苗場山
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,127m
- 下り
- 1,125m
コースタイム
- 山行
- 11:35
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 11:35
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
前日の谷川岳下山後、湯沢の民宿で一泊し、早朝に後輩と合流して小赤沢集落へ向かいました。苗場山は夏にかぐらスキー場側から日帰り登山したことがありましたが、こちらは初めてのルートです。とりあえずアプローチの山道が大変でした。国道ですが、ガードレールは雪の重みで破壊されており、スリップしたらアウトな崖っぷちの道多数です。
林道の除雪終了点に駐車してそこから林道を登りました。当時はまだスマホgpsも地図ロイドアプリを入れただけでまともに使っておらず、紙の地形図と踏み跡と林道の地形を便りにまずは3合目の駐車場を目指します。林道はかなり蛇行しており、ガスで視界も悪かったためショートカットもできずにかなり遠回りしてしまいました。駐車場を過ぎてからはスキーヤーのトレースがあったので、夏道の尾根は通らず小赤沢沿いを登ります。この辺りはブナやダケカンバの巨木が多く、地形もなだらかで気持ちの良いハイクでした。
森が開けてきたらいよいよ苗場山北面の急斜面への取りつきます。自分のスノーシューはモンベルで買ったatlas社のものを使っており、これがまた急斜面に弱い…。後輩はMSR社を使っており、急斜面やトラバースでもそこそこ食い付きが良く登ってましたが、自分はズルズル滑りながら遅々として進みません。
途中で追い抜かれた山スキーのベテランパーティーのお一人に、坪足の方が早いよ、とアドバイス頂き、換装したらなんとか登れるようになりました。当時はネット情報を頼りに完全独学で山スキーを始めており、斜面や雪の状態に応じた道具の選択も全くわかっておりませんでした。今思えば色々と突っ込みどころの多い山行です。
坪足でなんとか急斜面を登りあげ、無事に山頂台地へ到着です。やや高曇りでしたが視界は良く、だだっ広い雪原を少し歩いて無事登頂。
お湯沸かしてラーメン食べたり写真とったり、のんびり過ごして時刻は14時過ぎ。適当に支度して先ずは山頂台地の緩やかな傾斜を滑ります。登りで抜かれたパーティーの皆さんのトレースに従い、概ね夏道と同じルートで北側の斜面に滑り込みました。雪が重く足を取られて派手に転倒したりもありましたが、無事に急斜面をやり過ごし、3合目の駐車場まではスムーズに戻ってこれました。
ここからは斜度のない林道を進むのですが、自分はアルペンビンディングのため手漕ぎスキー、後輩はボーダーなのでおとなしく板を脱いで徒歩、疲労も溜まっておりかなりのスローペースで進みます。
徐々に日没が近くなり、あたりが暗くなってきます。少し焦りつつ先行トレースらしきものを頼りに林道をショートカットしてみたり、そのうち地形図上でも自分達の現在地がイマイチ怪しくなってきました。
この山行の直前にスマホアプリの地図ロイドを入れており、地形図のキャッシュも落としていたため、この時初めて山でgpsを使ってみました。現在地を確認すると駐車地点まですぐのところまで来ており一安心。日没ギリギリで無事下山できました。反省点の多い山行でしたが、経験から得られることも多かったです。
※この記録を書いているのは2022年です。
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