礼を言いたい事もあり、リミットの13時までは進むか、と頑張る。
で、12時少し前に先行していた、ご夫婦と思われるお二人に追いついた。
ここまでのラッセルのお礼を述べつつ、スタート時刻を尋ねたら5時半との事。
前山まではお二人の前に土曜のトレースがあったとの事だったが、我々と同じくトレースがあったところで重い雪には恩恵が少なかったようだ。
我々はリミットを13時に想定している事と、まず間違いなく山頂には届かない事を告げて先行させていただく。
山頂はムリとしても山頂前の最終鞍部までは行きたいな、とラッセルするが、まぁ重い重い…。
全く進まん。
結局4人で回してもペース上がらず、何とか鞍部まで辿り着くも12時50分を過ぎていた。
敗退決定。
想定より積雪量多かったしなぁ。(深い所で60cm位?)
まぁ、頑張ったよ。
また次だね。
雪質でこれだけペースが変わるんだと、いい経験したし。
今までは板でハイクが多かったから、雪の重さでのペース変化は余りなかったからなぁ。
むしろ今回みたいな雪質だと、シールの防水さえキチンとしていればグリップ高くスイスイで登れたと思う。
山スキーは偉大だな、と再認識した。
登山目標は当然 無事下山>山頂 なので、潔くさっさと下山。
スリッピーな足元に閉口したが、なんとか許容時刻内に下山完了。
今日、これ書いてる今も脚が痛いが、心地よい痛みだな。
さて、シーズンイン。
楽しみますよ。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する