【日本200名山】悪戦苦闘の芦別岳(旧道から新道へ周回)


- GPS
- 14:14
- 距離
- 21.2km
- 登り
- 2,186m
- 下り
- 2,193m
コースタイム
- 山行
- 13:11
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 14:14
↓ (所要時間 0:05 車 )
4:20 〜 4:28 旧道登山口P 休憩 0:08
↓ (所要時間 0:55 )
5:23 〜 5:30 沢 休憩 0:07
↓ (所要時間 0:48 )
6:18 ユーフレ小屋分岐
↓ (所要時間 0:22 )
6:40 〜 7:00 沢 21.7℃ 休憩 0:20
↓ (所要時間 1:18 )
8:18 〜 8:30 休憩(藪の中の小広場) 休憩 0:12
↓ (所要時間 0:30 )
9:00 夫婦岩直下の雪渓の上端
↓ (所要時間 0:20 戻って正規ルートを探す )
9:20 〜 9:25 正規ルート (水) 休憩 0:05
↓ (所要時間 0:05 )
9:30 〜 9:45 夫婦岩分岐(水) 休憩 0:15
↓ (所要時間 1:15 )
11:00 北尾根稜線
↓ (所要時間 0:22 )
11:22 〜 11:32 1444m峰の南側 休憩 0:10
↓ (所要時間 1:13 )
12:45 〜 13:00 1579m地点 霧時々雨 休憩 0:15
↓ (所要時間 1:28 )
14:28 〜 14:49 芦別岳 霧・強風 休憩 0:21
↓ (所要時間 0:19 )
15:08 雲峰山 曇
↓ (所要時間 0:47 )
15:55 半面山 曇
↓ (所要時間 0:30 )
16:25 〜 16:40 鶯谷 休憩 0:15
↓ (所要時間 0:55 )
17:35 〜 17:40 休憩 休憩 0:05
↓ (所要時間 0:37 )
18:17 新道登山口
↓ (所要時間 0:28 )
18:45 旧道登山口P
行動合計 14:17 (歩行 12:17 休憩 2:05 車移動 0:05 )
天候 | 晴れのち曇、山頂稜線では霧一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
船
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【ルート状況】 旧道登山口P〜ユーフレ小屋分岐 河原から崖の高巻きが3回ありアップダウンで時間がかかる。 ユーフレ小屋分岐はまっすぐ行くと小屋へ行ってしまいます。山頂方向が右に曲がりますが、 道標は壊れていれ、山頂方面の表示がありませんが、道標がほかにないのと、よく見ると 直角についている山頂を表示する部分が根元から折れてなくなっているのが判ります。 山頂方面へ数m進むと木の幹に北尾根を表示す導票あり。 ユーフレ小屋分岐〜北尾根稜線 小さな沢沿いにたくさんある赤テープに導かれて上りますが、大きな荒れた沢を渡る場所でその赤テープが無くなります。この沢を飛び石で渡ったところでテープと足跡を探しましたがありません。沢を渡らずに右岸の土の急斜面を登った足跡があったので、これを辿りました。斜面の上はひどい笹薮ですが、通った跡があり、ピンクのテープ印が1つあったので、これを沢の迂回ルートと考えて(登山口に迂回路がわかり難い、と言うようなことが表示してあった、、、よく読んでくればよかったと後悔)そのまま藪の中を進んだのですが、どうもこれはルートではなかったようです。やはり対岸(左岸)にルートがあったのでしょうか(地図上は左岸)。 なんとか正規ルートへ戻って少し登るとおいしい水の流れる夫婦岩分岐がありました。道標は壊れかかっていて、夫婦岩へのルートは笹に覆われて、ほとんどなくなっていました。 北尾根稜線〜芦別岳 1444m峰まで急登。1444m峰は何もなし。風が強く、笹に覆われた緩やかピーク付近を通りすぎた窪地で風を避けて休憩。 1579m峰まで、全体に笹がかぶさった細い道です。笹が霧で濡れて、下半身がびしょぬれになります。 キレットという場所が具体的にどこかはよく分かりませんでしたば、それほど危険な場所はありませんでした。もちろん、道横に落ちればアウト、と言う場所は何箇所かあり、風が強かったのでバランスには気をつけましたが。危険な急斜面で岩が濡れていると厄介だと心配しましたが、問題ありませんでした。 芦別岳の直下の急斜面も少しわかりにくく、わきにそれると手がかりの少ない岩場になるので注意が必要です。 芦別岳〜新道登山口 危険な場所はありませんでした。旧道と北尾根に比べたら、雲泥の差で歩きやすく、ほとんどの人が新道往復で登山するようです。 屏風岩の巻き道付近で、妻が動物の声のようなものを聞いたとのことだったので、熊避けスプレーを右手に持っていつでも発射できるようにして歩きました。 【その他の情報】 下山後、太陽の里にあるふれあいの家 http://www5.ocn.ne.jp/~yamabe77/fureai/fureai.htm に朝食付きで宿泊しました。夜8時ころから大雨になりましたので、キャンプにせずに正解でした。1Fのレストランで20時まで食事注文可です。 前日は快適な山部自然公園 太陽の里の無料キャンプ場で幕営しました。 |
