日の出山(金比羅尾根〜愛宕尾根)
- GPS
- 06:53
- 距離
- 19.2km
- 登り
- 1,245m
- 下り
- 1,204m
コースタイム
- 山行
- 5:41
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 6:52
天候 | 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2019年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:当初は青梅線二俣尾駅からの予定だったが、電車のタイミングが悪かったため、柚木停留所から青梅駅まで都営バスを利用(260円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
金比羅山、タルクボ峰、竜のヒゲ、高峰、要害山への分岐は標識がないため、GPSがないとわかりづらい。愛宕山からの下りは滑りやすい。 |
その他周辺情報 | 下山口の愛宕神社の入口に青梅駅行きバス停(都営バス柚木停留所)とセブンイレブンあり |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
行動食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
携帯
時計
タオル
カメラ
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感想
御岳山や大岳山は何度か登ったが、隣にある日の出山は今回が初めて。御岳山から行くのがメジャーのようだが、今回は駅から登れる金比羅尾根を登ってみることにし、下山はやはり駅までのコースとなる愛宕尾根を下ることにした。
この日は朝トラブルがあり、当初予定より一時間半遅い9時半頃に登り始め。日の短い時期であることと、天気が夜に崩れる予報となっていたことから、とにかく時間との戦いとなることが予想されたが、そうした中でコース中に名前のついているピークが多数あることから、一つでも多くのピークを踏むことを目標とした。
まずは五日市の住宅地を抜けて金比羅山を目指す。山道に入ると杉並木に囲まれており昼間でも薄暗い。土の道と舗装路が交じる登山路を行くと小一時間で琴平神社に到着。ここに「金比羅山」の標識があったが、地理院地図によるとどうやら少し先の468mピークが金比羅山であるらしく向かうことに。しかし登山道はピークを巻いているようで、おかしいと思い少し戻ってみると尾根上に進む踏み跡を発見。尾根上にはしっかりした道があったことから進んでみるとようやく金比羅山の標識を発見したが、ただの登山道の途中にすぎずピークらしさは全く無かった。ともあれこの日1つ目のピークを踏破した。
次は金比羅尾根から少し外れるが南沢山がすぐ行けそうだったので立ち寄ってみる。金比羅尾根のルートがちょうど山頂の真下を通っているが直登できる雰囲気でなかったので大人しく地図上の道へ迂回。こちらの道はあまり歩かれていないようで、落ち葉がかなり積もっていたが、迷う感じではなかった。鉄塔の下をくぐって数分で南沢山に到着。ここも全くピークらしさはなく地味な山頂だった。
次は同じく尾根から少し外れた白岩山へ。ロンデン尾根分岐からフェンス沿いの道を進むがこちらも先程の南沢山以上に歩かれていない印象。一度下って登り返したところが白岩山山頂、のはずが何と標識に「違う」との文字が。どうやら本当の白岩山山頂はこの地点から北北東にあるらしい。とはいえその方向には道らしい道はなく、しかもフェンスの向こう側(フェンスはなぎ倒されてたので行けなくはなかったが)なので先に行くのは自重した。三角点があるのだから、この地点が山頂でいいような気がするんだが…
金比羅尾根にもどって次のピークはタルクボの峰。ここも登り口が最初わからなかったが、ピークを巻いた先に東電の黄色い標識と上に行く道を発見。落ち葉で滑らないよう慎重に登っていくとてっぺんに鉄塔があり、標識がくくりつけられていた。これで4つ目のピークだが、ここまでまともなピークが一つもない。
次の麻生山はそれなりに登られている山のようで、道もしっかりしていた。ただ、山頂への道はかなりの急斜面をほぼ真っすぐ登るのでなかなかハード。山頂近くにいくと傾斜も緩み、都心方面の展望が開けた。山頂はそこそこ広く、きれいな標識とベンチがあり、ようやくまともな山頂にありつけた。ここまでで約3時間。先は長いが昼飯を食べて英気を養った。
次はいよいよ日の出山へ。都道(つるつる温泉からの道)との交点までは良かったが、そこから先がほぼ階段。ここまでそんなに厳しい登りはなかったとはいえ、すでに11km歩いている脚には拷問のようだったが、何とか登りきり日の出山山頂へ。山頂からの眺めは晴れていればさぞ良かったのだろうが、この日は運がなかった。とはいえ御岳山の町並みが天空都市のように見え、とても印象深いものだった。
山頂の用事を済ませいよいよ下りへ。まずは竜のヒゲを目指す。日の出山からしばらく下ると巻道との合流地点があるが、その少し先に左側に分ける踏み跡があった。踏み跡とビニールテープを頼りに進むと竜のヒゲの標識があった。ここも登山道の途中といった感じでピーク感はない。
竜のヒゲを通り過ぎ急斜面を下ると本来の登山道が見えてくるが、合流せずにそのまま一段上を進むとそのまま高峰への道に入れた。やや急な斜面をまっすぐ登ると高峰山山頂の標識が。ここも山頂というより、見た目はただの分岐点だった。
高峰からしばらく尾根上の道を進み一気に下るとようやく元のメインルートに合流。しばらくすると巨大な電波塔が見え、ここから梅野木峠までは久々の舗装路に。梅野木峠から再度山道に入ると、ベンチがあり道が2つに別れていた。左はすぐ鉄塔が見えたのでこれの管理用通路だろうと思い、右の道を選択した。この道は655mピークを巻くように進むが、どうにもそのピークが気になったので先程の分岐まで戻り今度は左の道へ。すると鉄塔の下を通って道が続いており、件の655mピークに到達。そこには要害山の標識があり、一度引き返した成果があった。
続いて三室山へ向かうが、この時点で15時を過ぎておりやや早足で進む。愛宕山方面への道を分けて少し登ると三室山山頂に到着。狭いながら広場になっており、三角点もあって、山頂を踏んだ満足感が得られた。
三室山からは愛宕尾根を下っていく。15分ほど下ると左上に建物が見えてきて、暫く進むと山門が。ここが愛宕神社の奥の院かつ愛宕山の山頂であるらしい。境内はあまり手入れがされていない印象で寂しいところだった。標識はないものと思っていたが、念の為建物の周囲を回ってみたところ、建物の左側に木に標識があるのを発見した。草を踏み分けて写真を撮ったが、もう少し良い場所に設置できなかったものだろうか…
あとは愛宕神社までひたすら下るが、かなり滑りやすいこともあって、ここまでで消耗しきった脚ではペースが上がらず。それでも日の入りのわずか前に愛宕神社に到達し安心したが、急な下り階段の長さは苦行でしかなかった。
愛宕神社を出ればもう下界。当初二俣尾駅から電車に乗るつもりで駅に向かったが、気になって時間を調べると40分くらい待たされることが判明。青梅行きのバスのほうが早く帰れそうだったことから、神社近くのバス停(柚木)まで戻り、バスと電車を乗り継いで帰宅した。
結局11のピークを踏んだが、山頂らしかったのは3つだけ。ともあれ良いトレーニングにはなった。
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