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Yamareco

記録ID: 214295
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

槍ヶ岳(中房温泉〜上高地)

2012年08月09日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
17:41
距離
37.8km
登り
2,871m
下り
2,746m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

中房温泉駐車場23:42-23:49登山口23:56-1:47合戦小屋2:01-2:44燕山荘3:01-5:49大天井ヒュッテ6:05-7:39ヒュッテ西岳7:56-8:34水俣乗越8:45-9:57ヒュッテ大槍10:04-10:48槍ヶ岳山荘10:56-11:18槍ヶ岳11:42-11:56槍ヶ岳山荘12:00-14:18槍沢ロッジ-15:22横尾15:27-16:09徳沢-17:23上高地BT
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー 自家用車
中房温泉第一駐車場は水曜日18:00時点で10台程度の空きあり。
駐車場に仮設トイレ2、登山口にはきれいな水洗トイレあり。

■上高地から中房温泉への戻り
上高地17:25-18:30新島々 :バス
新島々18:43-19:13松本  :松本電鉄、バスとセットで\2400
松本 19:44-20:15穂高  :JR大糸線 \320
穂高駅20:21-20:57中房温泉:タクシー \7000
コース状況/
危険箇所等
合戦尾根はよく整備されていて道も明瞭。
燕山荘から大天井までのコースは暗い中だとわかりにくいところもあるので慎重に。
大天井分岐からの喜作新道には鎖や岩場がある。
ヒュッテ西岳から水俣乗越まで大きく下り、梯子や岩場があるので、トレッキングポールはしまったほうが歩きやすい。
水俣乗越からの東鎌尾根は、梯子、鎖場、岩場の連続なので慎重に。100m毎に槍ヶ岳山荘までの残り距離が岩にペンキで書いてある。
槍の穂先の登り下りは登山者多いが、多少梯子の順番を待つ程度で渋滞というほどでもなかった。
槍沢の下りでは、横尾の手前に少し雪渓歩きの箇所あり。平坦なので問題ない。
深夜12時前にスタート。
2012年08月08日 23:54撮影 by  DSC-HX30V, SONY
1
8/8 23:54
深夜12時前にスタート。
第3ベンチのあたりで下の夜景がちらり。
2012年08月09日 01:08撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 1:08
第3ベンチのあたりで下の夜景がちらり。
合戦小屋まできました。
2012年08月09日 01:47撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 1:47
合戦小屋まできました。
燕山荘に到着。風が寒いのでアウターをはおります。
2012年08月09日 02:45撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 2:45
燕山荘に到着。風が寒いのでアウターをはおります。
夜景が綺麗に見えます。
2012年08月09日 02:45撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 2:45
夜景が綺麗に見えます。
大天井方面に向かいます
2012年08月09日 03:02撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 3:02
大天井方面に向かいます
蛙岩
2012年08月09日 03:29撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 3:29
蛙岩
大下りの頭。このあたりで明るくなるかなと思ってましたが、まだ真っ暗なので慎重に下ります。
2012年08月09日 03:49撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 3:49
大下りの頭。このあたりで明るくなるかなと思ってましたが、まだ真っ暗なので慎重に下ります。
ようやく、東の空が少し明るくなってきました。
2012年08月09日 03:59撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 3:59
ようやく、東の空が少し明るくなってきました。
大天井岳もはっきり見えてきます。
2012年08月09日 04:25撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 4:25
大天井岳もはっきり見えてきます。
右手には槍ヶ岳もはっきりしてきました。
2012年08月09日 04:27撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 4:27
右手には槍ヶ岳もはっきりしてきました。
大天井がだいぶ近くなってきました。
2012年08月09日 04:46撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 4:46
大天井がだいぶ近くなってきました。
手前の小ピークに登って行くと、
2012年08月09日 04:53撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 4:53
手前の小ピークに登って行くと、
ここで日の出。
2012年08月09日 04:59撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/9 4:59
ここで日の出。
八ヶ岳は雲の上に浮かんでますね。
2012年08月09日 04:59撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 4:59
八ヶ岳は雲の上に浮かんでますね。
日の出
2012年08月09日 05:00撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/9 5:00
日の出
大天井岳
2012年08月09日 05:00撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 5:00
大天井岳
歩いてきた尾根
2012年08月09日 05:09撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/9 5:09
歩いてきた尾根
トラバース道との分岐まできました。
2012年08月09日 05:11撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 5:11
トラバース道との分岐まできました。
ここから喜作新道。歩くのは初めてです。
2012年08月09日 05:11撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 5:11
ここから喜作新道。歩くのは初めてです。
少し歩いていくとまた槍ヶ岳が見えてきました。
2012年08月09日 05:19撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 5:19
少し歩いていくとまた槍ヶ岳が見えてきました。
槍ヶ岳アップ。
2012年08月09日 05:19撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/9 5:19
槍ヶ岳アップ。
槍ヶ岳〜裏銀座のパノラマ
2012年08月09日 05:20撮影 by  DSC-HX30V, SONY
3
8/9 5:20
槍ヶ岳〜裏銀座のパノラマ
喜作新道を進みます。
2012年08月09日 05:26撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 5:26
