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Yamareco

記録ID: 214484
全員に公開
アルパインクライミング
槍・穂高・乗鞍

槍、穂高  北鎌尾根(湯俣から)〜北尾根 ソロ ちょっとヘタレ

2012年08月01日(水) ~ 2012年08月04日(土)
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
GPS
68:04
距離
38.1km
登り
4,586m
下り
4,360m

コースタイム

8/1 七倉15:30 高瀬ダム16:00 湯俣温泉17:30

8/2 湯俣温泉6:00-千天出合7:30-北鎌沢出合9:00-北鎌のコル11:10-独標12:30-槍ヶ岳山頂15:10

8/3 槍ヶ岳山荘6:00-大キレット8:30-北穂9:30-奥穂12:10-涸沢14:30

8/4 涸沢6:10-5・6のコル7:00-4・5のコル7:30-3・4のコル8:10-前穂高9:20-上高地12:40
天候 ほぼ快晴
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
七倉〜高瀬ダム(タクシー2000円)
七倉無料駐車場あり
上高地〜沢渡(シャトルバス)
コース状況/
危険箇所等
<北鎌尾根>
高瀬ダムから湯俣温泉までは完璧に整備されたフラットな道。トレイルランニングしたら気持ちよさそう。
湯俣から千天出合までは、一般的な悪評ほと悪くない。今回は入山前に晴天が続いてせいか、渡渉は膝程度を4、5回。へつりのフックスは新品ではないが、普通に使える。水は冷たいが、ネオプレーンの靴下を履いていれば問題ない。暑かったせいもあった大変楽しい沢歩きでした。滝の巻道もしっかりしている。

千天出合から傾斜がゆるくなり北鎌沢の出合までは河原歩き。北鎌沢にはいったら、5〜10分ほどですぐに右俣に入る。右俣の入口は貧弱な涸れ沢なのて見過ごさないように。小さなケルンぐらいしかマークは無い。左俣は上部まで水が豊富に流れていて快適。右俣はすぐに水が枯れる。(時期にもよると思いますが。)

北鎌のコルからは槍の基部までしっかりした踏み跡があり、クライミング経験者なら特に問題ない。所々に整地されたビバークポイントがあり、どこでも泊まれるという感じ。ただし、稜線上に水はない。

槍の登りはどこでも登れる感じなので、易しそうなところを捜しながらいけばよい。

<北尾根>
涸沢から雪渓の左端を登っていくと、斜面を回り込むあたりから、踏み跡が出てくるのでそれをたどる。ルートは明瞭。
5峰、4峰ともクライミング経験者ならロープは不要。ルートはいくつかあり、どこでも登れる感じ。
3峰も特に難しいところはないが、コルから一段あがったところにあるアンカーから左トラバースした後、直上し終わるまでが核心部といえば、核心部。2P目のチムニー内には多少浮いた石が積み重なっているので慎重に登ろう。
2峰からの下りは懸垂下降するほどではない。