写真
しかし、この後、沢を渡るところで赤テープがなくなり、真新しい踏み後を追っていったところ、ルートを外して小さな窪み状所を笹藪と格闘して登る羽目になりました。踏み跡がずっとあるので、そのうち正規ルートに戻るだろうと思って上り続けました。
道標は半分壊れているものが多い。
感想
ユーフレ小屋分岐の後、登山道をロストしたいへんな藪コギを強いられ、時間も2時間以上ロスし、天気も悪化して山頂付近では強風、霧、雨で散々でした。
ユーフレ小屋からは小さな沢沿いにたくさんある赤テープに導かれて上りますが、大きな荒れた沢を渡る場所でその赤テープが無くなります。この沢を飛び石で渡ったところでテープと足跡を探しましたがありません。沢を渡らずに右岸の土の急斜面を登った足跡があったので、これを辿りました。斜面の上はひどい笹薮ですが、通った跡があり、ピンクのテープ印が1つあったので、これを沢の迂回ルートと考えて(登山口に迂回路がわかり難い、と言うようなことが表示してあった、、、よく読んでくればよかったと後悔)そのまま藪の中を進んだのですが、どうもこれはルートではなかったようです。やはり対岸(左岸)にルートがあったのえしょうか(地図上は左岸)。
その跡はずっと藪のなかの小さな窪み状所を、笹藪や羊歯や巨大蕗と格闘して登る羽目になりました。踏み跡がずっとあるので、そのうち正規ルートに戻るだろうと思って上り続けたところ、踏み跡が巻き道状になったところで、下の涸れ沢に赤テープを発見、ここに降りたところ今までよりはっきりした踏み跡になりました。しかしこれは夫婦岩へのルートだったようで、登っていくと夫婦岩の下の雪渓にでました。この雪渓の上まで登ると、さらに赤テープはありましたが、明らかに地図上の正規ルートは違います。このまま登り続けて北尾根の稜線へ出ても良いかと思いましたが、妻をつれてこれ以上の藪コギするより、夫婦岩の分岐まで戻ったほうが容易と判断、涸れ沢沿いの道を下りました。
しかし赤テープは先ほどのものしかなく、踏み跡藻なくなりました。涸れ沢の窪みの中がやぶの下で少し歩きやすいので、妻を待たせて一人で下り正規ルートを捜しました。
涸れ沢の途中から右(北)へ笹が薄くなっているところをトラバースし藪の中を強引に進むと1.5m程度の段差があり、その下に立派な正規ルートがありました。そこには冷たい水も流れていました。下に行けば夫婦岩分岐があり、そこから改めて夫婦岩へのルートを行けば、沢沿いに妻を呼びにいけると思って、下ってみましたが、地形的に夫婦岩方面への沢の分岐はなさそうだったので、自分が歩いたトラバース部分を戻ることにして、正規ルートへ出た場所まで登り返しました。ここで荷物をデポしてすぐに引き返して妻を呼びに戻りました。
(ルートマップのGPSデータ参照。GPSで、正規ルートからは100mも離れていない南側をずっと登っていたので、夫婦岩の北側の沢を登っていると判るまでは、間違えているかどうかはっきりしませんでした。正規ルートは北側にあることがはっきりした段階で、笹の中の緩やかな場所をトラバースしてルートに戻ることができました。
早い段階で、元の場所(沢を渡るかどうか迷った場所)まで戻って、ルートを探しなおすべきでしたが、ひどい笹薮だったのでとても戻る気になれず、足跡がずっと続いていることもあって、戻りませんでした。
もともとこの日は長丁場だったので、この道迷いで2時間半近いロスをしてしまい、下山の時刻が思いやられました。なんとか明るいうちに下山できて不幸中の幸いでした。
(ヘッドライトは1個こっていましたが)
ただ、天気が悪化してしまい、山頂が強風&霧の中となってしまったのが残念。(ただ、今日の天気では最初から山頂は雲の中だったかもしれません)
難関のキレットあたりでは強風&雨も降り、あまりいい状況ではありませんでし
ただ、下りだすとすぐ雲の下になり、富良野田園風景も見下ろせて、下界はそれほど悪い天気ではなかったのだとわかりました。。
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