喜作新道を進みます。
大天井ヒュッテまでもう少し、ってあと30分もあるんですか。
2012年08月09日 05:29撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 5:29
大天井ヒュッテまでもう少し、ってあと30分もあるんですか。
槍・穂高
2012年08月09日 05:39撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/9 5:39
槍・穂高
ようやく大天井ヒュッテが見えてきました。
2012年08月09日 05:44撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/9 5:44
ようやく大天井ヒュッテが見えてきました。
大天井ヒュッテに到着。
2012年08月09日 05:53撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 5:53
大天井ヒュッテに到着。
正面に見えたのは牛首山。コースは左にトラバースしていきます。
2012年08月09日 06:04撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 6:04
正面に見えたのは牛首山。コースは左にトラバースしていきます。
あれが西岳かな(違います)
2012年08月09日 06:30撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 6:30
あれが西岳かな(違います)
右手にはずーっと槍ヶ岳
2012年08月09日 06:39撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 6:39
右手にはずーっと槍ヶ岳
あれが西岳かな(違います)
2012年08月09日 06:58撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 6:58
あれが西岳かな(違います)
最初のピークは、赤岩岳でした。後ろに見えるのは常念岳。
2012年08月09日 07:01撮影 by  DSC-HX30V, SONY
1
8/9 7:01
最初のピークは、赤岩岳でした。後ろに見えるのは常念岳。
このあたりのトラバース路は楽ちんです。
2012年08月09日 07:10撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 7:10
このあたりのトラバース路は楽ちんです。
登山道に雷鳥がいました。
2012年08月09日 07:13撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 7:13
登山道に雷鳥がいました。
雛も2羽、うまく撮れませんでした。
2012年08月09日 07:13撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 7:13
雛も2羽、うまく撮れませんでした。
トラバースは続く
2012年08月09日 07:16撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 7:16
トラバースは続く
西岳手前の小ピーク、ようやく西岳が見えました。
2012年08月09日 07:25撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 7:25
西岳手前の小ピーク、ようやく西岳が見えました。
2012年08月09日 07:25撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 7:25
西岳
2012年08月09日 07:31撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 7:31
西岳
ヒュッテ西岳が見えてきました。
2012年08月09日 07:35撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/9 7:35
ヒュッテ西岳が見えてきました。
ヒュッテ西岳に到着。
2012年08月09日 07:42撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 7:42
ヒュッテ西岳に到着。
槍ヶ岳
2012年08月09日 07:43撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/9 7:43
槍ヶ岳
穂高連峰。ここは吊り尾根を見るのに絶好ですね。
2012年08月09日 07:51撮影 by  DSC-HX30V, SONY
3
8/9 7:51
穂高連峰。ここは吊り尾根を見るのに絶好ですね。
水俣乗越へ下っていきます。
2012年08月09日 07:55撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 7:55
水俣乗越へ下っていきます。
どんどん下ります。
2012年08月09日 08:03撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 8:03
どんどん下ります。
下りきると水俣乗越。
2012年08月09日 08:35撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 8:35
下りきると水俣乗越。
北側は針ノ木岳が綺麗に見えます。
2012年08月09日 08:35撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/9 8:35
北側は針ノ木岳が綺麗に見えます。
南側は槍沢
2012年08月09日 08:44撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 8:44
南側は槍沢
休憩していると、押切もえさんが登ってきました。
水色の帽子をかぶっているのがもえさん。とてもきれいな方でした。
2012年08月09日 08:44撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/9 8:44
休憩していると、押切もえさんが登ってきました。
水色の帽子をかぶっているのがもえさん。とてもきれいな方でした。
ここからが、核心の東鎌尾根。
2012年08月09日 08:49撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/9 8:49
ここからが、核心の東鎌尾根。
左手には槍沢の雪渓
2012年08月09日 08:52撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 8:52
左手には槍沢の雪渓
梯子が連続します。
2012年08月09日 08:59撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 8:59
梯子が連続します。
登っていきます
2012年08月09日 09:04撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 9:04
登っていきます
2012年08月09日 09:07撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 9:07
2012年08月09日 09:22撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 9:22
2012年08月09日 09:46撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 9:46
北鎌尾根
2012年08月09日 09:46撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/9 9:46
北鎌尾根
ようやく、ヒュッテ大槍まで登ってきました。