今回は3峰の3P以外はアディダスのトレランシューズで通したが、湯俣からのアプローチも、涸沢の雪渓も特に問題なかった。




高瀬ダムのバックウォーター 青い いい天気
2012年08月01日 16:24撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
8/1 16:24
高瀬ダムのバックウォーター 青い いい天気
綺麗に整備されています。
2012年08月01日 16:40撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
8/1 16:40
綺麗に整備されています。
無名避難小屋
2012年08月01日 16:54撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
8/1 16:54
無名避難小屋
薪ストーブあり
2012年08月01日 16:54撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
8/1 16:54
薪ストーブあり
湯俣温泉の吊り橋にある道標
2012年08月01日 17:35撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
8/1 17:35
湯俣温泉の吊り橋にある道標
吊り橋を渡って晴嵐荘へ
2012年08月01日 17:35撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
8/1 17:35
吊り橋を渡って晴嵐荘へ
晴嵐荘上の取水口
2012年08月02日 05:54撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
8/2 5:54
晴嵐荘上の取水口
水が青い
2012年08月02日 05:54撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
8/2 5:54
水が青い
湯俣。ここを左に行くと
2012年08月02日 05:57撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
1
8/2 5:57
湯俣。ここを左に行くと
吊り橋
2012年08月02日 05:58撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
8/2 5:58
吊り橋
吊り橋の先にある道標
2012年08月02日 05:58撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
8/2 5:58
吊り橋の先にある道標
渡渉にはネオプレーン靴下が有効
2012年08月02日 06:13撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
8/2 6:13
渡渉にはネオプレーン靴下が有効
へつりのフィックス。使えます。
2012年08月02日 06:30撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
1
8/2 6:30
へつりのフィックス。使えます。
中東沢出合
2012年08月02日 06:38撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
8/2 6:38
中東沢出合
こんな感じのところを渡渉
2012年08月02日 06:54撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
2
8/2 6:54
こんな感じのところを渡渉
フィックス。使えます。
2012年08月02日 06:57撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
2
8/2 6:57
フィックス。使えます。
水量はさほど多くない。
2012年08月02日 07:04撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
8/2 7:04
水量はさほど多くない。
北鎌尾根が見えてきました。
2012年08月02日 07:16撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
8/2 7:16
北鎌尾根が見えてきました。
千天出合
2012年08月02日 07:29撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
8/2 7:29
千天出合
千天出合には整地されたbiviポイントあり。
2012年08月02日 07:29撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
1
8/2 7:29
千天出合には整地されたbiviポイントあり。
出合からすぐにある滝。しっかりした巻き道あり。
2012年08月02日 07:40撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
8/2 7:40
出合からすぐにある滝。しっかりした巻き道あり。
北鎌沢
2012年08月02日 10:07撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
1
8/2 10:07
北鎌沢
右俣へ。うっかりすると見過ごしてしまう。
2012年08月02日 10:42撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
1
8/2 10:42
右俣へ。うっかりすると見過ごしてしまう。
独標。直登もできますが、右から巻く踏み跡を辿ります。
2012年08月02日 12:10撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
8/2 12:10
独標。直登もできますが、右から巻く踏み跡を辿ります。
随所に整地されたbiviポイントあり。
2012年08月02日 12:22撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
8/2 12:22
随所に整地されたbiviポイントあり。
独標を越えると槍が迫ってきます。
2012年08月02日 14:02撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
1
8/2 14:02
独標を越えると槍が迫ってきます。
槍本体の登りは短い。
2012年08月02日 14:38撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
8/2 14:38
槍本体の登りは短い。
やっと山頂
2012年08月02日 15:30撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
4
8/2 15:30
やっと山頂
槍ヶ岳山荘。バイオトイレ快適です。
2012年08月02日 15:31撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
8/2 15:31
槍ヶ岳山荘。バイオトイレ快適です。
槍ヶ岳頂上から北鎌尾根を振り返る。
目立つのが独標
2012年08月02日 15:50撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
2
8/2 15:50
槍ヶ岳頂上から北鎌尾根を振り返る。
目立つのが独標
穂高をめざして縦走。槍を振り返る。
2012年08月03日 06:13撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
8/3 6:13
穂高をめざして縦走。槍を振り返る。
南岳小屋、布団干しをしていました。
2012年08月03日 07:36撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
8/3 7:36
南岳小屋、布団干しをしていました。
大キレットへ。
2012年08月03日 07:48撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
3
8/3 7:48
大キレットへ。
南岳からの下り
2012年08月03日 07:55撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
8/3 7:55
南岳からの下り
慎重に降ります。