2012年08月09日 09:56撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 9:56
ようやく、ヒュッテ大槍まで登ってきました。
穂高方面
2012年08月09日 09:56撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 9:56
穂高方面
振り返ると西岳と常念山脈。
2012年08月09日 09:56撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 9:56
振り返ると西岳と常念山脈。
槍ヶ岳へ向かいます。だいぶ疲れてきましたが、ここからはなだらかなので助かります。
2012年08月09日 10:05撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 10:05
槍ヶ岳へ向かいます。だいぶ疲れてきましたが、ここからはなだらかなので助かります。
槍ヶ岳がだんだん近づいてきます。
2012年08月09日 10:07撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/9 10:07
槍ヶ岳がだんだん近づいてきます。
2012年08月09日 10:13撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/9 10:13
2012年08月09日 10:21撮影 by  DSC-HX30V, SONY
1
8/9 10:21
2012年08月09日 10:26撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 10:26
2012年08月09日 10:31撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 10:31
2012年08月09日 10:34撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 10:34
槍ヶ岳山荘まであとチョット。
2012年08月09日 10:35撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 10:35
槍ヶ岳山荘まであとチョット。
槍ヶ岳山荘に到着。
2012年08月09日 10:49撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 10:49
槍ヶ岳山荘に到着。
穂先に向かいます。
2012年08月09日 10:57撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 10:57
穂先に向かいます。
登っていきます。
2012年08月09日 11:04撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 11:04
登っていきます。
だいぶ登ってきました。
2012年08月09日 11:07撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 11:07
だいぶ登ってきました。
穂高にはガスが迫ってきます。
2012年08月09日 11:12撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/9 11:12
穂高にはガスが迫ってきます。
梯子は一人づつ、順番に登ります。
2012年08月09日 11:12撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/9 11:12
梯子は一人づつ、順番に登ります。
最後の梯子、順番がきました。
2012年08月09日 11:18撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 11:18
最後の梯子、順番がきました。
山頂に到着。穂高連峰。
2012年08月09日 11:19撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/9 11:19
山頂に到着。穂高連峰。
槍ヶ岳山荘。
2012年08月09日 11:19撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 11:19
槍ヶ岳山荘。
山頂の写真も順番待ちです。
2012年08月09日 11:21撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 11:21
山頂の写真も順番待ちです。
記念写真。
2012年08月09日 11:25撮影 by  DSC-HX30V, SONY
9
8/9 11:25
記念写真。
裏銀座方面
2012年08月09日 11:26撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 11:26
裏銀座方面
西鎌尾根。笠ヶ岳はガスの中ですね。
2012年08月09日 11:32撮影 by  DSC-HX30V, SONY
1
8/9 11:32
西鎌尾根。笠ヶ岳はガスの中ですね。
立山方面
2012年08月09日 11:33撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/9 11:33
立山方面
2012年08月09日 11:34撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 11:34
北鎌尾根
2012年08月09日 11:37撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/9 11:37
北鎌尾根
常念山脈のパノラマ
2012年08月09日 11:38撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 11:38
常念山脈のパノラマ
下りてきました。
2012年08月09日 11:57撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 11:57
下りてきました。
穂高はすっかりガスの中。
2012年08月09日 11:57撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 11:57
穂高はすっかりガスの中。
下ります。バスターミナルまで6時間で着くかな?
2012年08月09日 11:57撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 11:57
下ります。バスターミナルまで6時間で着くかな?
だいぶ下りてきました。
2012年08月09日 12:16撮影 by  DSC-HX30V, SONY
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8/9 12:16
だいぶ下りてきました。
雪渓もチョット
2012年08月09日 12:38撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 12:38
雪渓もチョット
槍沢の下まで下りてきました。山の上はガスの中ですね。
2012年08月09日 13:34撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 13:34
槍沢の下まで下りてきました。山の上はガスの中ですね。
横尾の手前ではチョット雪渓歩き
2012年08月09日 13:51撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 13:51
横尾の手前ではチョット雪渓歩き
上高地バスターミナルからはバス、電車、タクシーを乗り継いで駐車場に戻ります。
2012年08月09日 18:36撮影 by  DSC-HX30V, SONY
8/9 18:36
上高地バスターミナルからはバス、電車、タクシーを乗り継いで駐車場に戻ります。

感想

二回目の槍ヶ岳。
去年は新穂高から槍平ルートで登ったので、今年は表銀座ルートに挑戦。

表銀座ルートの日帰りは、中房温泉からのピストンだと0時スタートとしても、明るいうちに下山するには、登り10時間、下り9時間のスピードが必要。下山時の登り返しも多く、かなり厳しい。
なので、下山は上高地で挑戦。これだと登り12時間かかっても、6時間で下山すれば新島々行き最終バス18:45には間に合うはず。
0時スタートで、3時燕山荘、6時大天井ヒュッテ、8時ヒュッテ西岳、10時ヒュッテ大槍の計画。

前日夕方に中房温泉の駐車場で車中泊。0時を待ちきれず、ちょっとフライングで0時前にスタート。長丁場なので、抑え気味のペースで登っていく。
登っていくと、下の方から灯りがちらちら見えるので、後続の方がいるのかなと思ったが、下の夜景だったよう。第3ベンチあたりまで登ると下が開けてきて夜景が見えてくる。
登り始めは気温低く、半袖でひんやりだったが、登っていくとすぐに汗だく。でも燕山荘まで登ると風が寒く、アウターを着込む。
半月の月明かりだったが、満天の星、天の川もきれいに見えた。
大天井方面に進んでいくと、大天井手前の小ピークで日の出。残念ながらタイミング悪く、このコースで数少ない槍ヶ岳が見えない場所で、朝日の当たる瞬間の槍は見れなかったが、喜作新道を進んでいくと、きれいに見えてくる。
大天井ヒュッテから西岳まではゆるやかな道で、下りの方が多いような感じ。途中登山道にいる雷鳥の親子も見ることができた。
ヒュッテ西岳からは大きく下って、水俣乗越に着くと、TV番組制作クルーが景色を撮影していた。休憩していると、そのうちにガイドに先導された素敵な山ガールが登ってきて、誰かなと思ったら、押切もえさん。「こんにちは」とにっこり笑って挨拶してもらえました。とても綺麗な方でした。
ここからが、核心の東鎌尾根。トレッキングポールはしまって、梯子や鎖や岩場を登っていく。変化に富んでいて楽しいが、次第に疲れ足が重くなってきたところでヒュッテ大槍に到着。ここからはなだらかな道で大迫力の槍を見ながらのんびりと登っていく。
槍ヶ岳山荘に着くと、10数名の団体さんが穂先に向け登り始めたところだったので、ちょうど西鎌尾根から登ってこられた方とお話しながら休憩し、少しすくのを待つ。
穂先への登りは登山者多いものの、梯子の順番待ちがチョットある程度。山頂に登ると、さきほどの団体さんが記念撮影をしていてごった返しだったが、ほどなく順番に降りて行かれたので、ゆっくりと休憩。天気も良く、ガスがかかる前に上れて素晴らしい景色を堪能できた。
穂先から下り、計画通り12時に下山開始。6時間歩けば着くと思っていたが、上高地まではやたらと距離が長い。横尾まで下ると既に3時間以上経過していて、バスに遅れるかもとチョット焦り、上高地までは気合いれて歩く。なんとかバスターミナルまでたどり着くと、ちょうど最終2本前のバスに乗ることができた。

登り11時間半、行動時間18時間弱はいずれも自己最長。天候にも恵まれ、充実感いっぱいの山行ができて良かったです。

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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
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この記録で登った山/行った場所

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