2012年08月03日 07:57撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
8/3 7:57
慎重に降ります。
南岳からの下りを振り返る。
2012年08月03日 08:10撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
2
8/3 8:10
南岳からの下りを振り返る。
わかっていますが、見ると元気が出る。
2012年08月03日 08:28撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
8/3 8:28
わかっていますが、見ると元気が出る。
キレット核心部、太い鎖でしっかり整備されている。
2012年08月03日 08:40撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
1
8/3 8:40
キレット核心部、太い鎖でしっかり整備されている。
キレット核心部
2012年08月03日 08:41撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
8/3 8:41
キレット核心部
安心です。
2012年08月03日 08:44撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
8/3 8:44
安心です。
条件がよければ問題ない。濡れていると心配。
2012年08月03日 08:44撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
1
8/3 8:44
条件がよければ問題ない。濡れていると心配。
高度感が、気持ちいいです。
2012年08月03日 08:59撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
8/3 8:59
高度感が、気持ちいいです。
垂直に登るところも。
2012年08月03日 09:04撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
8/3 9:04
垂直に登るところも。
キレットから見た滝谷。懐かしい。
2012年08月03日 09:05撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
8/3 9:05
キレットから見た滝谷。懐かしい。
しぶい岳人を発見。
2012年08月03日 09:09撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
5
8/3 9:09
しぶい岳人を発見。
第一尾根。だれも登ってません。寂しい。
2012年08月03日 09:32撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
8/3 9:32
第一尾根。だれも登ってません。寂しい。
絶景が眺められる北穂小屋のテラス。
2012年08月03日 09:35撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
8/3 9:35
絶景が眺められる北穂小屋のテラス。
北穂小屋でコーヒーブレイク。最高!
2012年08月03日 09:52撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
1
8/3 9:52
北穂小屋でコーヒーブレイク。最高!
涸沢岳、ちゃんとピークを踏みました。
2012年08月03日 11:16撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
8/3 11:16
涸沢岳、ちゃんとピークを踏みました。
穂高岳山荘
2012年08月03日 11:25撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
8/3 11:25
穂高岳山荘
すばらしいテラス。
2012年08月03日 11:25撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
8/3 11:25
すばらしいテラス。
ジャンダルムへの稜線。2週間前はガスガスで見えませんでした。
2012年08月03日 12:11撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
8/3 12:11
ジャンダルムへの稜線。2週間前はガスガスで見えませんでした。
吊り尾根から前穂高
2012年08月03日 12:11撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
1
8/3 12:11
吊り尾根から前穂高
奥穂高岳山頂
2012年08月03日 12:11撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
8/3 12:11
奥穂高岳山頂
上高地と乗鞍岳、遠くに御岳山
2012年08月03日 12:19撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
8/3 12:19
上高地と乗鞍岳、遠くに御岳山
ザイテングラード途中から見た北尾根。ここからだと曲がよくわかる。
2012年08月03日 13:24撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
2
8/3 13:24
ザイテングラード途中から見た北尾根。ここからだと曲がよくわかる。
涸沢でツェルト泊。
2012年08月03日 15:40撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
2
8/3 15:40
涸沢でツェルト泊。
涸沢の朝
2012年08月04日 05:06撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
8/4 5:06
涸沢の朝
5・6のコルから見た八ヶ岳(左)富士山、南アルプス(右)
2012年08月04日 07:08撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
8/4 7:08
5・6のコルから見た八ヶ岳(左)富士山、南アルプス(右)
5峰
2012年08月04日 07:08撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
1
8/4 7:08
5峰
4峰
2012年08月04日 07:37撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
1
8/4 7:37
4峰
3峰の核心部を超え、北尾根を見下ろす。
2012年08月04日 09:09撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
1
8/4 9:09
3峰の核心部を超え、北尾根を見下ろす。
3Pめ終了から3峰のピーク。
2012年08月04日 09:09撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
1
8/4 9:09
3Pめ終了から3峰のピーク。
3峰ピーク直下で
2012年08月04日 09:11撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
3
8/4 9:11
3峰ピーク直下で
前穂高頂上から北尾根
2012年08月04日 09:28撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
2
8/4 9:28
前穂高頂上から北尾根
前穂高山頂からの下りも急なので気を付けよう
2012年08月04日 09:56撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
8/4 9:56
前穂高山頂からの下りも急なので気を付けよう
暑い時にはコレ!冷たい風が穴から吹き出している。10分ほど体を冷やしました。
2012年08月04日 12:15撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
8/4 12:15
暑い時にはコレ!冷たい風が穴から吹き出している。10分ほど体を冷やしました。
お疲れ様。
2012年08月04日 12:48撮影 by  PENTAX Optio WG-1 GPS, PENTAX
8/4 12:48
お疲れ様。
撮影機器:

感想

8月1日
9:00自宅発
15:30七倉着タクシーにて高瀬ダムまで。2000円
高瀬ダム発16:00
湯俣着17:30
湯俣晴嵐荘泊 1泊2食9000円 温泉が気持ちよく、3回も入ってしまった。明日、北鎌経由で槍ヶ岳まで行くと言うと、夕食のそばを大盛りに、さらに鰻の蒲焼を付け足してくれた。ありがとうございました。

8月2日
湯俣発6:00
先天出合7:30
北鎌沢出合9:00
北鎌沢を登り始め、かなり高度を稼いだ所で出合にデジカメを忘れてきたことに気づき、出合に戻る。ほとんど下り切る直前で登ってきた2人パーティが拾ってきてくれていた。ありがたい。気合を入れ直して、再び登り始める。
 北鎌のコルまであと三分の一ほどかと思えるところで、地図を読み直して唖然とする。登っていたのは明らかに左俣で、右俣には出合いからすぐの所で入らなくてはならなかった。一瞬、このまま左俣を詰めてしまおうかと思うが、
数年前に左俣に入った単独登山者がシュルンドに落ちて遭難した事故を思いだし、やっぱり戻ることにする。再び、出合い付近まで戻り、水の枯れた右俣に入る。(
左股は水量が豊富)まさかの三回登りだったが、途中で先ほどの2人パーティを抜き、頑張って北鎌のコル着11:20。かなり無駄な体力を使ってしまった。
 これより、ようやく北鎌尾根となる。
独標12:30。ここまで、ガレた尾根道といったところで、特に難しいところはない。槍ヶ岳本体の登りに入る頃、雲が立ちこめ、雷鳴が轟く。槍の基部で様子見をしながら40分ほど待機。雲が去り、青空が見えてきたので再び登り始める。どこがルートかよく解らないのでとりあえず、直登する。
槍ヶ岳頂上着15:10
槍ヶ岳山荘泊

8月3日
今日は涸沢までの移動日なので朝食後、食休みしてから、のんびり出発6:00
すばらしい天気の中、大展望を味わいながら歩く。
南岳7:00大キレット8:30北穂小屋9:30
北穂小屋でカップラーメン(400円)を食べたり、コーヒーを飲んだりしてくつろぐ。
北穂山頂10:20。北穂の南稜を下って涸沢入りする予定だったが、天気も最高、時刻もまだ早いので奥穂まで行くことにした。
涸沢岳11:10
奥穂高岳12:10
穂高岳山荘でのんびりしてからザイテングラードを下る。
涸沢小屋14:30
涸沢小屋に一度チェックインしたが、寝床をみてキャンセル。
キャンプ場にツェルトを張る。寝袋とマットはレンタル。狭い小屋よりずっといい。幕営料一人500円、寝袋2000円、マット500円。小屋で夕食を食べた後、寝袋に入りながら明日の北尾根のソロをイメージする。技術的には問題ないだろうが、ホー
ルドが欠けるとか、先行パーティが落石を起こすとか、不確定要素が無いわけではない。ロープは付けないから落ちれば100%助からない。リラックスして慎重に行こう。

8月4日
涸沢発6:10
体力を温存しながらゆっくり雪渓を登る。
5・6のコル7:00
4・5のコル7:30
4峰の登りで4人パーティをパス。
3・4のコル8:10
先行パーティが2パーティいるので待機。いよいよ核心部の3峰だ。クライミングシューズに履き替える。先行パーティのラストに続いて、登攀開始8:50
一手、一手、慎重に登る。クライミング自体は難しくないが、なかなかの高度感でゾクゾクする。大岩を左に回り込み、直上。ここで先行パーティをパス。さらに、もろいチムニーから凹角を抜け、ここでさらに1パーティをかわす。これで核心部は終わり。各パーティと楽しく会話し、終始リラックスしながらフリーソロできた。
前穂高岳9:20
しばらく穂高には来ないだろうから、360度よ〜く景色を目に焼き付ける。重太郎新道の下りで韓国人パーティに挟まれ、のろのろペースとなる。
上高地着12:40

当初は北鎌尾根はP2から、北尾根は8峰から登るつもりでしたが、ヘタレました。




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コメント

お疲れ様です
動画凄すぎます
見入ってしまいました。
遠くから眺めているだけの世界でしたが、動画だと臨場感がありますね。
ありがとうございました。
これからも気をつけてクライミングなさってください。
何度も見たいのでお気に入りに登録させていただきました。
2012/8/12 10:25
こんにちは。
>mattyanさん

こんにちは。

今のデジカメでは、なかなか本当にシビアな所で、動画を撮っている余裕が無くて、GoProをヘルメットにつければいいかなあ、なんて思ってるところです。

お互いに、安全登山いたしましょう!
2012/8/12 18:28
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
槍ヶ岳北鎌尾根/上高地・水俣乗越ルート
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
新穂高〜上高地
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

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